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なぜ服が好きなのか②~ファッション遍歴~

こんにちは。こうです。
今回は「なぜ服が好きなのか①」の続きです。

前回の記事はこちら。↓

前回は、服にハマったきっかけまでを書きました。
今回は、その後どんな遍歴をたどっていったのか、自分自身の振り返りも込めて書いていきます。


高校卒業まで〜ひたすら雑誌のスタイリングを真似る

おしゃれのために服を買ってみてから、「人から良く見られるため」というだけでなく、「服を着る、組み合わせるのが楽しい」という感覚が芽生えてきました。

ベースはラルクのような「ロックっぼい服を着たい」と思っていましたが、もっと幅広く楽しみたいと思うようになりました。  

そこでファッション雑誌を読みはじめます。
kirari、CHOKi CHOKi、ELO、FINE BOYS、Smartなど…。
あらゆる中高生向けメンズファッションの雑誌を買ったり借りたりしては読み漁りました。

服の種類や着方の知識、自分の洋服に対する「好きの引き出し」がまだない状態。
雑誌に出てくる「流行のアイテム」をベースに、「いいな」と思った洋服とスタイリングを真似していきました。
(当時夏はジレに白シャツ、冬は短丈のPコート、ダッフルコートが流行ってました。懐かしい…。)

ただ唯一、「なんとなくロックっぽいアイテムが好き」というごく僅かな引き出しはあった当時。
雑誌のスタイリングを真似ながらも、ジャケットを革ジャンに変えてみたり、チノパンをジーンズに変えてみたりと、一部を好きなアイテムにして自分なりに楽しんでいました。

よく買い物をしていたのはGU、ユニクロ、アベイルなど。
バイトもしておらず好きに使えるお金もあまりなかった当時のぼくにとって、これらのお店には本当にお世話になりました。
少しお金に余裕ができたときは、WEGOやRight-onなどで普段買うものより少し高価格帯の服を買うのが楽しみでした。

当時はまだまだファッション初心者。
とにかくこの時期は、あらゆる洋服やスタイリングを目の当たりにするたび新鮮な気持ちになり、ワクワクしていたことを覚えています。

当時よく読んでいたFINE BOYS。
この号はお気に入りでした。


兄から借りてはじめて読んだファッション雑誌。
当時は山本裕典、向井理、三浦春馬などがよく表紙を
飾っていました。



高校卒業〜20歳頃まで モノトーンファッションにハマる

高校卒業と当時に就職し多少お金に余裕ができると、服の購買意欲に拍車がかかってきます。
ラルクの影響で「ロックっぽい」アイテムが好きだったこともあり、少しエッジの効いたモノトーンファッションにハマります。
黒のジャケット類やパンツ、白か黒のデザインの効いたTシャツなどを買い漁ります。

ブランドに特にこだわりはなく、「モノトーンで、ロックっぽい」というのが1つの購入基準になっていました。

この頃特にマストアイテムとなっていたものが3つ。
ノーブランドの黒のライダース。
ユニクロのレディース黒スキニー。
ドクターマーチンの8ホールブーツ。

ライダースとスキニーについては、購入と返品を何度か繰り返し、ようやく理想のサイズ感のものにたどり着きました。(スキニーは色々穿いた結果、細い自分にはレディースものがちょうどよかった…。)

今思えば、異常なほどサイズ感やシルエットにこだわっていたと思います。
言葉ではなかなか伝えられない、自分にしかわからない「理想のピタッと感」があったのです。
おかげで、通販のときには寸法の数字を見れば自分の体型にどれぐらいフィットするのかがおおよそわかるようになりました。
サイズ感やシルエットへの意識はこの頃に培われた部分がかなり大きいように感じます。

ドクターマーチンの8ホールブーツは、当時CHOKi CHOKiで読者モデルをしていた「北村諒」さんがモノトーン、ロック系のファッションによく合わせていました。
全身黒で細いスキニーにインして履く、8ホールブーツのスタイル。
「なんか、ロック感あってカッコイイ!」と思った当時のぼく。
はじめてのブーツ、はじめての2万円近くする靴にドキドキしながらも通販で購入しました。
黒スキニーをインして穿いて、理想のスタイルを形にできたときの喜びは今でも忘れられません。

そこから少しずつ「ラルク」と「雑誌の中のモノトーンファッション」をベースに、自分が「良い」と思った服を買い足していきます。
理想のスタイリングに近づくとともに、その引き出しが増えていくことがとても楽しく、どんどんファッションにのめり込んでいきました。
当時は(今もですが)、完全に姿見の前で着せ替え人形と化していました。笑


ライダースにユニオンジャックのタンクトップ、
黒スキニーにドクターマーチン。
パンクっぽいスタイルも好きでした…。


テーラードジャケットにモノトーン系の総柄インナー
はさむの好きだったなぁ…。



タンクトップとTシャツのレイヤードも好きだったなぁ…。



またこの頃から、洋楽も聴き始めるように。
ラルクのメンバーが影響を受けているということから「デヴィッド・ボウイ」や「デュラン・デュラン」などを少しですが聴いていました。(そしてそんな自分が人と違ってカッコイイと思ってた…。)
同時期に「セックス・ピストルズも」聴き、シド・ヴィシャスのスタイルが自分の理想とガッチリはまります。
ライダース×スキニー×ブーツのがますますテッパンに…。

今でもバンドTシャツを着たり、ミュージシャンの格好を参考にしてスタイリングをしたりすることがあります。
もともとL'Arc~en~Cielのスタイルに憧れてファッションにのめり込んでいったのもあり、ぼくのファッションのルーツとして「音楽」は切っても切れないものかもしれません。


ここからとあるバンドに心酔し、いよいよ「古着」にハマっていくことになります。


それはまた次回に。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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