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自己キャリア開発

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自分自身のキャリアをより良いものにするためには、「刃を研ぐ」必要がある。 そんな、「刃を研ぐ」のに有用な情報を書いた記事をまとめた。 各種セミナーに参加した折のレポートも多数含む。
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2023年2月の記事一覧

逆境を乗り越えて進化したイベント

逆境を乗り越えて進化したイベント

新型コロナを5月8日に「5類」に
移行するという政府方針を受け、
マスク対策の見直しも進んでいる
のは周知の通り。

待ちに待った「マスク解禁」!
という思いが個人的には強いが、
まだまだマスクを外す気がない
という意見も多い様子。

現実はどのように推移するのか、
興味深いところであるが、
「解禁」「緩和」方向の動きが、
徐々にではあるものの、着実に
増えて来ているのは嬉しい限り。

特にこの3

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どんな人材投資を行っていくかの方針を決める

どんな人材投資を行っていくかの方針を決める

某社の社員研修をお手伝いする機会に
恵まれ、久々にJALの国内線に乗って
福岡へと出張してきた。

選抜された30名ほどの社員の方々に、
商品開発に関する研修を行うというのが
ミッション。

伺った会社では、新しい商品をいかに
開発するかにあたり、より体系的な
アプローチを取り入れていきたい、
とのことで、私の知識と経験をご提供
することになったのである。

事前に状況を軽く伺った上で、
どのよう

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江戸時代に展示会を開いた男

江戸時代に展示会を開いた男

東京ビックサイトで明日まで開かれている
東京インターナショナルギフト・ショー、
何と第95回を数える老舗展示会だ。

あの広大な会場に、多くの企業が
押し合いへし合い、自社ブースを
設営する。
そして、今、旬な売り物を中心に、
商品が魅力的に見えるような展示を
工夫して、お客様の来場を待つ。

展示会というものには、色々な機能が
あるのだが、出展企業が最も期待する
こと、それは新規顧客との出会いで

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足りないからこそ創造性を発揮できる

足りないからこそ創造性を発揮できる

何かができないことの言い訳として、
「お金がない」
「時間がない」
「人がいない」
「設備が不十分」
などといったことをつらつらと
挙げる人がいる。

要は、「ヒト・モノ・カネ」といった
資源が足りないから、
できなくても仕方ないよね、
ということを相手に認めさせたい
わけだ。

こういった言葉を、無意識のうちに
使ってしまっていないだろうか。
「断じてこんな言い訳じみた言葉は
使っていない!」

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小さなプライドを捨てる

小さなプライドを捨てる

先月の『致知』に、豆腐屋あこさんの
インタビュー記事が出ていたのを
見つけて、こちらで記事にしたばかり
だが、もう一つ大切な記事を発見。
立川談慶師匠が随想を寄せていたのだ。

師匠の著書を読んだ折に、こちらで
記事を書かせてもらったことがある。

著書が何と20冊以上!
談志師匠の教えを後世に残すことを
ご自身の「恩返し」、言い換えれば
「ミッション」と捉えて、精力的に
活動されている。

『致

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ChatGPTが話題を席巻しているが

ChatGPTが話題を席巻しているが

AIのニュースが話題に出ない日はない
と言っても過言ではない昨今。

昨年の半ばから俄然注目を浴びる
ようになった、画像生成AI。
MidjourneyやStable Diffusionが
最も名前を売ったサービスだと
思われるが、それ以外にも雨後の
タケノコのように様々なサービスが
しのぎを削っているのが現実。

昨年12月に書いた下記の記事は、
Novel AIというサービスについて
触れてい

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1年の11分の1が早くも終わった

1年の11分の1が早くも終わった

1月が終わると、
「1年の12分の1が(もう)終わった!」
という気になる。
しかし、1月は31日あり、平均日数より
多いのが事実。

1年は365日あると考えると、
10分の1は36.5日。
つまり、2月も7日になれば、既に
「1年の10分の1が終わった!」
という計算になる。

そして実は、2月の2日が終わった辺りで
「1年の11分の1が終わった!」
となる計算なのだ。

新年に合わせて、新し

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役割が人を作る

役割が人を作る

ある有名企業の社長さんは、まだ50手前。
カリスマの先代から直接後を継がずに、
一旦別のベテランの方を挟み、
40半ばで社長に就任。

当初はやや頼りなさげなところも
見え隠れしていたそうだが、
数年が経って、非常に堂々とした
態度に変わってきたそうだ。

変わったのが分かるのは、目付き。
そして、恐らくは精神的な余裕から
生まれる態度。
経験が自信を生み、それが態度にも
表れるようになったのだろ

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「強み」は常に出力過剰

「強み」は常に出力過剰

先週土曜日の夜に参加した読書会の
ことを数日前の記事で書いたが、
今日はその続編的な内容。

会の中で、井坂さんが述べていらした
言葉が、とても粘っこく、頭に残る
フレーズだったのだ。
それが、「強みは常に出力過剰」。

ドラッカーは、終始一貫して、
人の「強み」に焦点を当てるべき
ことを説いてきた。

「弱み」を何とかして引き上げる
ことに無駄な時間と労力を使うの
ではなく、「強み」をいかにして

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