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【モンスタークライアントとどう戦う?】その特徴・対処方法・トラブルを防ぐ見極め方

会社を立ち上げたばかりの方や、新規クライアントとの仕事が増えてきた方の中には、
「このお客様、対応があまりに大変…」
「何度も修正を求められて、利益にならない…」
「でも、新規のお客様を獲得したい…」

といった悩みを抱えた経験がある方も多いのではないでしょうか?

ビジネスの現場では、スムーズに取引が進むお客様ばかりではありません。
中には、**理不尽な要求や常識を超えた対応を求める「モンスタークライアント」**に遭遇してしまうことも…。

今回は、そんなモンスタークライアントの特徴や具体的な対処法、
そして事前に回避するための見極め方について解説します!



■ そもそも「モンスタークライアント」とは?

モンスタークライアントとは、取引先として付き合うことで、著しく負担が大きくなる顧客のことです。
時間・労力・精神的負担がかかるだけでなく、最終的に赤字になるケースも少なくありません。

一例を挙げると、以下のようなケースがあります。

【モンスタークライアントの特徴】

過剰な要求を繰り返す(無理難題・追加対応をタダで要求)
「今すぐやって!」と無理な納期を押し付ける
契約範囲を無視して業務範囲を拡大させる
何度も修正依頼・イメージ変更を繰り返す
報酬の値下げ交渉を何度もされる、支払い遅延・未払い
感情的に責め立てたり、人格否定につながる言葉を使う

こうしたクライアントに振り回されると、大切な時間や他の取引先にも悪影響が出てしまいます。

私も事業を立ち上げたばかりの時は、見境なく仕事を取ってきて、沢山のモンスタークライアントに出会い、何度も心を折られた記憶があります。
とにかくやり直しの連続で、夜中まで仕事をする地獄の日々が続き、ついには体調を崩してしまいました。それもまたいい人生経験にはなりましたけど…なるべくそうはならないようにしたいですよね笑
以下では、私自身の経験に基づいて、その対処方法をご説明します。


■ モンスタークライアントに出会ってしまった時の対処法

すでに契約してしまった後に
**「これはモンスターかも…」**と感じた場合、
以下のような冷静かつ適切な対応を取ることが重要です。

① 感情的にならず、冷静に事実ベースで対応

・相手に振り回されて怒りたくなる時こそ、感情ではなく「契約範囲」「納品物」「スケジュール」といった事実で会話をするようにします。
・主観的な意見は避け、**「ご契約上は〇〇となっております」「追加対応についてはお見積りとなります」**など、ビジネスライクに淡々と伝えることが大切です。

② 追加作業や変更には必ず「見積もり」と「確認」を

・**「このくらいサービスでやってあげよう」と自己判断で引き受けてしまうと、
そこからエスカレートして
「前回もやってくれたからタダでできるよね?」**という流れになりがちです。

・必ず**「追加作業=追加料金」と伝えた上で見積もりを提示し、了承を得た上で作業に入る姿勢**を貫きましょう。

③ 「お断り」も選択肢にする勇気を持つ

・何度も理不尽な要求が続く場合、
**「これ以上のお取引は難しいため、今回で終了とさせていただきます」**と伝え、撤退する勇気も必要です。

・ただし、最後まで丁寧に礼儀正しく対応し、引き際もスマートにすることで、無用なトラブルを避けられます。


■ そもそもモンスタークライアントを「見極める」ために事前にできる最善策

一度契約してしまうと、抜け出すのは簡単ではありません。
最初の段階で「この取引先は大丈夫か?」を見極めることが、最大の防御策となります。

① 初回相談・打ち合わせで違和感を感じたら要注意

・やたらと**「安くしてほしい」「すぐできるでしょ?」という言葉が多い
「知り合いに頼んだらもっと安かった」など、値引きや比較を頻繁に持ち出す
・打ち合わせの段階で
曖昧な指示**が多く、後々のトラブルを予感させる

この時点で少しでも違和感があれば、慎重に判断しましょう。


② 契約書・見積書は必須!「口約束」は絶対に避ける

・**「今回は簡単だから契約書なしでいいよね」**などと言われても、
必ず契約書・見積書を取り交わすことが基本です。

範囲・納期・金額・修正回数・追加料金の基準など、
事前に明文化することで後々の「言った・言わない」を防ぐことができます。


③ 仕事を受ける前に「他社の評判」をリサーチする

・企業や個人の評判をネット検索・口コミで事前に調べることで、
過去にトラブルを起こしているクライアントかどうか把握できる場合があります

・特に**「クリエイター搾取」「未払い常習」**など、
業界内で注意喚起されている企業もあるため、一度検索してから判断する習慣をつけましょう。


■ まとめ:

モンスタークライアントに振り回されないために

・契約前:違和感を察知→契約書で守る
・契約後:冷静&事実で対応→追加作業は見積もり必須
・無理なら撤退する勇気も持つ

この姿勢を貫くことで、
「良いお客様」と良好な関係を築きながら、自分の仕事も守ることができます。


あなたのビジネスを守るためにも、「契約前の見極め」と「冷静な対応力」を身につけ、モンスタークライアントに振り回されない業務を目指しましょう!

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