春夏秋冬 秋 Ⅶ

https://youtu.be/yvnBbYNlNrg



before


とても大好きな温もり
分かり合えない傷み
それすら愛しくて

それは永遠のように長くて
一瞬のような―思い出

大事なものだから
それはきっと心を照らす太陽

夜だけの世界に
月だけが微笑む世界に
―射し込んだ陽

朝の訪れと共に
巡る太陽 そして輝く月

もう一度会えると想うと
あの月さえもその影のようで愛しい
いっそのこと星になりたい

―この世界に独りにしないで―
流れ星のような涙に願う

今まで愛した時は
雪を降らせ 雨を降らせ 大地に緑を芽生え
それは種を植え 美しい花を咲かせ散る

あなたを愛した花に 寝転がり青空を見る
訪れる冬はいつか去り 再び春が訪れる日を

――願い続けている

between
part1

どこから手をつけていいのか分からないが、
とりあえず、余分な箇所を削っていく。

(とても大好きな温もり
分かり合えない傷み
それすら愛しくて)

(それは)永遠のように長くて
一瞬のような(―)思い出

(大事なものだから)
それはきっと心を照らす太陽

夜だけの世界に
(月だけが微笑む世界に)
―射し込んだ陽

(朝の訪れと共に
巡る太陽 そして輝く月)

(もう一度会えると想うと
あの月さえもその影のようで愛しい
いっそのこと星になりたい)

(―この世界に独りにしないで―)
流れ星のような涙に願う

(今まで愛した時は)
雪を降らせ 雨を降らせ 大地に緑を芽生え
それは種を植え 美しい花を咲かせ散(る)り

(あなたを)愛した花に 寝転がり青空を見る
(訪れる冬はいつか去り 再び春が訪れる日を)

(――願い続けている)

Between
Part2

もう少し全体的に調整して
リズムよくしていく
春夏秋冬における、春の温かな季節が、
その後の秋、冬という寂しくも厳しい時期を耐え抜く力となる
というのは、人生におけるネガティブな期間とも重なるのではないか。

永遠のように長くて
一瞬のような思い出
それはきっと心を照らす太陽

夜だけの世界に
射し込んだ陽

流れ星の(ような)涙に願う
雪(を降らせ)が舞い 雨(を降らせ)が降り
大地に緑(を)が芽生え (それは種を植え)
美しい花を咲かせ散り

(あなたを愛した花に) 寝転がり青空を見る
(訪れる冬はいつか去り 再び春が訪れる日を)

(――願い続けている)

after

永遠のように長くて
一瞬のような思い出は
きっと心を照らす太陽

夜だけの世界に
射し込んだ陽が
流れ星の涙に願う

雪が舞い 雨が降り
大地に緑が芽生え
美しい花を咲かせ散り

花の絨毯に寝転がり青空を見る

詩人です。出版もしております。マガジンで書籍のご案内もいたしております。頂いたサポートは出版の費用にさせていただきます。