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自己キャリア開発

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自分自身のキャリアをより良いものにするためには、「刃を研ぐ」必要がある。 そんな、「刃を研ぐ」のに有用な情報を書いた記事をまとめた。 各種セミナーに参加した折のレポートも多数含む。
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#学び

「デジタル」は手段ではなく与件

「デジタル」は手段ではなく与件

マーケティングにおける
「デジタル」の位置付けについて、
考えを巡らせていました。

先日、このnoteで、デジタル時代の
マーケティングコミュニケーション
について少し書いたところです。

このときは、マーケティングという
幅広く奥深い世界の中でも、
コミュニケーションという分野に
絞った形で、割とライトな内容にて
書かせてもらいました。

しかしながら、コミュニケーション
だけに限らず、マーケ

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自分の人生を堅固な建造物に造り上げる

自分の人生を堅固な建造物に造り上げる

この写真は、大倉山記念館です。

1991年に横浜市指定有形文化財として
指定されたこの館は、元々は1932年に
「大倉精神文化研究所」の本館として
創建されました。

1981年に横浜市が寄贈を受け、
大改修を経て、1984年に改めて
生まれ変わり、今に至ります。

美しいファサードは、古代ギリシャ以前の
「プレヘレニック様式」という世界的にも
希少な建築様式を用いつつ、東洋の意匠も
取り入れて

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一緒に学び続けましょう

一緒に学び続けましょう

つい先日、自分にとっての「サードプレイス」を
持ちましょう、という趣旨の投稿をしました。

家庭が「ファーストプレイス」
会社が「セカンドプレイス」
それ以外に帰属できる組織やコミュニティを
持てるか否かが、人生の質を大きく改善する
可能性を秘めているのですよね。

「サードプレイス」では、他の二つでは
成し得ないことを実現できる場にしたり、
他の二つから距離を置いてちょっとだけ
一休みしたいとき

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マーケティングの本質を考える、学ぶ

マーケティングの本質を考える、学ぶ

最強のマーケティングは、
売り込まなくても売れる、
そういう状態を創ること。

勝手に売れていく、
売ってくださいとお願いされる、
そんな状態へと導くこと。

マーケティングは、
セリングを不要にすること、
そう喝破したのはドラッカー。

もう50年も前から、
マーケティングの本質を
ズバリと言い当てていた。

後から様々な学者が出て来て、
マーケティングも体系化され、
膨大かつ詳細な理論が提唱さ

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商品を世の中に送り出す力を付けるには

商品を世の中に送り出す力を付けるには

写真にあるのは、牛ほほ肉の赤ワイン煮込み。
これを作るのには、相当な手間暇がかかる。
お肉を一晩の間赤ワインに浸け置きするのが
スタンダードなレシピだ。

時間と手間をしっかりかけることで、
あのホロホロと口の中でほどける口当たりと、
濃厚な旨みの詰まった味わいが生まれる。

この牛ほほ肉の赤ワイン煮込みのような
長時間の準備と手間がかかる料理だけが
美味しいなどということはないものの、
それだけ

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マーケティングが未来を創る

マーケティングが未来を創る

私のキャリアの始まりは、
マーケティングとは縁もゆかりもない
ところからだった。
大学院で法律(経済法)を学んだ後に
新卒入社した会社では、
法的な思考を生かせるようにとの思いから、
ビジネスルールづくりやその運用、
要はトラブル解決などを主に担当していた。

4年ほど経過して、偶然その時に行われた
リストラの余波で、マーケティングに
配置転換となる。
これが、ある意味運命的な出会いだった。

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「神頼み」より「マーケティング頼み」

「神頼み」より「マーケティング頼み」

などとつぶやきたくなる。
そんな悩みを抱えている人は、
どの位いるのだろうか?

一口に悩みといっても、
恋愛の悩み、
家族関係の悩み、
仕事にまつわる悩み、
お金に関する悩み、
容姿に関する悩み、、、
人によって千差万別だ。
また、同じ人であっても、
どんなライフステージにあるかで、
悩みの内容や質が変わってくる。

ビジネス上の悩みに絞ってみよう。
事業の経営をされている方も、
サラリーマンも

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抽象と具体を行き来する

抽象と具体を行き来する

今日も懲りずに、セミナーをアピールする
こととしたい。

受講者よりいただいたお声の中から、
今日はこちらをピックアップ。

マーケティングの基盤を知りつつ、参加者の皆さんのリアルな事例をお聞きして、「抽象と具体の行き来」をできたことが、最大の学び。

この「抽象と具体の行き来」という
キーワードには、グッと心をつかむ
力がある。
ある意味、人生というのは、この
抽象と具体を何度も繰り返し行き来

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事例で理解を深め、ワークで自分ごと化する

事例で理解を深め、ワークで自分ごと化する

昨日に引き続き、10月末に開講予定の
こちらの講座をアピールさせていただく。

いただいた感想から、また一つ
ピックアップしてご紹介しよう。

「基本概念に、ホットな話題提供での相互理解、ワークを通じて自身の価値明確化ができた」

講座の狙いは、あくまでも、
マーケティングの基礎的な考え方を
身に付けていただくこと。
それが、多種多様な仕事を進めて
行く上で、非常に応用が利くと
考えるからである。

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マーケティングの知恵を学ぶ

マーケティングの知恵を学ぶ

知識は生ものである。
どんどん新しい知識が生まれ、
取って代わられていく。
古臭くなって、使われなくなったり、
少なくとも使用頻度が減っていく。

これに対し、知恵はもっと本質的で、
そう簡単には古びない。
長いスパンで活用されていくもの
だと理解している。

デジタル大辞泉によれば、
「知識」と「知恵」はそれぞれ
以下のような定義となる。
(一部割愛、太字は筆者)

ち‐しき【知識】
1 知るこ

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「大人のサードプレイス」へのお誘い

「大人のサードプレイス」へのお誘い

「Yahoo!ニュース」に「個人」という
カテゴリがある。
昨日、こちらに4本のインタビュー
記事が一挙掲載された。
インタビューされた人は、
小杉俊哉さん。
Yahoo!の記事タイトルにある
『起業家のように企業で働く』
という著書が14刷を重ね、
それ以外にも数多の著書を持つ
ベストセラー作家としての顔を持つ
経営コンサルタントである。

1回のインタビューを4分割して
記事にしているのだが、

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最高学歴より最新学歴

最高学歴より最新学歴

大学のことを「最高学府」と呼ぶ。
大学院を出ている人も、もちろん沢山
いるわけだが、大学院も大学の一部と
言えるので、やはり「最高学府」で
あることに変わりないだろう。

「最高学歴」と言われると、
「〇〇高校卒」とか、
「xx大学卒」とか、
「△△大学院修了」
などと答えるのが一般的だ。
ただ、多くの人は18歳とか、22歳、
あるいはその前後で卒業となるので、
途中でMBAに行きました!などの

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強いて勉めるか、問うて学ぶか

強いて勉めるか、問うて学ぶか

「勉強しなさい!」

親からそう言われた記憶が、
幸いなことにない。
いや、言われたことがあったの
かもしれないが、本当に覚えが
ないのだ。

ドラえもんによく出て来る場面
の一つに、のび太のお母さんが
「もう宿題は済んだの?」
「勉強はやったの?」
などと尋ね、してないと分かるや
「のーびーたーーー!!!」
と激ギレするところがある。

こんな風にのび太に接しても、
自ら宿題をやるようになるはず

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「乱気流」の時代、自分に問うべきは何か?

「乱気流」の時代、自分に問うべきは何か?

先週の土曜日は、大変に濃い学びを
得た日だった。
ここで何度も書かせていただいた通り、
DAF22というイベントで半日ずっと
学び漬け。
その後、会場からは自宅よりも実家の
方が近いので、老親の顔を見がてら
実家に赴いて夕食をとった後、
これまたいつもお世話になっている
「渋澤・ドラッカー研究会」の主催で
「乱気流時代のセルフ・マネジメント」
と題するセミナーをZOOMで受講した。

お話しくださ

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