生きづらさを抱える人へ
これはMessage in a bottle, 空き瓶に託した手紙です。
あとからこの荒れ狂う海を渡る誰かのために私が伝えられることはこの二つです。
1.自分を知る
2.ありのままを受け入れる
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「自分を知る」
長所も短所も、トラウマや才能も。あらゆる角度から自分を客観視してみてください。
そのためには、他人と関わる必要があります。
自分で自分のことは見えません。一方で、人は鏡です。他者を通して自分の問題に気づくことが出来るかも知れません。
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「ありのままを受け入れる」
期待をやめる、とも言えるかも知れません。
完璧な人間はいないのですから。
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“親には自分を大事にして欲しかった”
“自分の容姿が嫌い”
“病気になんてなりたくなかった”
私の中の大きな葛藤はこの三つでした。
今はこう考えるようになりました。
“親も不完全な一人の人間”
“私も不完全な一人の人間”
“人は病気になることもある”
だから悩んでも仕方がない。切り替えて今できることをしよう、と。
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すんなり受け入れられたわけではありません。泣くし、引きこもるし、出るのは愚痴ばかり。でもそれは必要なプロセスでもありました。
ヘドロのような感情を出し切って心が空っぽになった時、前を向く勇気がその穴を埋めていきました。
あなたは今、
心が空になるまで吐き出す時ですか?
泣き疲れて眠る時ですか?
心と体を休める時ですか?
全力で逃げる時ですか?
布団から起き上がる力が湧いてきた時ですか?
勇気を胸に一歩を踏み出す時ですか?
背中を押して欲しい時ですか?
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誰かを頼ってください。
もしもそっぽを向かれたら、自分のやり方が間違っているのかも?と考えてみてください。
自分を知り、気づきを得られるチャンスかも知れないから。
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あなたに必要な支援が受けられますように。