マガジンのカバー画像

今日の注目記事

35,113
様々なジャンルで話題の記事をまとめていきます。
運営しているクリエイター

2023年9月の記事一覧

3歳の七五三・徹底攻略note!当日のタイムスケジュールとお店選び全公開

残暑まだ厳しく感じますが、もう9月。今年も秋が始まりました。 七五三シーズンももうすぐですね! 我が家は去年、娘の3歳の七五三を行なったのですが、その時に思ったのは 「七五三の準備って結婚式の準備みたい。段取りとか情報収集とか好きな人にはたまらなく楽しいし、そうじゃない人にはちょっと負担かもしれない!」ということ。 私は圧倒的に前者で、イベントごとの段取りや情報収集、企画、当日の実施に至るまで楽しすぎて何も苦にならない人間なのですが、みんながみんな、そうではないのは当然です

¥800

〈Twinmotion完全解説〉建築パースのつくり方/前編

はじめまして。写真が好きな建築学生です。 「建築系ソフトってどう勉強すればいいの。  参考本ってちょっと高くないか。  えこれ載ってないじゃん。  この用語どういう意味だろう。」 そんな気持ちから、今回筆をとりました。 さて、建築学生が使うソフトはざっとこんなものでしょうか。 なかでも今回は、パースづくり前編として、レンダリングソフト(3Dモデルをリアルにするソフト)二大巨頭のひとつであるTwinmotinについてお話ししたいと思います。なお以下の後編では、今回レンダ

¥500

【批評】渡邉大輔「宮﨑駿に触れる――『君たちはどう生きるか』と「工作」の想像力」

1 眞人の弓矢と「工作的なもの」  スタジオジブリの宮﨑駿監督の一〇年ぶりとなる長編アニメーション映画『君たちはどう生きるか』(二〇二三年)は、八二歳となったこの巨匠による「自伝的ファンタジー(1)」である。実際に、前作『風立ちぬ』(二〇一三年)から引き続き、監督の宮﨑自身の幼少年期や家族の記憶が作中のディテールに濃密にこめられていることは、拙稿を含め、すでに多くのレビューでも触れられている(2)。  そのなかでも、とりわけ注目したいのが、物語の前半に登場する、あるシーン

【100均ガジェット分解】(49)有線イヤホンをワイヤレス化する「Bluetoothオーディオレシーバー」

※本記事は月刊I/O 2023年4月号に掲載された記事をベースに、内容を追記・修正をして再構成したものです。 有線イヤホンをワイヤレス化する「Bluetoothオーディオレシーバー」をダイソーで見つけました。早速分解してみます。 パッケージと製品の外観パッケージの表示 「Bluetoothオーディオレシーバー」は有線イヤホンのコーナーに並んでいました。 型番は”E-21”、 今までのダイソーではあまり見かけたことがない、男性のイラストが描かれたパッケージです。 製造元

「やる気が出ない」が口癖の人が、今すぐものづくりをすべき理由 #SUNABACO

こんにちは、SUNABACOスタッフのカンパネルラです。 突然ですが、みなさんは「報酬回路で脳がバカになった経験」をしたことがありますか? もしないのなら、あなたが日々「やる気が出ない」とつぶやく理由は、そこにあるのかもしれません。 「結果が分からないけど、やっちゃう」という行動は、報酬回路によって過去の成功体験から導かれるからです。 ぼくの過去の体験をもとに、それをお話ししていきましょう。 最初の成功体験ぼくがインターネットに、本格的に「なにか」を投稿しはじめたの

ChatGPTをフル活用したUI勉強会!プロンプトも大公開

はじめにこんにちは!つむです🐈 8月より社内で実施するchatGPTをフル活用したUI勉強会を実施しています📚 開催までの背景や内容決定までのプロセス、プログラムをご紹介します🚩 使用するペルソナ・ユーザーストーリー・情報アーキテクチャ図を生成するプロンプトも公開しますのでぜひご覧ください✨ 自己紹介 2022年KDDIにUXデザインコースで新卒入社(KDDIアジャイル開発センターに兼務出向中) auショップ向けDX施策やワーケーション施設検索サービス「タビトシゴト」など

未来にゆっくり伝える味噌

子どもの頃、8月になると、父が運転する車に着替えやお土産を乗せて、家族で佐渡島へ向かった。 島の海沿いの町に父の実家があった。 父方の祖父と伯父夫婦が住んでいた。毎年8月の数日だけ、祖父と伯父伯母に会える。一緒に暮らせる。私はその8月の数日が大好きだった。 毎日の食事は祖父と伯父夫婦が用意してくれていた。 祖父がその日に漁で獲ってきた魚。伯父が早朝市場で買ってきてくれたイカ。 そして、伯母が毎年仕込んでいた味噌でつくる味噌汁。 「麹だけは酒蔵で分けてもろうたけど、大豆

つなぐ食卓

去年の秋、4歳の姪と3歳の甥とスイートポテトを作った。祖母の家の畑で芋掘りをして、その日のうちに一緒に調理をして食べた。 甥はさつまいもを蒸す作業に痺れを切らし、早々に大好きな恐竜のもとへ行ってしまったが、姪は自分が掘り起こしたさつまいもと根気強く向き合った。 祖母と、姪と、甥が掘り起こし、小さな手で一生懸命泥を落としたさつまいもをわたしが切る。切られたさつまいもを、姪が蒸し器に入れる。湯気の立つ鍋を見ながら、「まだー?」「まだー?」と何度も尋ねてくる。 蒸しあがった芋

地球儀をまわす

「カーボベルデって、どこにある?」 問いかけると、息子は地球儀をゆっくり右回転させた。 「あ…」一点を凝視し数秒。 「あった」と指をさす。 私はどこどこ?と地球儀を覗き込んだ。 「ここかぁ。初めて知ったよ」 「うん。僕も。アフリカ大陸の横だね。セネガルに近い」 2023年夏。バスケットボールの世界大会が沖縄で開催された。 オリンピック出場が決まる大事な試合。 日本の対戦相手は 「カーボ・ベルデ」 初めて聞く国名だった。 どこに位置するどんな国なのか。 地球儀で調べてみると

親子で自然から学ぶ-失敗だらけの山開拓

我が家は平日都市に住み、休日自分たちの土地がある山へ通う4人家族。 普段は便利に、土とも虫とも無縁な妙にクリーンな世界で暮らしている。都市から出ない生活をしていると、まるでこの世界の中心が人間であるかのように感じる。お金さえ払えば食料もエネルギーも簡単に手に入れることができる。人間は万能で全てを作り出すことができるような心持ちがするが、本来は無力だ。 山でひと時を過ごし、神経を研ぎ澄ませると、たくさんの生き物の気配が迫ってくる。時に自然の力の恐ろしさを体感することになる。自

【グランプリ受賞記事】僕らはひたすら草を土に置く #未来のためにできること

 夏の農作業はほぼ除草という畑も少なくないが、僕らもひたすら草を刈った季節であった。そして、その大量に刈りとった草をこちらもただひたすら畑の土の上に置いていった。自然農界隈では、この作業を草マルチ敷きと呼んだりする。  マルチというのはマルチシートの略で、よく畑にビニール製のカバーがかけられているのを見たことがないだろうか。あれのことである。雑草や害虫の予防になる他、畑の保水効果も期待できるので、マルチを利用する農家は珍しくない。このマルチをビニールではなく、畑で刈った草を

[UX小話]サイゼリヤの新オーダーシステムの話

あたしは自他ともに認めるサイゼリヤエンスージアストなんですが、昨夕、出先でWiFiが使いたくなって近くにあったサイゼリヤに立ち寄った際、なんとオーダーシステムが顧客自身のスマホを使ったセルフオーダーシステムに変わっていました。 (店員さんにお聞きしたところ、現時点では全国で数店舗だけの試験導入段階とのこと) あたしが体験したオーダー手順は以下のとおりです。 1.席に設置してある電子棚札(※)に表示された席番ごとのQRコードをスマホで読み取る ※電子棚札:スーパーにあるよう

なぜ私は今、アフリカの大地に立っているのか

一年半前、アフリカを旅しながら書き始めたこのnoteに、移住先のウガンダで少しずつ言葉を付け足そうと思う。 大学進学をやめるまで 15歳のとき、はじめてカンボジアでバックパッカーを経験した。 旅を始めて私は、世界を疑うことをはじめた。世界がシンプルでないことを知ったからだ。 高校生の頃、ここまで経済が成長し、物足りている世の中でなぜ脱開発が進まないのか。なぜSDGsのDはさらなる”Development”を目指すのか。なぜ人間は半永久的に他者の欲望を模倣するのか。どこ

#51 あの選択をしたから〜年収3分の1の転職〜

自分に多いもの、それは転職した回数と通った大学の数です。今日現在で大学は4つ目、仕事は6つ目です。十回あった大きな選択の中で、自分の人生に一番大きな影響を与えたのは、二番目の仕事だったと思います。 好き勝手やった教師時代 2000年に大学院を修了してすぐ、憧れの英語教師になりました。私立中高一貫校だったので、「自分たちの学校の教育は自分たちで決める」空気がしっかりしており、好き放題させてもらいました。ある選択授業では、 ということで、教科書はやめて毎回英字新聞などから題