なぜ服が好きなのか①
こんにちは。こうです。
今回は自分が「なぜ服が好きなのか」、その思いや理由についての振り返りを書きたいと思います。
ひたすら思いを書き連ねるような形になるかもしれませんが、ご容赦ください。
突然ですが
今日、30歳の誕生日を迎えました。
「節目だし、自分の大好きなものについて振り返ってみよう。」
というのが今回の記事を書くに至った理由です。
このタイミングで改めて、服に対する思いを再確認したいと思いました。
なぜ服が好きなのか
結論からいうと「深堀り」と「表現」という2つの点で夢中になれるからです。
服そのものはもちろん、服にまつわる背景や文化を深堀りする。
それらを自分が決めたテーマに沿って組み合わせて、表現する。
それらが楽しいし、夢中になれる。
だからこそぼくは服が好きです。
小さい頃の「好き」
ぼくは小さい頃から、好きなことになると周りが見えず没頭してしまうタイプでした。
たとえば…
・ウルトラマンの人形でずっと1人で遊んでいる。
(すでに持っているウルトラマンで、他の人からす
れば気づかない程度に細部のデザインがちがう物
があるのを知り、探し求めていました…)
・マントのキャラクターに憧れて、風の吹く日に
マットをマント風に装着して外に出かける。
・ゲームにハマったら、決められた時間を破ってゲ
ームをし続ける。
・幼稚園や学校などでも、ひとりで好きなことの空
想にふけっている。話も聞いてないし周りも見て
いない。
など…。
(常軌を逸したこだわりの強さとマイペースさ…。)
それらは大人に近づくにつれて、
・話が長い。
・文が長い。
・質問が多い。
・考える時間が長い(空想と変わってない?)。
・興味あるものへのこだわりが強い(変わってない)。
などの特徴となって表れてきました。
(典型的なめんどくさい人…。)
「表現」については、歌をうたう、ごっこ遊び、好きなキャラクターの真似などが小さい頃は好きでした。(深掘りに比べると薄いか?)
小さい頃好きだったことの感覚が今も根付いているかはわかりませんが、服が好きな理由と無関係ではないように思います。
服が好きになったきっかけ
きっかけは高校生の頃。
当時お付き合いをしていた人に「もう少しおしゃれしてほしい。」と人づてに伝えられました(きっとかなり気を遣ってくれたというか、言いづらかったのだと思います)。
そう言われて当然。
彼女も含めて周りの人がそれなりに身なりに気を配っている中、当時のぼくは年中ジャージの超無頓着野郎でした。
「おしゃれした方がいいかぁ〜」と思ったぼくは、その週末に地元のアベイルへ。
当時L'Arc~en~Cielに憧れていたぼくは「おしゃれ=ラルクや!」と思い、なんとなくそれっぽいと思う服を数点選びました。
合皮のレザージャケット、ピンクのチェック柄の裏地にファーのついたパーカー、色落ちしたジーンズなど…。
おしゃれ初心者が選ぶにはいろんな意味で難易度が高すぎる服を見事にチョイス。
せっかく一緒に来てくれていた姉の助言も聞かず、ドン引きさせてお会計。
高校は寮に入っていて私服だったので、週明けには見事な「自称ラルクファッション」で友達や彼女の前へ登場。
「年中ジャージから何周回ったらそうなるん??」ぐらいの変貌ぶりには、もはや引くことすらできず脳の処理が追いつかなかったのではないかと思います。
みんな「あぁ、まぁ、いいねぇ〜。」と言ってくれました。笑
肝心の彼女さえも、否定せず受け止めてくれていました。(おそらく期待していたものとは雲泥の差だったでしょうが、「無頓着よりはマシ」と飲み込んでくれたのではないかと思います。優しすぎる…。)
今思えば(その時気付け)スーパーイタすぎる奴ですが、当時はそれが「最高にカッコイイ!」と思っていて、謎の高揚感にあふれていました。
(一応言っておきますが、ラルクはめちゃくちゃカッコイイです。ぼくの振り幅の極端さとアイテムチョイス、イキり具合がすべて見事にマッチして、超イタい人になったということです。)
最初は彼女の何気ない一言がきっかけでしたが、ここから自らファッションの沼にハマっていくことになります。
思いのほか長くなってきたので、また次回にしたいと思います。
次回は、ファッションにハマっていった流れから今に至るまでを書いていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。