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日本史に関する本のレビュー集

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日本史や日本文化に関する本のレビューを集めてあります。日本文化というと、およそ何でも入ってしまいますが、分類しにくいもので、日本文化に関わるものを入れています。
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2024年4月の記事一覧

日本の憑きもの―俗信は今も生きている

日本の憑きもの―俗信は今も生きている

日本の憑きもの―俗信は今も生きている

 日本の憑きものについての、古典的名著です。
 日本の憑きものを調べるにあたって、本書を抜きにすることは、考えられません。決して欠かせない基礎文書です。

 本書を読めば、日本の憑きものについて、基本的な知識は、押さえたことになります。
 ただし、内容がぎっしりなので、読み通すには、時間がかかります。

 狐憑き、犬神憑き、蛇憑きなど、憑きものには、

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宗像大社・古代祭祀の原風景 (NHKブックス 1119)

宗像大社・古代祭祀の原風景 (NHKブックス 1119)

宗像大社・古代祭祀の原風景 (NHKブックス 1119)

 福岡県にある有名な神社、宗像【むなかた】大社について、書かれた本です。
 宗像大社の歴史と、その果たしてきた役割について、とてもよく、まとまっています(^^)

 宗像大社は、今でこそ、福岡県宗像市が本拠地のようになっています。
 が、その祭祀の原点は、遠い海上の島にありました。玄界灘に浮かぶ沖ノ島です。

 沖ノ島は、二十一世

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霊をよぶ人たち (ちくま少年図書館 96 社会の本)

霊をよぶ人たち (ちくま少年図書館 96 社会の本)

霊をよぶ人たち (ちくま少年図書館 96 社会の本)

 かつて、山形県の一部にあった、死者の霊と交信する文化を紹介した本です。

 「死者の霊と交信する」というと、恐山のイタコを思い浮かべる方がいるでしょう。イタコも、死者の霊を呼び出して、交信できるといわれます。日本古来の形を伝える巫女【みこ】ですね。
 イタコに相当する者は、昔の日本には、各地にいました。山形県の一部では、それは、オナカマ

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