「好きな服」を、「カッコよく」。〜自己満足と他者貢献〜
こんにちは。こうです。
今回は、洋服やファッションに対しての自分なりに考えたことの一部を、振り返りも含めて書いていきます。
1.結論から
ファッションやスタイリングにおける「自己満足」を突き詰めていくことは、同時に「他者貢献」にもつながるのではないか。
具体的に解説していきます。
2.「自己満足」と「他者貢献」
①「自己満足」とは?
wikipediaによると以下のようにかかれています。
【自己満足】
心理学用語の一つ。人間が行動をした場合に、その行動に対して自分自身が満足をするようなもののことを言う。ここでの自分自身が満足しているとは、「客観的評価に関係なく」ということである。
自分の行動や在り方に対して、他人から与えられる評価や結果ではなく、「自分がどう感じるか、どうしたいか」に基づいた結果、肯定することができている状態といえます。
②「他者貢献」とは?
他者貢献とは「アドラー心理学」の中で提唱された概念です。以下のようにいわれています。
【他者貢献】
仲間である他者に対して、なんらかの働きかけをしていくこと。 貢献しようとすること。
自己犠牲ではなく、自分の価値を実感するためにこそなされるもの。
他者からの評価や、得られる結果のことではなく、「貢献の姿勢」をもってする「行動そのもの」のことを指しています。
また、自らの身を削って他人に奉仕するのではなく、行動している自分を肯定し価値を実感しながらなされるものとされています。
アドラー心理学について書かれた「嫌われる勇気」では、「貢献できたかどうか」という結果に目を向けるのではなく、
「貢献感(自分は他者への貢献につながる行動をしているという実感)をもち、行動していくことが幸せに生きることにつながる。」
といった趣旨の内容が書かれています。
一般的に、自己満足は「自分が良ければいい」、他者貢献は「とにかく人に奉仕する」というイメージが強いかと。
ですが言葉の意味を捉え直すと、どちらも「自分を肯定し、価値を実感できる」ことが前提にあるのがわかります。
つまり、「自己満足」を他者に働きかけられる(他者が反応する)レベルまで突き詰めていけば「他者貢献」にもつながっていくのではないか、と思うのです。
これを踏まえて、「自己満足と他者貢献」をファッションにおける「好きな服を、カッコよく着る」に置き換えて考えてみます。
3.「好きなもの」を「カッコよく」着る
普段noteの記事でも書いている言葉です。
言葉の通り、なるべく服を着るときは自分が「好き」と思えるものを、できるだけ「カッコよく」なるように着たいと思っています。
「服を好きでいること」も、「カッコよくなるように着ること」もぼくのやりたいことであり、ぼくにとっての「自己満足」です。
「その服のどんなところが好きで、魅力を感じるのか」。「どうすればそれらの服を、カッコよく着られるのか」。
自己満足に基づいて、それらを突き詰める。ときには知識を収集し、視点をアップデートする。
それらの魅力が他の人にも伝われば、結果的にそれは「他者貢献」となる。
その過程を経て、新たな気付きを得たり周りからの刺激を受けたりすることがあれば、より好きを深めていくことができる。
結果、より魅力を伝えることができ、さらに他者貢献へ…。
このように、服の魅力や価値が広がって深まる、好循環ができるのではないかと考えます。
これがぼくにとってのファッションにおける「自己満足と他者貢献」です。
自己満足で洋服を所有、着用して他者貢献につなげていくことは、大好きな洋服たちに対して魅力と価値を上げる行為であり、ぼくなりの愛情表現ともいえます。
4.まとめ
【自己満足】
周囲の評価に関係なく、自分の行動を肯定できている状態。
【他者貢献】
他者に対して、何らかの働きかけをすること。自分を肯定しつつ、価値を実感した上でおこなうもの。
=自分が価値を感じられる「好きなこと、やりたい
こと」を突き詰めることは、結果的に「自己満
足」と「他者貢献」につながる。
今回は以上となります。
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