こう(服好きの人間)

北海道の東。30歳。男。 洋服やファッション、特に古着が大好き。 「洋服に触れながら自分らしく生きる。その価値を分かち合う。」がモットー。 好きな古着をはじめとした、洋服全般に関わる考えや思いを書きます。 そうしてファッションへの学びを深め、その楽しさを共有できれば嬉しいです。

こう(服好きの人間)

北海道の東。30歳。男。 洋服やファッション、特に古着が大好き。 「洋服に触れながら自分らしく生きる。その価値を分かち合う。」がモットー。 好きな古着をはじめとした、洋服全般に関わる考えや思いを書きます。 そうしてファッションへの学びを深め、その楽しさを共有できれば嬉しいです。

最近の記事

洋服のもつ「内的個性」。

こんにちは。こうです。 今回は、ぼくが考える「洋服のもつ“内的個性”について」書いていきます。   1.そもそも「内的個性」って?ずばり「内側の個性」のこと。人間でいうところの価値観、性格、好き嫌い、得手不得手など、個性の外側ではなく内側の特徴を指します。 「内的個性」という言葉自体あまり一般的ではありませんが(そもそも公用語として存在してるのか謎)、今回は一言にまとめるために、そう表現します。 2.洋服における「内的個性」とは人間でいう内的個性が価値観や性格などの「内側

    • 古着の魅力と「自分らしさ」。

      こんにちは。こうです。 noteをはじめたての頃に「ぼくが考える古着の魅力」という記事を3回にわたって書きました。 最近、ふと古着の魅力ついて改めて考えていたら気持ちよく言語化ができたので、書き残しておきたいと思います。  日々考えていることをもとにした内容なので、これまでの記事と重複する部分もあるかと思いますが、ご容赦ください。 古着の魅力① ルーツ ここでいうルーツとは、洋服そのものやブランドの歴史、また制作や使用の背景です。 洋服の年数が経っているほどこれらの要素が濃

      • なぜ服が好きなのか⑤~ファッション遍歴~

        こんにちは。こうです。 今回も、前回の記事の続きを書いていきます。 前回の記事はこちら。↓ 「雰囲気のある古着」に魅力を感じるNIRVANA、グランジファッションが古着への「入口」となったぼく。 いつしか、そこから派生して「雰囲気系」のアイテム全般に魅力を感じるようになっていきました。 (といっても、ベースはグランジを中心としたアメカジでしたが。) 古着においてよく雰囲気系と言われる、いわゆる「ボロ」のアイテムにひときわ魅力を感じ、好んで購入するように。 そして「ボロ」

        • なぜ服が好きなのか④~ファッション遍歴~

          こんにちは。こうです。 今回も、前回の記事の続きを書いていきます。 前回の記事はこちら。↓ 古着にハマる〜グランジファッションへの傾倒NIRVANAがきっけで古着に興味をもちはじめたぼく。 地元に古着屋さんがあることを知り、さっそく足を運んでみることに。 中古衣類ではなく、いわゆる「古着」を取り扱うお店。 このときが、そんなお店へ人生での初訪問になります。 お店の前に到着。いざ店内へ。 中に入ると、聴き馴染みのない洋楽と普段あまり嗅ぐことのないお香の香り。 まるでアメリ

          なぜ服が好きなのか③~ファッション遍歴~

          こんにちは。こうです。 今回も、前回の記事の続きを書いていきます。 前回の記事はこちら。↓ 20歳頃〜 NIRVANAとの出会い 古着を知るロックなモノトーンスタイルにハマってからしばらくの間は、同系統の服を買い足しつつファッションを楽しんでいました。 ある日、地元のTSUTAYAでHYDEさんのインタビュー記事が載っている音楽雑誌を見つけ、読みたさに購入。(ラルクではなくVAMPSとしてのインタビューでした。) 帰宅して記事を読んでいると、HYDEさんが「カート・コバ

          なぜ服が好きなのか③~ファッション遍歴~

          なぜ服が好きなのか②~ファッション遍歴~

          こんにちは。こうです。 今回は「なぜ服が好きなのか①」の続きです。 前回の記事はこちら。↓ 前回は、服にハマったきっかけまでを書きました。 今回は、その後どんな遍歴をたどっていったのか、自分自身の振り返りも込めて書いていきます。 高校卒業まで〜ひたすら雑誌のスタイリングを真似るおしゃれのために服を買ってみてから、「人から良く見られるため」というだけでなく、「服を着る、組み合わせるのが楽しい」という感覚が芽生えてきました。 ベースはラルクのような「ロックっぼい服を着たい

          なぜ服が好きなのか②~ファッション遍歴~

          なぜ服が好きなのか①

          こんにちは。こうです。 今回は自分が「なぜ服が好きなのか」、その思いや理由についての振り返りを書きたいと思います。 ひたすら思いを書き連ねるような形になるかもしれませんが、ご容赦ください。 突然ですが今日、30歳の誕生日を迎えました。 「節目だし、自分の大好きなものについて振り返ってみよう。」 というのが今回の記事を書くに至った理由です。 このタイミングで改めて、服に対する思いを再確認したいと思いました。 なぜ服が好きなのか結論からいうと「深堀り」と「表現」という2つの点

          なぜ服が好きなのか①

          「好きな服」を、「カッコよく」。〜自己満足と他者貢献〜

           こんにちは。こうです。  今回は、洋服やファッションに対しての自分なりに考えたことの一部を、振り返りも含めて書いていきます。  1.結論から ファッションやスタイリングにおける「自己満足」を突き詰めていくことは、同時に「他者貢献」にもつながるのではないか。    具体的に解説していきます。 2.「自己満足」と「他者貢献」 ①「自己満足」とは?  wikipediaによると以下のようにかかれています。  【自己満足】  心理学用語の一つ。人間が行動をした場合に、その行

          「好きな服」を、「カッコよく」。〜自己満足と他者貢献〜

          スタイリング解説⑤

           こんにちは。こうです。  今回も、インスタグラムに投稿しているスタイリングの解説をしていきます。  「好きな服を、カッコよく着る」をもとに、、 ①洋服同士の文化的背景の関連性 ②色彩、サイズ、シルエットなど「全体のバランス」    これらを踏まえて解説していきます。  今回のスタイリングはこちら。↓ テーマ「グランジ×ミリタリー=日常着MIXスタイル」  ニルヴァーナのカートコバーンがアイコンとなっている「グランジファッション」。  その実態は、Tシャツやネルシャ

          スタイリング解説⑤

          スタイリング解説④

           こんにちは。こうです。  今回も、インスタグラムに投稿しているスタイリングの解説をしていきます。  「好きな服を、カッコよく着る」をもとに、、 ①洋服同士の文化的背景の関連性 ②色彩、サイズ、シルエットなど「全体のバランス」    これらを踏まえて解説していきます。  今回のスタイリングはこちら。↓ テーマ「ワシントン×カリフォルニア=広域西海岸スタイル」  今回のスタイリングは、グランジ要素が強いニルヴァーナと、サーフやスケート要素の強いVANSとディッキーズを

          スタイリング解説④

          スタイリング解説③

           こんにちは。こうです。  今回も、インスタグラムに投稿しているスタイリングの解説をしていきます。  「好きな服を、カッコよく着る」をもとに、、 ①洋服同士の文化的背景の関連性 ②色彩、サイズ、シルエットなど「全体のバランス」    これらを踏まえて解説していきます。 テーマ「ロック×ストリートを踏まえたアメカジ」 ①洋服同士の文化的背景の関連性 ・ファイブブラザーのネルシャツ   ファイブブラザーは1890年にニューヨークで創業したワークウェアブランド。  ワーク

          スタイリング解説③

          スタイリング解説②

           こんにちは。こうです。  今回もインスタグラムのスタイリング投稿の解説をしていきたいと思います。  「好きな服を、カッコよく着る」をもとに、、 ①洋服同士の文化的背景の関連性 ②色彩、サイズ、シルエットなど「全体のバラン  ス」    これらを踏まえて解説していきます。 テーマ「コントラストで演出する西海岸スタイル」   ①洋服同士の文化的背景の関連性 ・ニューヨークハットのハット  ハット自体は、スケートボードのパイオニア的存在である「ジェイアダムス」が愛用。

          スタイリング解説②

          スタイリング解説。

           こんにちは。こうです。  今回は、普段インスタグラムに投稿しているスタイリングについて、noteでより具体的に解説したいと思います。  以前の記事で書いた、 ① 洋服同士の「文化的背景」の関連性を意識する。 ② 色彩、サイズ、シルエットなど「全体のバラン  ス」を意識する。 に基づいて解説していきます。  今回解説するスタイリングはこちら。↓  ちなみに写真には写っていませんが、靴はVANSのオーセンティックを履いています。  順に解説していきます。 テーマ

          スタイリング解説。

          服を着るということ。

           こんにちは。こうです。  随分と更新の間が空いてしまいました。もう少しテンポ良く更新していきたいです…。  今回は、服を「着ること」の楽しさと魅力について、思ったことを書いていきます。 服そのものの魅力を深堀りし、新たな発見ができる。  当たり前ですが、服は1枚だけで着ることはほぼありません(ツナギやオールインワンを除いて)。  他の服と組み合わせて身に付けることで、「着る」ということが成立します。  さまざまな服やアイテムと組み合わせることで毎度見え方が異なり、魅

          服を着るということ。

          古着との向き合い方。

           こんにちは。こうです。  今回は古着をより奥深く楽しんでいくために、ぼくが意識している「古着との向き合い方」の一部について書いていきます。 1.ブランドコンセプトと、洋服自体を照らし合わせて見る。 当たり前ですが、現代では「古着」である服も、当時はブランドが「ブランドコンセプトに基づいて、それを表現するための1ピース」として販売していました。  どんなに経年変化をした唯一無二の古着であっても、その要素は切っても切れないものです(完全個人のハンドメイドでないかぎり)。

          古着との向き合い方。

          服を着るときに意識していること。

           こんにちは。こうです。  今回は、ぼくが服を着るときに意識していることについて、自分自身の振り返りも含めて書いていきたいと思います。 ※ヴィンテージ、古着の着こなしが前提となります。昨今のファッショントレンドなどとは異なる視点での内容であることをご理解した上で、読み進めていただければと思います。 1.「好きなもの」を「カッコよく」着る  結論、これに尽きます。  自分の大好きな洋服たちを少しでもおしゃれに、「お、イイかも」と思う着こなしで着ることができる。  これほど幸

          服を着るときに意識していること。