大野 弘紀

出版http://poempiece.com/books/2024 外の人https://note.com/welfare 連絡先goldenslumber02@gmail.com

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    ハンドパンの演奏です。

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    出会ったサウンドトラックにレビューを。 お気に入りのジュークボックスに言葉を。 日常に寄り添う音楽たちは生活の伴奏者。 出会った順に、少しずつ、言葉にしていきます。 別名、言葉の自己研鑽。

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詩集シリーズ season7.13 公園で子供還り

詩集 日々を生きる 「受け入れるということ」 大変で 上手くいかなくて 思うように全然進んでいけなくて 焦ったり 傷ついたりもして 自分や誰かを嫌ったり 許せなくなるほど 苦しくなるから 救いにもなる 返答詩集 出逢いと旅 別れと続く道 「思い出の在処」 誰も知らない胸の奥 壊れそうな儚い器に 皹が入って零れたものが涙 傷だらけの美しい器が 一杯になって溢れたものが涙 涙は痛みと微笑み 両方を湛えて 光と闇のように 瞬きながら 海と月のように 揺らいでいる

    • 7 12 詩集シリーズ  仕事の気づき

      詩集 日々を生きる 「その手にあるもの」 途中で挫けても 積み重ねた努力は無駄になんかならない 全部抱えて 未来に持って行けるから 返答詩集 出逢いと旅 別れと続く道 「心の行方」 偶然すれちがって 触れあった手と手は 流れ星のように 一瞬のうちに 離れていってしまう 立ち止まって 振り返った 繋いだ手に残ったものが 痛くて 温かい 残った思い出は色褪せていても 宝石みたいに煌めいて 過去になっても 星みたいに 輝き続けていた 流れ星は 落ちていく 心の中

      • 7 11 ヨッシーアイランド

        詩集 日々を生きる 「意味」 明日は分からなくても 今日だけなら頑張れる 毎日 違う一歩に 同じくらいの重さを賭けようとして 続けることがとても大変なことだから 続けたことが意味になる 返答詩集 出逢いと旅 別れと続く道 「孤独の場所で 触れた温もり」 零れていく雨を一粒一粒拾うように 失われていく時計の砂を精一杯受け止めるように 流れていく時間の中で握りしめたものたちが囁いている 夜の彼方に失ったものを包み込んで 訪れる朝陽の木漏れ日を 誰にも触れられない 自分

        • 7 10 詩集シリーズ

          詩集 日々を生きる 「歩み」 一歩が どんなに重くても 辛くても 苦しくても 生きているだけで 進んでいる 思想詩集 光と闇の物語 十章 「夜の物語」 月が歌い 海が眠り 山を奏で 木々が囁く 花が揺れて夢を見る 夜は宇宙の姿 闇は星一つ見えない空 閃光と暗黒の衝突 散る火花と瞬く漆黒 散りばめた星と広がる闇 光と闇は互いに絡まるように 鬩ぎ合い 煌めき 瞬き 散る 世界の螺旋の形 過去 未来 現在 光の移ろい 時の始まり 夜の前には すべてが等しく 満ち足

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          7 9 詩集シリーズ

          詩集 日々を生きる 「優しさ」 空気みたいなもの 誰も気にもとめない 重さにも気がつかない かけがえのないもの 思想詩集 光と闇の物語 九章「命の物語」 紡いだ言葉を胸にして 世界を彩る光に出逢う 誰か一人でも欠けたら終わりの物語 今まで続いていることが奇跡の軌跡 名前を呼んで一緒に見た景色を言葉にする 伝えたかった気持ちも忘れないように 思い出になって 心に残り続ける 返答詩集 出逢いと旅 別れと続く道 「煌めき」 灯台の光のように闇夜を射抜き 標のよう

          7 9 詩集シリーズ

          7 8 詩集シリーズ

          詩集 日々を生きる 「痛み」 大切にしたいのに 全然できなくて どうしてだろう 胸が くしゃくしゃになりそうな気がして 痛くて 大切にできなくても 痛みを感じることは 絶対に大切にしていい 思想詩集 光と闇の物語 八章「星の物語」 星はたった独りで輝いていました 闇の中でどうしていいのか分からず 手を伸べるように 星は歌うように光るのでした 光は彼方に届くことがあるだろうか 希う永遠のような時間の中で 星は生まれて初めて夢を見ました 数々の星が宇宙に瞬き 

          7 8 詩集シリーズ

          7 7 詩集シリーズ

          詩集 日々を生きる 「クレヨン」 描けば描くほど 先が丸くなって 失われて 消えていく 蝋燭のように 止まらずに奔り続けるのなら 命の時間さえも描けるのかもしれない 失われた風景は 星のように どこかに残り続けるのかもしれない 幼い手が残した クレヨンの落書きのように 懐かしい場所で ひっそりと 守られているのかもしれない 思想詩集 光と闇の物語 七章「孤独と温もり」 夜 闇の中で独り 溢れてしまいそうな 闇 静寂と恐怖に 溺れてしまいそう 深淵から逃れるよう

          7 7 詩集シリーズ

          7 6 詩集シリーズ

          詩集 日々を生きる 「微笑み」 何だか哀しい 秘密を湛えているのかもしれない 微かな日溜まりのような 零れたのは優しさかもしれない 思想詩集 光と闇の物語 六章「兎の物語」 1 月には兎が住んでいます 月は海底のように静かで とても寒い場所で 白銀の砂漠のようでした 森にいた時 見上げた夜空に浮かぶ月は とても美しく 兎は月へと跳んでみたいと思いました どんなに跳んでも月には届きません 近くにありそうで どこまでも遠いのでした 兎は目を閉じます 一緒に

          7 6 詩集シリーズ

          7 5 詩集シリーズ 頭と腹と

          詩集 日々を生きる 「天の邪鬼」 しなければならないと思うとやる気が出ないのに しなくてよくなった途端にやる気になったりする 残酷な人でも優しい手を知っている もしかしたら宿しているのは座敷童 天使のような温もりと 悪魔のような冷たさを併せ持つ 人は矛盾している 自然さえも そうなのだから 思想詩集 光と闇の物語 五章「山と風」 ⅰ 風は自由な旅人 木々と戯れたと思ったら空へと飛翔して雲と語らい 光に抱かれて眠るかと思えば海に舞い降りて踊り詠う 何処へ行く

          7 5 詩集シリーズ 頭と腹と

          7 4 詩集シリーズ 2525のミラクル

          詩集 日々を生きる 「色彩」 知らない景色は 触れたら 知っている風景に 塗り替わる 未来も きっと過去も 今 目の前の光景も 思想詩集 光と闇の物語 四章「涙と花と」 花は詠う 風にそよいでゆらゆらと 香りに歌詞をつけてふわふわと 風の音を伴奏にして聞こえない歌を 雨の陽は交響曲を 雷の轟きには静寂の音を 風の静けさには凛と立つ高らかな鐘の音を 聞く人がいなくても 花は歌う 深紅の花弁は光浴びれば炎のように 燃え尽きるように枯れる時が来るまで 静かに 懸命に

          7 4 詩集シリーズ 2525のミラクル

          7 3 詩集シリーズ

          詩集 日々を生きる 「言葉にすること」 大変なことも 些細なことも 心が揺らいで 震えたから 言の葉になって 落ちてきた 言葉になったから 形を纏い 鼓動を始めた 誰かが両手で放った 羽根のように 空へと誘われて 出会って 触れて 姿を変えて 旅をする 見上げた空に 出会った言葉の始まりを 知らなくても 生き続ける 触れたことのない 温もりを秘めて 思想詩集 光と闇の物語 三章「月と海」 揺らぎ 満ち引く光と闇 深淵を誰も覗き見ることはできないと海は言う

          7 3 詩集シリーズ

          7 2 詩集シリーズ (人生初池袋)

          詩集 日々を生きる 「温もり」 伸ばした指先を掴む 小さな手 一つの大きな指にも満たない 小さな指たちが掴んだ 弱々しくもできる限りの 一生懸命な力で 指が掴んだものは 未来かもしれない 思想詩集 光と闇の物語 「月と夜と」 1 月は静かに光る 眩く 消え入りそうな儚さで 勇気づけるように力強く 傷ついた後ろ姿のように弱弱しく 月は夜の背中に隠れてしまう 夜が尋ねると 月は自分の放つ光が怖いという 夜にはよく分からなかったけど 月には月の苦しみがあるのだろ

          7 2 詩集シリーズ (人生初池袋)

          7 1 詩集シリーズ(コーヒーについて)

          詩集 日常を生きる 「日常」 一歩を積み重ねて 自分だけの道を 形作っている 白紙に今日を描いて 淡々と押し流されそうになって 溢れ出すような何かに翻弄されながら 必死に握りしめている 当たり前であるのに 奇跡に満ちた 日常という 営み 思想詩集 光と闇の物語 一章「影」 足元の影は深い海のように 痛みを引き受けている 世界に訪れる暗い夜のような 壊れたピアノみたいな音を立てて 影の手が受けとめている 色あせた闇に手を当てる 冷たくて 夜の砂漠のようだった

          7 1 詩集シリーズ(コーヒーについて)

          6 18 詩集 リバイバル おまけトーク(マックチキンの裏側で)

          返答詩集 余韻 「もう一度始まる歌」 陽が落ちれば 夕暮れは胸をしめつける なくしてしまった想いが 変わってしまった気持ちが 夜の中に溶けていく 足下に咲く花と 彼方の星の語らいは 蝋燭の火のようで 小さな鼓動は勇気のようで 朝陽の煌めきは 未来まで見渡せそうなくらいに眩しくて 流れていく雲のように遠くて もう一度続けられるかどうかも分からない 挫ければもうやめてしまうかもしれない 光は瞬いて 風は囁いて この手に届くから 届かなかったものは 道の果てにきっとある

          6 18 詩集 リバイバル おまけトーク(マックチキンの裏側で)

          17 詩集 リバイバル おまけトーク(マックチキチキンの流れ)

          返答詩集 余韻 「失われた光を握りしめて」 目を瞑れば 影の中に飲み込まれそうになる 出逢いの数だけ 温かな思い出を失ってきた 時を奪われた時計のようで 永遠に海原に漂流する氷の欠片のようで 意味なんてなくても 胸の内が虚しくても 呼吸は続いて 胸の奥で光は鼓動する 彼方の闇に浮かぶ 月のように 残った光に手を伸ばして 触れてくれる温もりが 命を灯火のように抱えて 胸の奥の鼓動が 世界に響き渡る 太陽の光のように 世界を温かく照らす 空っぽな手が刻みつけてきた針

          17 詩集 リバイバル おまけトーク(マックチキチキンの流れ)

          6 16 詩集 リバイバル おまけトーク(我慢の転換)

          思想詩集 子守歌 「宝物」 駆けだしたくなって 踏み出した一歩から始まる物語 胸の鼓動 キラキラと光る空や木の葉 時めいて心躍る瞬間が刻みつけた風景 夢のように過る淡い想い 奏でた風と光の音色 拾い集めた思い出 夜の彼方で月が詠い 星が微笑む 傍で花が香りを奏で 木が風に吹かれてささやいて 見えない場所で 胸を温めるもの 返答詩集 余韻 「歩むために差し出したもの」 失ってまで歩んだのは 何のためだったのだろう 一歩のために 胸の中にしまったものを一つ差し出し

          6 16 詩集 リバイバル おまけトーク(我慢の転換)