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#スタートアップ 記事まとめ

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スタートアップが手がけたnoteが集まるマガジンです。スタートアップが読むべき、知るべきnoteも選んでいきます。
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記事一覧

【IVRy入社エントリ】まったく転職する気がなかった私が話題のスタートアップに人事として入社した理由

noteの記事を開いていただき、ありがとうございます! 1月20日にIVRyに人事として入社した小久保と申します。社内では、bonamiと呼ばれています。 今回は、転職を全く考えてなかった私が、なぜIVRyに入社を決めたのかを入社エントリとしてお伝えさせていただきます。 IVRyについて詳しく知りたい方は、まずはこちらをご覧ください。 簡単な自己紹介愛知県出身、実家はトマト農家。大学を機に上京し、大学時代からインターンをしていた人材系ベンチャーに新卒で入社。その後、クッ

セールスAIエージェント

セールスイネーブルメントAIを発表 本日、2025年2月18日、ナレッジワークにとって、創業以来恐らく2番目に大切な、いやもしかしたら最も大切かもしれないリリースを出しました。 「セールスイネーブルメントAI」の発表です。 セールスイネーブルメントのすべての領域でAI機能を開発し、AIエージェントを実現していくことをリリースさせて頂きました。 2025年に入り、日々夢中でプロダクトを作っています。 毎日自分たちが生み出していくものにドキドキしながらプロダクトに向き合って

カオナビTOBは偶然か必然か

カオナビへのTOBが公表されました。スタートアップ界隈ではかなり話題になっていると思います。早速ですが、公表内容を見て私なりに思ったことを投稿してみたいと思います。 カオナビとは2008年に創業、2019年に上場した日本でのSaaSスタートアップの第一世代の企業の一社かと思います。下図の通りタレントマネジメントシステムを提供しています。 以下のような利用機能を3つの料金体系を提供しています。 直販とパートナーモデルで販売、他サービスとのAPI連携なども進めていると思われ

スタートアップの不都合な真実

~“急成長”の裏で見えないプレッシャーと苦しみがある~ きらびやかなイメージの裏にある現実 ここ数年、「スタートアップ」という言葉が華々しく取り沙汰されてきました。SNSやメディアで取り上げられるのは、華麗なる大規模調達のニュースや、あっという間に時価総額数千億円を達成する“ユニコーン成功物語”。スタートアップこそが未来を変え、新しいイノベーションを連発しているかのような印象も。 もちろん、そこには夢と希望があって、実際に世の中を大きく動かす力を持つ企業も多数あります。

新規事業のウラガワ:駆け抜けてたどり着いた現場ドリブンなプロダクトのつくりかた

migi(@migii000)です。 カミナシでプロダクトマネージャー( PdM )をしています。 先日、「カミナシ 設備保全」を正式にリリースしました。 正式リリース前からご契約いただいているお客様もおり、より一層身が引き締まる思いです。「カミナシ 設備保全」を導入して正解だったと言ってもらえるように、引き続きチーム一同頑張っていきます。 なぜカミナシが「設備」領域のプロダクトを提供するのかは、COO 河内さんの note を読んでいただけると嬉しいです。葛藤のあった

スタートアップの3類型:市場との向き合い方から考える成長戦略と成功要因

スタートアップを分類する際、私たちはよくBtoBやBtoC、あるいはSaaS、AI、フィンテックといったセクター別の区分けを用いています。しかし、こうした分類方法には本質的な限界があることに気付きます。例えばSaaSの中にAIやフィンテック、ヘルスケアが含まれるなど、セクター間の重複が多く、明確な区分が難しいのが現状です。 今回は違う切り口の分類方法として、市場との向き合い方に着目した3つの類型についてお伝えしたいと思います。イネーブラー型、ディスラプター型、クリエイター型

ベンチャーキャピタルからの資金調達

久しぶりのnoteです。2023年末に約10年務めたLINEヤフー、Z Venture Capital(ZVC)を退職しました。2024年の1月にベンチャー投資(VC投資)とM&Aなどのプライベート・エクイティ投資(PE投資)を行う、Boost Capitalを元ヤフー社長の小澤さんと、OMAKASE創業者の髙橋さんと一緒に立ち上げました。 Boost Capitalは2024年3月に1号ファンドを設立し、2025年2月の今日現在まで12社に投資をしています。(投資を開示し

SaaSのスタートアップがリアル建設会社をM&Aした理由

「これって、いまやるべき事なの?」 「Exitはどうなるんだ?」 「SaaSに投資したはずなのに」 2024年の秋、投資家との議論がヒートアップするなか、私は大きな決断を迫られていました。 SaaS事業は前年比2倍以上で売上が成長し、直近で数千万円の契約も複数決まり、採用もうまく行き始めたタイミングでした。にもかかわらず、私が「建設会社をM&Aする」と言い出したわけです。 それでもなお、M&Aを決断したのは、我々のミッションである「地域産業・レガシー産業のアップデート」

なぜ日本からヒューマノイドロボットスタートアップが生まれないのか

結論から言うとすでに生まれている。本書ではタイトルとは無関係に私から見たヒューマノイドロボットビジネスについて語る。 なぜ私が語るのか私はバリバリのヒューマノイドロボットの研究者・開発者、というわけじゃないが、日本のヒューマノイドロボットスタートアップについて語る資格は十分に持っているだろう。以下は私の簡単な自己紹介。 大学時代(2003~2008年ごろ)ヒューマノイドロボットの研究をしていた(一応ヒューマノイドロボット博士と言っていいだろう) トヨタ自動車にて車輪型ヒ

#74 創業者のセカンダリー売却について~長距離走のために~

スタートアップは短距離走に見せかけた超長距離走 スタートアップを立ち上げるというのは、人生をかけた大きな挑戦だと思う。実際、上場を目指すなら最低でも数年単位、時には10年以上の道のりになると考えるべきだと思う。 一方で、スタートアップは資金調達のサイクルによってマイルストーンが細かく区切られ、それぞれのフェーズは短期のスプリントのようにも見える。サービスを立ち上げた直後は、次の資金調達までにPMFを証明しなければならないし、そのためにかなりのスピードで動き続ける。ある意味

キャディ、新卒採用をスタートします

キャディCHROの幸松と申します。 2025年、キャディは新卒を採用を本格的に開始致します! 過去インターン経由や、リファラルを通じ小規模に採用をしたことはありました。しかし専任チームを組成し、本格的に新卒採用に踏み切るのは今年が初めてになります。 なぜ新卒採用を始めるのか、事業的な背景は 600人から更に拡大をしていくフェーズにおいて、ミッション・バリュー・カルチャーの体現者となってほしい その高い成長スピードを通じ、抜擢などを受けながら、会社全体の成長機運を高めて

事業をゼロイチで創る面白さ ー PMF前のアーリー期スタートアップBizDevの醍醐味

株式会社HaulでCOO/事業責任者としてBizDevを担当している坂藤(@sakato_yhtst)です。 昨年7月にシード期スタートアップのHaulに参画した後、「初期フェーズのスタートアップってどう?」「PMF前の会社でのBizDevって何してるの?」と知り合いから質問いただく機会も増えたので、スタートアップで”事業を創っていくこと”に興味を持つ事業開発/BizDevやコンサルタントの方向けに、”PMF前のアーリー期スタートアップBizDevの面白さ”を伝えたいと思い

カミナシの現在地点、マルチプロダクト化を進めてみての学び

少し遅いですが、あけまして、おめでとうございます!新しい年が始まりましたね!皆さんは昨年はどんな年でしたか? カミナシは苦しいことも、嬉しいことも、色々とありました。ただ、最後には、会社として第二四半期の事業目標達成&セールスチームも新規受注のギネスを更新して、素晴らしい年の締めくくりとなりました。 そんな2024年という年は、会社にとっては1つの「分岐点」だったと思います。1つだったプロダクトを5つに増やす決断をして、会社はカオス状態に突入した年でした。創業以来、役員か

6.6億調達。Web3は奇跡の領域ではないか?

資金調達のお知らせこの度、当社におきまして総額6.6億円の資金調達を実施いたしましたことをご報告申し上げます。 本調達による資金は、事業基盤の強化および優秀な人材の採用に活用いたします。 今回のラウンドでは、既存投資家であるDimension社および15thRock社より追加出資をいただき、より事業に集中する時間を確保することができました。 特にご両者には心より感謝申し上げます。 両者は忖度なしにして心からお勧めできるVCですので、調達や起業を考えている方はぜひ相談してみ