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マサチューセッツ工科大学(MIT)の課題図書を紹介!

マサチューセッツ工科大学(MIT)は、世界最高峰の理工系大学として知られていますが、その教育は科学技術のみに留まりません。

幅広い教養と深い思考力を養うために、多様な分野の書籍が課題図書として選ばれています。

今回は、MITの課題図書10冊をシラバスを参照して紹介します!


政治・経済・社会

  • 『リヴァイアサン』トマス・ホッブズ

 17世紀のイギリスの哲学者ホッブズによる政治哲学の古典。国家の起源と本質、そして個人の自由と安全保障の関係について考察した本書は、現代社会においても重要な示唆を与えてくれます。

  • 『共産党宣言』カール・マルクス、フリードリヒ・エンゲルス

  19世紀のドイツの思想家マルクスとエンゲルスによる共産主義のバイブル。資本主義社会の矛盾と階級闘争の歴史を分析し、共産主義革命による社会変革を訴えました。

  • 『君主論』ニッコロ・マキャベリ

 16世紀のイタリアの政治思想家マキャベリによる政治論。権謀術数を駆使して権力を維持する方法を論じた本書は、政治の世界におけるリアリズムを描き出しています。

経済学

  • 『ブランシャール マクロ経済学』オリヴィエ・ブランシャール

 現代マクロ経済学の標準的な教科書。経済成長、インフレーション、失業などのマクロ経済の主要なテーマを、明快な説明と豊富な事例で解説しています。

  • 『マクロ経済学講義』O.J.ブランチャード、S.フィッシャー

 上記のブランシャール教授による別のマクロ経済学の教科書。より高度な内容を扱っており、大学院レベルの経済学の学習に最適です。

  • 『資本論』カール・マルクス

 資本主義経済の構造と矛盾を、労働価値説に基づいて分析したマルクスの主著。経済学だけでなく、社会学、哲学などにも大きな影響を与えました。

  • 『Economics』ポール・クルーグマン、ロビン・ウェルズ

  ノーベル経済学賞受賞者であるクルーグマン教授による経済学の入門書。現代経済の様々な問題を、分かりやすい言葉で解説しています。

言語・その他

  • 『英語文章ルールブック』ウィリアム・ストランク、エルウィン・ブルックス・ホワイト

 英語の文章作法の定番書。明快で簡潔な文章を書くためのルールを、豊富な例文とともに解説しています。

  • 『Japanese The Spoken Language, Part 1』 エレノア・ハーズ・ジョーデン、マリ・ノダ

 日本語学習者向けの教科書。音声学に基づいた発音練習と、日常生活でよく使われる表現を学ぶことができます。

  • 『Quarterly Review』 Federal Reserve Bank of Minneapolis

 ミネアポリス連邦準備銀行が発行する経済季刊誌。最新の経済動向や経済政策に関する論文が掲載されています。

以上がMITの課題図書10冊です!

これらの課題図書は、MITの学生が幅広い知識と教養を身につけるために欠かせないものです。同時に、これらの書籍は、現代社会の様々な問題を考える上でも重要な視点を提供してくれます。

面白いなと思ったのは、共産党宣言と資本論など、相反する二極化の本を同時に読ませていること。

世界にある様々な意見にも耳を傾けよ、という教えなのでしょうか。そして、経済に関する本がとても多いところも特徴ですね!

皆さんが読んだ本は、リストに載っていたでしょうか?ぜひコメントで教えて下さい!


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