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2023年1月の記事一覧
春夏秋冬 冬 Ⅰ
https://youtu.be/l2v3ReD_bhQ
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風は寒く 吹けば落ち葉は寒さに枯れる
まるで温もりを奪い去るように
雨は冷たく手足を凍らせ
心を凍りつかせるのだろう
そして雪の降る時
この心はきっと氷に閉ざされる
冬の寒さに耐えられる自信がない…
きっとこれが――最後…
Between
ネガティブすぎて
目も当てられない
もっと違う展開で。
風は寒く(吹けば
春夏秋冬 秋 Ⅸ~Ⅹ
https://youtu.be/Hqxpn0jsqpI
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(Ⅸ)
歩けば歩くほど失うものは増えるから
耐えられない時 その歩みは止まるのだろう
抱えた重荷に別れを告げるために
傷みは増えていく
それでも歩み続けるためには―灯火がいる
もう後悔なんてしたくない……
歩む理由なんてそれだけでいい
それはやがて訪れる白銀の雪に耐えうる
長い眠りに抱く蝋燭の黄金に輝く灯火
春夏秋冬 秋 Ⅷ
https://youtu.be/yPBpXcP0LlU
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落葉は星の涙を誘い
流れ星は願うまもなく消え
願いは叶えられないままに祈りを捧ぐ
季節よ―巡れ
星よ―もう一度会いに来て
風は肌寒い
冬がもうすぐ近くまで来ている
紅の絨毯に彩られた道を歩み
落ち葉が舞う
―唄が…
聞こえた気がした
振り返る
愛しき人の影を見る気がした
でもそれは葉が宙を揺れるだけ
その歌声は
春夏秋冬 秋 Ⅶ
https://youtu.be/yvnBbYNlNrg
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とても大好きな温もり
分かり合えない傷み
それすら愛しくて
それは永遠のように長くて
一瞬のような―思い出
大事なものだから
それはきっと心を照らす太陽
夜だけの世界に
月だけが微笑む世界に
―射し込んだ陽
朝の訪れと共に
巡る太陽 そして輝く月
もう一度会えると想うと
あの月さえもその影のようで愛しい
いっその
春夏秋冬 秋 Ⅴ~Ⅵ
https://youtu.be/vyI1vVmUtPE
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i
自分の道を歩んでいた―
それだけでよかった…
星は涙となって降り注ぎ
光は優しくなって零れ落ちていく
ふとゆれる風が眠る草木に寄り添うように
そうして靡く木漏れ日に恋をした
光と闇が出会うように
その巡り会う時の中で触れた温もりが愛しかった
まるで日よりも夜の方が長くなっていくように
いつしか好きな想いよりも
春夏秋冬 秋 Ⅳ
https://youtu.be/B8FrjIADITk
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背中を向けて去りゆく古人
この足は追いかけることもしない
秋に降り積もる落ち葉は渇いた音を立て
虚しさを優しく埋める
この唄はその背中に届くだろうか
伸べた手のように始めた唄は
木々の涙を誘い
それは大地に降り積もる落葉
この唄は思い出の唄
一緒にいられた掛け替えのない時の沁み
この唄は悲しみの唄
その指先を傷つけて
春夏秋冬 秋 Ⅱ
https://youtu.be/Me4bCDx7lWs
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かつて求めた栄光も
それは挫折にとって変わる
かつて得たものも
滴る露のように失っていく
それはまるでかつて青々とした葉が色を失い
そして枯れ大地にように
それは
遠ざかる星に手を伸ばすように
それは
地平に沈む太陽を懇願するように
それは
眠りに落ちる月に憎しみを抱くように
最初から何も得てはいなかった
最初
春夏秋冬 秋 Ⅰ
https://youtu.be/yxCQTG041Ew
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来た道を紅葉が彩る
かつての温もりはここにはないが
風にふわりと浮き上がる―木の葉達がさらさらと歌う
体は力を失った
そっと―風に足をすくわれて―倒れる―
一陣の風は
緑が抜け落ちつつある―葉を舞い上がらせる
一斉に風に乗った葉の中に
虚ろな眼を見開く
まるで時が止まったかのような
永い時の中で
葉が落ちてゆく―雨のよう
春夏秋冬 夏 Ⅷ
https://youtu.be/EpsDuGte1xk
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進み続けることに―少し疲れた
そんな時は夢を見よう 失う前の―思い出を
昔を懐かしんだところで過去には戻れない
だが 心の内なる時計が止まっている
時は進み 誰も彼もが前を向いて歩き始めるというのに
だが 私の足は止まっている―そう―時が止まっている…
―少し 疲れた…
夢を見よう 失う前の―思い出を
失った跡の―こ