オカモト

30歳児です。頭の中の棚卸をしています。

オカモト

30歳児です。頭の中の棚卸をしています。

最近の記事

賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ

人間の脳は本当にどうかしていて、忘れてはいけないことは記憶から消すくせに、忘れたいことは突然鮮明にフラッシュバックさせてくる。 忘れたいことには2種類あり、他人にされて嫌だったことなどの他者由来のものと、自発的に行った結果うまく行かなかったことの自分発信のものだ。 前者については今回吐き出したいこととは趣旨が異なるのでいったん置いておく。 後者が起こってしまう原因としては、メタ認知が出来ておらず自分を俯瞰で見れないためだろう。 想像力が足りないかつ居ても立っても居られなくな

    • 壁ドン

      隣の部屋の人から苦情を受けた。 「うちの子が壁に頭をぶつける音が嫌で、仕返しに壁を叩いてるんですか?」 たしかに隣からはよく壁ドンみたいなことをされており、うるさいなとは思っていたが、こちらから何か仕返しとばかりに叩き返した記憶はない。 ちょうど引っ越しの準備をしていたので、もしかするとその作業中に誤って壁にぶつけて音を立ててしまったかもしれない。 玄関から見える位置にも封をした引っ越し段ボールを重ねていたので、 「もしかすると引っ越し作業中だったのでぶつけたかもしれない

      • バーキンはバーガーキングのこと

        ひさしぶりにバーガーキングに来た。 30年近く生きてきて、片手で数えられるくらいしか来たことがなかったかもしれない。 昼どきなのでそれなりのお客さんが並んでおり、スモーキーBBQワッパーのセットとアップルパイを注文した。 受け取ったトレイに載っているワッパーは、マクドのハンバーガーを見慣れてる自分には大きく感じられた。 昼どきに行ったのにポテトは冷めていたことに少し落胆したが食べてみた。 おいしい...。 冷めてしまったマクドのポテトには嫌な思い出しかないので恐る恐る

        • ヌコはいつか死ぬから飼えない

          猫が好きだ。 ただ自分より早く死ぬ可能性が高いことを考えると、なかなか一緒に暮らすという決断に踏み切れない。 生きてるうちに想い出をたくさんつくるという見方もあるが、実際に触れ合う時間にはかなわない。 「自分より早く死ぬ可能性が高い」と書いたが、不慮の事故などで万が一自分が先に(しかも突然)死んだ場合、ごはんはどうする?トイレの交換はどうする?引き取り手がおらず保健所預かりになったらどうする? 最悪の事態が次々に思い起こされてしまう。 先日、夜道を歩いていると野良猫が目

          アニメと実写と原作と

          鬼滅の刃の新シーズン制作が決定し、またブームになろうとしている。 自分は原作を読んでいたが脱落してしまった組だ。 序盤の修行で知り合った兄妹が、実は鬼に殺されていたというシーンで号泣してしまってから、これを読み進めるのは身が持たないと思った。 なにより残忍な鬼にも人間だった過去があり、鬼になる所以を背負っているというドラマ性あふれる描写がさらに感情移入をしてしまいそうになる。 いま見ているアニメは「スキップとローファー」だ。 マンガ大賞2020では見事3位を獲得し、今年4

          アニメと実写と原作と

          かっこいい仕草

          恥ずかしながら、ポケットから無造作に小銭を取り出して支払いをする仕草をかっこいいと思っている。 誰の目を意識しての行為なのかは自分でも分かっていないが、ある日なんとなく始めるようになった。 少しくしゃくしゃになった千円札をポケットから取り出して支払い、お釣りをそのままポケットに突っ込んで店から出る。 そのまま別の店に行くことがあれば、そのお金で会計を済ませる。 歩くたびにチャリチャリ音を立てるが、それはそういうものなので仕方ない。 まず前提として、自分は車移動が基本だ。

          かっこいい仕草

          トンボの持ち方

          先日、事務所にオニヤンマが迷い込んできた。 開けっ放しにしていた入口ドアから入ってきたようで、窓も開いていなかったので外にはそこから出るしかない。 しかしトンボにそんなことが分かるはずもなく、ブンブン羽音を鳴らしながら飛び回っていた。 オニヤンマを知っている人は分かると思うが、とんでもなく大きい。 他のトンボならまだしも、あのサイズは羽音も大きい。 さすがに餌も何もない弊社の事務所にずっと居続けさせるのもかわいそうだし羽音も気になるので何とかして逃がしてあげようと窓を開け

          トンボの持ち方

          蚊取り線香と祖父母のこと

          蚊取り線香の匂いは、祖父母を思い出す。 社会人になるまで、長期休みのたびに毎回帰省していた。 両親が同じ高校に通っていたこともあり、祖父母同士、車で10分くらいの距離に住んでいた。 実家は関西のそこそこ大きい都市のマンションだったので、庭があって裏には山がそびえている田舎の一軒家の祖父母宅での生活は、幼い自分にとっては非日常だった。 その頃の自分にとっては、夏休みのような長期休みといえば祖父母に会えるイベントという認識で、それがとても楽しみだった。 プールや海に連れて行

          蚊取り線香と祖父母のこと

          「ギリギリ」といえばKAT-TUN

          先日、内輪ノリをdisるnoteを書いた。 しかし決して内輪ノリを否定したいのではなく、外部の人を巻き込もうとするのがしんどいというだけなので、そこはご理解いただけますと幸いです。 白状すると、自分にも内輪ノリはある。 例えば友人が話の流れで「○○がギリギリで~」みたいなことを言うと、「KAT-TUNばりにな」と茶々を入れる。 それに対して「いや誰がアスファルト蹴り飛ばすんや!」まで返してもらえたら最高だ。 この茶々は、KAT-TUNのReal Faceという曲とその歌い

          「ギリギリ」といえばKAT-TUN

          ビール・縁日・ひょっとこ

          6月21日、今年も夏至が終わった。 毎年のことながら、夏至が終わるともう1年が終わった気になる。 日が短くなるこれからは、もう消化試合だ。 8月なんて夏真っ盛りのくせに18時半に日が沈むのだから、年末と言っても過言ではない。 さて、昨日から家の近くの神社の周りで夏らしく縁日が開かれている。 回覧板が回ってくるような地域ではないので、縁日の存在自体は知っており昨年も遊びに行ったのだが、露店を見て初めて開催日を知った。 そして昨日は19時過ぎに帰ってきてから予定も特になかったの

          ビール・縁日・ひょっとこ

          「彼めっちゃおもしろいんだ!」

          芸人さんのラジオが好きだ。 テレビとは違ってプライベートな一面を深く聞けるし、コンビとかであれば漫才のような掛け合いもあったりしておもしろい。 何よりエピソードトークの中に起承転結がちゃんとあって、とても聞きやすい。 ただし弊害もある。 周りの一般の人がする話と芸人さんを比較してしまうようになることだ。 先日、友人と飲み屋に行った。 彼女はそこの常連らしく、来店していた店員さんや他の常連さんともあいさつをしていた。 普段はそういった初対面の人と話すことは苦手だが、狭い

          「彼めっちゃおもしろいんだ!」

          私の鎧はポール・スミス

          鏡に映った自分は、まるで別人だった。 見る人によっては、ビューティーコロシアム?と思われたかもしれない。 先日、友人と遊んだ際、話の流れでポール・スミスを買いに行こうということになった。 着てみたらええやん!俺買ったるから行こうや!と言われ、自分ももう28やしな...まあ買っていただけるならな...と渋々承諾して店に向かった。 その友人はY-3のスニーカーを履き、メゾンキツネのカバンを持つくらいにはハイブランド勢だった。 自分も、それまでおしゃれに興味はあっても、いわゆる

          私の鎧はポール・スミス

          けっきょくカレーとかハンバーグが好き

          食通ではないからおいしい料理とはというテーマで語れはしないが、やっぱりカレーやハンバーグに落ち着いてしまった。 肉は粗挽きでなくてはならないとか、スパイスは10種は入れてほしいしターメリックは欠かせないといった要望もない。 市販のでもそれなりに満足する。 それこそ新卒すぐの頃とかは経済的に多少の余裕が出来たためこじゃれた店にも行ったこともあった。 好きな料理ランキングのことを、もっとおいしいもんあるやろwww小中学生にしか聞いてへんのかwwwと鼻で笑っていた時期もあった。

          けっきょくカレーとかハンバーグが好き

          アルミホイルこわい

          アルミホイルが怖い。 別に、まんじゅうこわい的なことではない。 いつの日か地上からアルミホイルが消えやしないかというニッチな怖さだ。 いわずもがな、もはやアルミホイルは我々の生活には欠かせない日用品だ。 グリルで魚を焼くときに敷くし、おにぎりを包むのにだって使われる。 しかし、その役目を終えたアルミホイルは、市区町村にも寄るが可燃ごみとして処理されている。 もちろん資源ごみや不燃ごみとしてリサイクルに回す市区町村もあるが、汚れがついていたりすると可燃ごみとして処理する市

          アルミホイルこわい

          私の頭の中の西田敏行

          ヤクザ映画が好きだ。 Vシネマのようなものではなく「アウトレイジ」や「孤狼の血」のような一般層向けに作られて、せいぜいPG15指定がつくようなものだ。 分かりやすく言えば、ピエール瀧が何かしら出演しているような映画だ。 あれだけ探偵ナイトスクープで号泣していた西田敏行がアウトレイジにてゴリゴリの関西弁で啖呵を切りまくるヤクザを演じているのを観ると、やっぱ役者ってすごいなってなる。 それはたぶん、華奢で声もか細く自己主張も強く出来ない自分に対するコンプレックスの裏返しかも

          私の頭の中の西田敏行

          エウレカ

          先日、鶏ごぼうピラフというタイトルでnoteを書いた。 もしかしたら鶏肉とごぼうって合うんじゃね!?エウレカ!?とアルキメデスのごとく閃いたよという話だったが、それを読んだ友人から「炊き込みご飯の定番やん...」とLINEが届いた。 ごもっともである。 たしかに小学校の給食でも筑前煮に入っていた。 そのあとしこたまイジられ、なにくそと思っている次第である。 しかし、自分のエウレカな組み合わせはまだある。 出汁巻き玉子×山芋のすりおろしだ。 山芋メインの生地をお好み焼