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#読書
【日記】4/3-4/6
hosaka
保坂和志になりたくて、狂った人が何人もいるように思う。あてずっぽうではなく、実際に数人は、目の前で見たと言っていいと思う。
まず最初に出会った人は、もうあれは二十年近く前になると思う。創作を志す人が集まるウェブサイトの中でのことだった。そのサイトにはチャット機能があり、突然その人がやって来て、周りの人を罵倒しまわっていた、贔屓目に見ても、挑発的な発言を繰り返していた。
誰もい
【日記】江川隆男『残酷と無能力』を読み始める
残酷と無能力について論じている本である。これらの概念の出所は、スピノザと、アルトーと、ドゥルーズである。ドゥルーズは、スピノザとアルトーについて論じている。江川隆男は、今のところ読みが間違っていなければ、ドゥルーズをさらに超え出ようとしている。ドゥルーズも、結局は土地、大地に縛られていたではないか。なんてことを。しかし、そんなむごい扱いをしなければ、新しい概念というのは得られないのかもしれない。
もっとみる【日記】文字が消える
ここしばらく、というとたぶん電子的に日記を書くことになった今年の九月からだが、主にキーボードでしか文章を書いておらず、もともと自分でも信じられない量、手書きで文章を残していたのだが、その習慣が変わったので、文字を忘れ始めている。
そして、そのパソコンのうちでも、かな入力をメインで練習しているものだから、ローマ字入力も、忘れつつある、こちらのほうは、完全に忘れたというほどでもないが、入力ミスが明
【日記】昨月読んだ本、見た映画
昨月読んだ本は二冊だった。西谷修の『ニューノーマルな世界の哲学講義』、入門的内容で、かなり読みやすかった。あと、サドの『閨房哲学』、こちらも後半は読み飛ばしており、ちゃんと読んだとは言えない。
つまり、まともに読書したと言い張る自信はない。そんなこと、言い張らなくてもいいのだが。
しかし、サドを読んだこと(読みかけた、という方が正解だ)は、自分のなかでは、普段にない趣味の本を読んだ気がしてお