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分子栄養学

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#オメガ3

オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸をバランス良くするには

オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸をバランス良くするには

オメガ3脂肪酸:オメガ6脂肪酸=1:2〜4が理想的な摂取バランスなのですが、このバランスにするにはどうすればいいのでしょうか?

方法としては「オメガ3脂肪酸を増やす」と「オメガ6脂肪酸を減らす」の2つあります。

まず、「オメガ3脂肪酸を増やす」についてです。

1. オメガ3脂肪酸を増やす

オメガ3脂肪酸は青魚 (サバ・イワシ・サンマなど) やエゴマ油、アマニ油に含まれています。

これらを

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オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は〇〇〇〇良く摂るべし!

オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は〇〇〇〇良く摂るべし!

脂質の1つである「脂肪酸」のうち、「不足しがちなオメガ3脂肪酸」と「過剰になりがちなオメガ6脂肪酸」の働きについて見ていきます。

オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸はともに体内で作ることができない必須脂肪酸ですが、それぞれ逆の作用を持っています。

オメガ3脂肪酸は「細胞膜を柔らかくする・血液をサラサラにする・炎症を抑え、血栓をできにくくする・脳や神経組織に働きかけるなど」の働きがあります。

一方

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脳の約6割が〇〇からできている

脳の約6割が〇〇からできている

突然ですが、脳の成分のうち60%は何でできているかご存じですか?

実は、「約60%が脂質」なのです。そして、残りの約40%がタンパク質、他に糖質やミネラルなどからなっています。

60%の脂質は「オメガ3脂肪酸 (約25%)・リン脂質 (約25%)・コレステロール (約50%) 」に分けられます。

この3種類の脂質のうち今回は「オメガ3脂肪酸」についてお伝えします。

前回、摂りすぎると良くな

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オメガ3脂肪酸を一気に摂る料理とは?

オメガ3脂肪酸を一気に摂る料理とは?

オメガ3脂肪酸の1種であるα-リノレン酸を含むエゴマ油やアマニ油はEPA・DHAと同様に「酸化されやすい」です。

そのため、炒め油や揚げ油として使うと酸化してしまいます。

また、味噌汁やコーヒーなどの温かいものに入れて摂るのもいいですが、「サラダや豆腐、納豆、ヨーグルトなどにかけて食べる」方がより酸化されにくくなります。

油を開封してからも1ヶ月以内など早めに使い切り、冷蔵庫保存するのがおす

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