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そらをとべないぼくたちの

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雑記/エッセイ まとめ。
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#人生

Hey Siri, あんたが主人公の恋愛小説を書くから

 
シャッフル再生をタップしたのは自分のくせに、いま聴きたいのはきみじゃないって何度も何度も曲を先送りにする、はじめから聴きたい曲、選べばいいじゃんっていつかもっとポップで気安くなったSiriに言われたりするんだろうか、
うるさいなぁ、わかってるって、知ってるよ、でもさぁ、そういう、そういう奇跡みたいな小さな偶然を繰り返してないと、自分が特別じゃないってこと思い知らされちゃいそうで、それがとても耐

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ロックンロールイズノットデッドとしんでいく夏

 
もうあんまり覚えてもないけれどしあわせな夢を見たような気がする、お気に入りのラブソングを聴きながら鶏肉を切ってからあげを仕込む間、これがあのひとのためならいいのにとぼんやり思った、料理もほかの家事も、たいして得意なわけじゃないのにね、
洗いものをする頃には口ずさむ曲は変わっていた、サンボマスターのロックンロールイズノットデッド、最近こればかり聴いてる気がする。
強く願って明日を変えたい、そうい

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詩のような詩にならない詩を書きたい日のきせき

詩のような詩にならない詩を書きたい日のきせき

 
12月ですね、あと1ヶ月で今年も終わるんだって、ほんとうは別にだからどうってことはないんだけど、はやいなぁ、やばいなぁって、ぼんやりした焦燥感と鑑賞にひたったりする。2020年だって、ピンとこないよねぇ。
 
 
たとえば周期的な憂鬱とか、生活のくるしさとか、うまくできないこととか、簡単になくなったりぐちゃぐちゃになったりする恋とかひととの関係とか、
なんかもう全部嫌になっちゃいそうになっ

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あのころわたしファッション雑誌の占いがきらいだったね

 
今日は月曜だったからさ、更新された週間の運勢を確認したの、ラッキーカラーピンクなんだって、ピンクは好きだけどたぶん、そのためには選べないよ。

信じてもない星座占いを見るのが日課になってしまった、良いことが起こりそうな日だけ鵜呑みにしてなんとか毎日をやり過ごしてる、嘘、ほんとうはそんなに頼りにしてない、明日この世から占いってものが消えても、なにひとつ困らず変わらずいられる、そんな、そんな自分が

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詩人にもエッセイストにもなれない毎夜

 
考えなきゃなんないことの大抵は考えたくないことで、やんなきゃいけないことの大抵はやりたくないことで、そのくせ書きたいことを書くのは難しくて、今日も生活、ままならないけどなんとか生きてはいるんですけど、それでいいよって言ってくれませんか、心から、心からですよ。

 
まともな、ふつうな、じょうずな、生き方ってなんですか、そんなものあるんですかって世の中を睨むように思いながら、じょうずに生きられな

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せかいいちおだやかなロシアンルーレット

 
詩を書くために生きられればよかった、それがだめなら生きるために詩を書きたかった
 

深夜2時40分、Twitterでつぶやいたこの言葉が今のじぶんの大体ぜんぶなんだと思う、全然ネガティブとかじゃないよ、最近、やっと人としてはじまりに立ったような気がしている、まだなにもはじまってはないし相変わらず不安定だけど、そう、なんかね、ようやく物心がついたみたいな。
寂しがりやだからひとが好きだし、ひと

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しあわせの定義なんかわかんないけど、一緒にわらおうね

遊びに行った祖母の家でね、とつぜん、祖母が聞くんです。
「今幸せですか」、って。
いきなりどうしたのって、みんな笑ったけど、おんなじくらい多分、みんな考えてて、だってね、手放しでしあわせ!って言うの、難しいでしょう。
すごい幸せだよ、とは言えないねって、幸せな瞬間もそりゃああるけど、あぁもう、ってときだってあるし、健康でね、そんなこと考えられるのも、贅沢な悩みなのかもしんないけど、でも、やっぱりわ

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あのね。

 
すきなひとたちといるときだけは、あぁもう、なににもなれなくたっていいのかもしれないと思えるのだ、だってわたしは、なにものでもなくても、きみたちのこときっと愛おしいし。
でもね、やっぱり、なにかになるためにがんばっていないと、わたしはわたしを愛せなくて、誰かに愛されることもないんじゃないかって、明け方のまちのうつくしさに思ったの、ちょうどよく必要なものだけで成り立ったまち、必要なもの、まだ選び

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きょうのそうびはどれにする?

 
新品のワンピースや箱の中でころがるイヤリングを見ていると、ほんと、人生ってわかんないもんだよねって思う。
そんな大層なことじゃないんだけど、だって、中学生のころのわたしは、肌の透けるレースの袖を可愛いって思ったり、顔の横でイヤリングが揺れることで心が弾んだり、レッドブラウンのリップを選んだりするような日、一生来ないと思っていた。

 
ひとって良くも悪くも変わっていく生き物らしくて、多分、い

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