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桶屋雑記(第1期)

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基本人との関わり方とか小説の話しかしないマガジンです。 毎日更新します。たまに進捗報告になります。
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毎日投稿期間(40日)、ひとまず終了!

毎日投稿期間(40日)、ひとまず終了!

今日でちょうど40日で節目らしい。
書くことも尽きてきたので、日記形式の毎日投稿は一旦ここで終わりにしようと思う。
正直40日連続で投稿できるなんて思っていなかったし、自分でも驚いている。
毎日1000字~1500字の進捗を生んだ。今日までで56898字も重なった。
2ヶ月と少しあれば10万字に到達する算段だ。意外と多かった。
さて、当初の目的である執筆の習慣化はできた。
今度はこの習慣を創作に充

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業務日報みたいな日記 Ubuntuと格闘した編。

業務日報みたいな日記 Ubuntuと格闘した編。

Ubuntuをはじめて本格的に利用した。

UbuntuとはパソコンのOSの1つ、LinuxOSをもとに作ったフリーのOSだ。(Linuxのディストリビューションともいう)

大学2年生の頃にデータベースの講義で少し触ったので、若干コマンドは覚えていた。

けれど、たいていの知識は忘れている。初心者同然だ。あの頃と変わったのは、真面目に勉強するようになったことくらいか。学生時代はシステム関係の仕事

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本気で突き詰めること、続けること。

本気で突き詰めること、続けること。

今日のやることを後回しにしつつ、手短に記事を書く。

書く習慣がつきつつあるので、ライティングの副業ができたらいいな~と軽率に考えた。
けど、専門的な知識がないので行き詰まっている。

書くことだけなら誰だってできる。
でも、大事なのは書いた内容の充実度だ。

結局、読んでいて『美味しいもの』が得られないとしたら、その時間は読者にとって浪費になる。

この日記だって自己満足の産物だ。
読みやすい文

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寝る前に明日のやることを決めた。ちょっとだけ明るく明日を迎えられる気がした。

寝る前に明日のやることを決めた。ちょっとだけ明るく明日を迎えられる気がした。

健康な身体は資本だ。夜はもっと早く寝たほうがいいと思う。
6時間は眠りたい。通勤時間があと1時間早くなってくれればちょうどいいけれど、ないものをねだってはしょうがなかった。日課を終えたら眠る。瞼が重い。

1日が24時間ではどうにも足りない。何もしていない時間もあるっていうのに、贅沢な悩みかもしれない。けれど、私の身体は事あるごとに休止期間を求めがちだ。なんにもしない時間って贅沢な時間な使い方だ。

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遠ざかったヤマアラシに肩を預けるように。

遠ざかったヤマアラシに肩を預けるように。

私には幼少期から続いている友人がいる。中学まで同じ進路で、中学高校は塾が一緒だった。
二度の受験期を乗り越えた仲だから、というわけではないが、未だに仲がいい。

昨日、久々に彼と会って食事をした。
私は友人と会うと途端に喋りがちになる。ただ、喋る内容は友達によって様々な気がする。
趣味の話がメインか、恋愛相談か、人生相談か……世間話はどこでもするけど、所属するコミュニティが違えば、世間話の内容も変

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友人と話した夜、体が軽くなった日

友人と話した夜、体が軽くなった日

自己開示が下手になったような気がする。そんな自分を感じる中で、まだ、弱さを打ち明けられる友人がいることが、私にとってはかなり救いだったりする。
友人と話す機会があったので、積もった話を崩していった。彼のいいところは諦めがいいところで、諦めが悪い私は、そのさっぱりとした性格を好んでいた。
努力してもどうしようもない壁っていくらでもある。その時下した選択を覆すことはできない。結果は残る。私はいつも、残

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ワインを飲みながら、煩雑した部屋に頭を抱える。

ワインを飲みながら、煩雑した部屋に頭を抱える。

一週間が終わる。倦怠感が凄いのは残業手前に飲み干した珈琲のせいだ。空っぽの胃に流し込むカフェインは興奮剤だけど、切れたあとの、胃が萎むような感覚が気持ち悪い。何度もやらかした失態だ。それでも、BOSSの金の微糖は美味しいので何度だって飲んでしまう。着色が怖いので最近は控えていたけれど。

何もしたくなくなることがある。そういうときはきまって、動画サイトを立ち上げて、何も考えずにコンテンツを消費して

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システムのテストをしながら、人と人との繋がりを一層意識した日。

システムのテストをしながら、人と人との繋がりを一層意識した日。

研修で作ったシステムのテストをしながら私はセルフ市中引き回しの刑を実行していた。
もちろん、ガチの市中引き回しではない。頭の中で引き回しだ。
首から提げた札にはこう書かれている。
『私は設計にない仕様を追加しました』

システムの設計をする際、まず仕様が配られ、それに基づいて設計書を作る。
外部設計で画面インターフェースを作って、内部設計でデータの流れや変化、各要素の機能を細分化して書き込んでいく

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『感動した』の先が見たかった。だから『その作品がやりたかったこと』を考えてみた。

『感動した』の先が見たかった。だから『その作品がやりたかったこと』を考えてみた。

『楽園追放』がYouTubeで期間限定無料配信をしていたので観た。

人間の多くが肉体を手放し、電脳世界『ディーヴァ』を安住の地とした未来の話。
ディーヴァの捜査官・アンジェラは、『ディーヴァ』に侵入する謎のハッキングの正体を突き止める任務のため、荒廃した地上に降り立つ。地上には『ディーヴァ』に移らなかった人間たちの居住区があり、彼女はそこで、捜査の相棒となるディンゴと出会う。地上での捜査をしてい

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仕事の帰り際、秋の風が心地よくて胸が苦しかった。

仕事の帰り際、秋の風が心地よくて胸が苦しかった。

退勤してから浴びた秋の風の匂いがなぜか、懐かしくなって胸が苦しかった。東京と地元を行ったり来たりする秋口。残暑は夏の末日に殺されてしまった。

マスク越しの呼吸は息苦しい。
けれど、不織布越しの涼しい空気は喉を潤した。

灰色都会の空気には、山奥のような美味しさは感じないけど、なんだかやけに澄んでいる気がした。
空気を吸って吐いて、ただそれだけの生命活動が心地よいのは、単に暑さが和らいだから、なの

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私の頭に『モクモク』がやってきた。

家の狭い自室で仕事をしていると、時折モクモクが心臓に針をさす。
その痛みのせいで、ため息が増えてしまうのが最近の悩みのタネだ。

私が『モクモク』と呼んでいるそいつは、芥川龍之介なら、「将来に対する唯ぼんやりした不安」と訳すだろう。絶望だとちょっと過激かなって思う。だから、私は珍妙なそいつに『モクモク』と名付けた。お風呂に入りながら、ふと頭に浮かんだのが『モクモク』だった。湯気みたいだけどさっぱり

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原稿に詰まった。文章の書き方を振り返った。

原稿に詰まった。文章の書き方を振り返った。

書いている原稿が詰まって丸一日悶々としていた。
原稿自体は3000字ほど進んだが、いかんせん小説じゃないので進捗がすこぶる悪い。
あと1日か2日で書き上げたら、小説に取り掛かりたい。

小説と小説じゃない文章の書き方は違う。根本的な文章作法は同じだが、構成の練り方が違う。
私は基本、理解しやすい文章を作るようにしている。巧みな比喩が使える自信はないので、気持ちいい感覚で使ってみた喩えを、読み返して

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時間がないなら、ゴールがないなら、自分で作るしかない。

時間がないなら、ゴールがないなら、自分で作るしかない。

今日は仕事関係の勉強会に参加した。プログラマやシステムエンジニアの見習いなので、それ関係。具体的にはデータベースについて。

まだサワリしか学べていないが、データベースと問い合わせ言語について考えるのは面白い。

今まではもっぱら、クエリ(データベースを操作するためのプログラムのようなもの)を書くことに面白さを見出していた。しかし、データを扱っているうちに、0からデータの枠組みを設計して、そこにデ

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夏が終わる。逃避行は文庫本の中で。

夏が終わる。逃避行は文庫本の中で。

文章を書いている時間が、一番呼吸を感じられている気がする。

一週間がまた終わる。スマートフォンでTwitterのタイムラインを流して、空しくなった。

一日のうち、会話が占める時間は限りなく少ない。私は決して話すのが好き、というわけではない。むしろいつだって話し方は手探りだ。考えて考えて、出そうと思った一言を放つ前に時間切れ。頭のキレは悪い。空気を読むのも下手だ。そも、人との対話に煩わしさを抱き

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