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夢日記 2024.9.22
自殺したフォロワーが生きていたという夢を見たよ
その子のアカウントが更新されていてびっくりしながら見に行くんだけど単に誰かがアーカイブとしてその子の絵をあげ直していただけで、やっぱり死んでいたという夢を見たよ
まだ見たことのない絵もあって、でも美しい作品ばかりだったのだけれど、それも夢だったみたい もう更新されることがない、続きがないというのが、死ぬことだと知ってる
その子はいつもアカウントを作
濫読日記 2024.9.20
数ヶ月前に近所の書店が閉店してリサイクルショップに変わってしまって、まあそれも慣れたある日に、ふとその店舗の隣にあった植え込みも全部なくなっているのに今さら気付く。おかげで店の外壁にあるブランドバッグ買い取りの広告がよくよく見えるようになっていて、今さら変な気持ちだ。
自分はもう数年くらい精神がだめで、かつてそこに居たものの亡霊でしかない、なににも触れなくて過ぎ去っていくばかりの感覚で生きている
読書感想 『2028年 街から書店が消える日』
こんにちは。
小島俊一『2028年 街から書店が消える日』を読みました。なかなか衝撃的なタイトルですね、出版業界の現状に警鐘を鳴らし構造転換を求める強いメッセージという感じの本でした。
業界の置かれている状況や利益の形態が一般読者にもわかりやすいように語られている一方で、ちょっとインタビューとかの聞き方と書き方が恣意的かなーという気もします。まあ事実、旧態依然のままでは業界全体が立ち行かなくな
濫読日記 2024.9.5-7 石川旅
友人と車で二泊三日で石川県まで行ってきた。
一日目は金沢まで移動して兼六園。二日目は加賀の那谷寺へ行き、そこから能登まで海沿いを北上。三日目は金沢城と金沢21世紀美術館。
初めて北陸ちゃんと訪ねたけど、すごく良いところだったなー。また行きたい。生まれが日本海側なので何となく空気や土地が肌に馴染む。
自然の恵みの上に築かれた生活や歴史のなかに、震災の爪痕が点々と残っていて、自然の大きさとその両義性
映画感想 『ベトナムから遠く離れて』(1967)
『ベトナムから遠く離れて』(1967)を観た。
ベトナム反戦運動を背景にクリス・マルケルが中心に製作されたフランスのドキュメンタリー映画。オムニバス形式でアラン・レネやヨリス・イヴェンス、クロード・ルルーシュ、ジャン=リュック・ゴダールなど錚々たるメンバーが参加。
各地の反戦デモやそれに反対するデモ、ベトナムの生活の風景と人々の顔、トム・パクストンのフォークソング、米軍司令官によるベトナム戦争に
映画感想 ファスビンダー傑作選2024『自由の暴力』『リリー・マルレーン』『エフィ・ブリースト』
Bunkamuraル・シネマで、ファスビンダー傑作選2024『自由の暴力』『リリー・マルレーン』『エフィ・ブリースト』を観てきた。
一日に続けて何本も映画観るといつも肩がバキバキのお終いになる。
本記事は映画の内容に関するネタバレを多分に含みます。
『自由の暴力』(1974)は、同性愛者であるファスビンダー監督が男性同性愛者を初めて正面から扱った作品。多くの作品で男女のメロドラマを通して社会の構
濫読日記 デ・キリコ展
こんにちは。
東京都美術館でやっているデ・キリコ展へ行って参りました。
シュルレアリスムに影響を与え形而上絵画の先駆けとなったイタリアの画家、ジョルジュ・デ・キリコの作品と経歴を概観できる展示です。
やはり巨匠ともあってか作品数やラインナップにはやや物足りなさを感じたものの、好きな画家の作品を間近で観れたのはとても良かったです。
面白かったのは空間デザイン。展示空間で、デ・キリコの絵画に見られ
映画感想『デッドプール&ウルヴァリン』+予習リスト
池袋グランドシネマサンシャインのドデカいIMAXのスクリーンで『デッドプール&ウルヴァリン』を観てきました。
初めてあんなデカいスクリーンで映画観たんだけど日本一デカいらしいね。なんか5階建てのビルくらいの高さあるって。作品の好みもあって普段はミニシアターで映画観ることのほうが多いのですが、この映画はなるべくデカい映画館で観てほしい……!と思います。音響も映像も大迫力で最高でした。そしてポップコー
濫読日記 ハリー・ポッター スタジオツアー東京に行ってきたよ
こんばんは、ハリポタ大好きです。
スタジオツアー東京にいってきたよー。これが二度目です。やっぱり楽しすぎた。
屋内で一日中楽しめるので、暑い夏のおでかけに、皆様も是非どうでしょう。私は原作オタクですが、映画のセットを再現したエンターテイメント施設なので、映画の知識だけで十分楽しめます🎶
12時入場のチケットを購入したので、11時に到着してショップを見てまわってからツアーに入りました。見所が沢山
読書感想 向坂くじら『いなくなくならなくならないで』を読んだ
こんにちは。芥川賞候補作に選ばれた向坂くじらさんの初小説『いなくなくならなくならないで』を読み終えました。
大学三年の秋、時子のもとに四年前に自殺したはずの親友、朝日が現れて、止まっていた時間は、ずれていく時計のように動き出す。あらすじはそんな感じです。
向坂さんは以前から詩の活動で気になっていて、日常生活や身体感覚の描写から、命というか生きていることというか存在していることの輪郭を鮮明に描く
濫読日記 #この夏やりたいこと
後先考えずに予定を入れたら忙しくなりすぎて、一昨日とかは予定の合間に、浴衣姿のままコメダでパソコンをずっとカタカタしていた……
やっと忙しいのが一段落ついたので、夏のうちにやりたいことを備忘録兼ねてメモしておこう。一ヶ月後くらいに達成度を振り返れたらいいなあ。
・たくさん本を読む
積読を消化する夏にしたいなあ、とか言って読むより早いスピードで本が増えていくばかりなんですけどね。
・映画いっぱい