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キャディ、新卒採用をスタートします

キャディCHROの幸松と申します。
2025年、キャディは新卒を採用を本格的に開始致します!

新卒の方と、前人未到の未来を創りにいきます

過去インターン経由や、リファラルを通じ小規模に採用をしたことはありました。しかし専任チームを組成し、本格的に新卒採用に踏み切るのは今年が初めてになります。

なぜ新卒採用を始めるのか、事業的な背景は

  • 600人から更に拡大をしていくフェーズにおいて、ミッション・バリュー・カルチャーの体現者となってほしい

  • その高い成長スピードを通じ、抜擢などを受けながら、会社全体の成長機運を高めていってほしい

  • 事業が急拡大する中で、組織としてのスケーラビリティを持ちたい

などなどあります。

これらは大事な理由でありつつ、多くの他のスタートアップでも語られている内容です。このnoteではあえて、新年の抱負も兼ね、私個人としての想いを書きたいと思います。

¶日本を良くしたいというモチベーション

少し話を脱線します。

私はキャディの創業メンバーの一人として参画し、会社と共に歳を取り、8年目を迎えました。

8年目ともなれば、当然これまで色々とありました。
フェーズも大きく変わってきています。自分の役割も変わります。自分も会社の成長に追いついていけるよう日々必死です。
振り返ったとき、辛いことの方がよっぽど多いです。

それでもキャディに居続けるのは、キャディのミッションに強い共感があるからです。

初めは町工場など、自分にとってより身近な存在への貢献を意識していました。今でも「なぜキャディを続けていますか?」と聞かれると、真っ先に町工場への恩返しと答えます。
ただ、今はそれだけでなく、よりマクロな観点でのミッションも意識しています。

過去noteに書いたように、私は日本への愛着があります。

失われた数十年と言われるように、製造業をはじめとする、日本の誇りある産業が元気を失ってきています。

私は原因の一つに、グローバルで世界を変革するようなスタートアップが出ていないことがあると思っています。
特に深刻なのは、多くの人が無意識に、日本発で世界的にイノベーションを起こすのは無理だと思っていることです。

無理だと思うところにイノベーションは起きません。
昔は日本人が陸上で9秒台を出すのは夢のまた夢だと思っていました。ただ一人先駆者が出ると、急にレベルがあがり記録が続いていきます。
無理だと思わせない先行事例を創ることが、日本全体にとって必要だと思っています。

そして私は、日本のスタートアップがグローバルで変革を起こすなら、本気で製造業であり、キャディだと思っています。
それが私のモチベーションになっています。

¶人材面から日本の産業を良くしたい

CHROとして採用をリードする中で、加えて強く思うようになったのが、人材面から日本の産業を良くしたいという点です。

日本は世界に比べ、社会を変えるような大胆な発想を抱き全力投球をする、変革を起こしていく人材が不足していると感じています。

私は新卒でマッキンゼーという会社に入りました。
「コンサルは色んな業界に触れられる」「経営的な視点を持てる」「実際起業した卒業生も多いよ」と聞き、自分もここで働くなかで、なにか人生を捧げたくなるテーマに出会えるのではと期待をしていました。

私の思惑は外れます。
ビジネスの基礎スキルは上がっていく一方、やりたいことが見つからない自分に悩みました。
会社では「幸松さんはパッションがないよね」とフィードバックを受けることもありました(そういったフィードバックに触れられたのは私の財産です)

人生の一部をかけるほどのライフミッションを持てる人には2パターンあると思っています。
1つ目は、特に若い頃になにか強烈な原体験を持っているパターンです。ただこういった原体験を持っている人は多くありません。

2つ目は、なにかに覚悟を持って挑戦し、責任を持ち打ち込む中で、それが後からパッションになっていくパターンです。
私もこのパターンです。
中小企業や伝統的産業に興味はありましたが、キャディをやりたいと思ったのは代表の加藤のビジョンに惹かれたのと直感です。

ただその後、町工場で現場修行をし、時に否定され傷つきつつも事業を立ち上げ、色んな町工場に助けられ、一つ一つのドラマの中で私のパッションは本物になりました。
私は今、モノづくり産業のポテンシャルを解放したい、世界の製造業の変革を成していきたいと心の底から思えています。

町工場の現場修行。毎日部品にネジ穴を開けていました

こう思い返すと、ビジネスで変革を起こしていく人材にとにかく必要な経験は、

・若いうちから事業の責任を持ち、挑戦し、時に失敗する経験を持つこと
・世界を変革しようと恥ずかしげもなく言える、熱量の中に身を置くこと

だと思っています。

だからこそ今の新卒の方にとって、スタートアップに飛び込むことがもっと当たり前になってほしいですし、キャディのように、製造業×グローバルという一際難しい挑戦を通じ、世界を変えていこうとする会社に入ってきてほしいと思っています。

入ってきた新卒の方が超スピードで成長し、数年後に独立して起業をするかもしれません。でもそれでいいと思っています。
その新たな起業家が社会に変革を生み、それを見た次の世代がまた変革に挑戦していくのであれば、日本は輝きを取り戻していけると思っています。

故に、新卒採用はキャディのミッション実現のためでありつつ、私のパッションともリンクしているのです。

¶最後に:新卒を採用することの責任

最後になりますが、新卒採用というのは、多くの人の最初の就職先になるという点で大きな責任を伴います。

採用までのプロセスだけでなく、育成を始め入社後の体験の設計を念入りに進める必要があります。そしてそれは数年単位の営みになります。

志を持ち入社いただく新卒の方に取って、キャディをベストな環境にしていきます。

①キャディは卓越しつつ、ピュアな人材の集団である

上記はほんの一例ですが、キャディは様々な業界のトップ人材が集まっています。かつ素晴らしいのは、500人を超える組織になっても各々が、ピュアに夢を持ち最高の熱量で仕事をしている点です。

Apple社も小さなガレージから始まり、その夢に否定的な周りの人もいましたが、それでも信じ続けて今のような大きなインパクトを提供する存在になっています。キャディも異次元の成長を続け、近い将来に同等の企業になることを目指しています。この熱量に触れて仕事をすることは、必ず新卒の方の財産になります。

②成長を支援するキャリア設計と配属

キャディの人事制度では、年齢は関係なく、本人の意思・適正に応じた配属を行います。新卒の方が基礎能力を高めやすく、かつ上司の支援を受けやすい配属ルートを複数設けます。また成果に応じて、マネジメントや海外のポジションへの抜擢も積極的にしていきます。急速成長する環境だからこそそういった機会が多く存在しますし、早めに責任を持つ機会を持つことは、確実に若い方の成長機会に繋がります。

③能力開発支援の仕組み

キャディは近年、入社間もない方のための支援のプログラムを充実させています。通常の入社研修に加えて、必要な能力を定義し、明確な合格基準を設け能力開発を行う期間を設けています。新卒の方については、ビジネスマンとしての基礎的なスキルから、一人で活躍できるようになるための教育支援期間を厚めに設け、自身を持って業務に溶け込める環境にしていきます。


この新卒採用の責任を果たすのはキャディとしてもちろんですが、私個人としても背負うべきものだと考えています。

私はモノづくり産業にパッションを持ち、業界に恩返しをするまで死ねないと思っている人間です。
誰よりキャディが好きだし、ポテンシャルを信じているし、辛いことがあっても立ち戻るモチベーションがあります。いかなる苦難があっても投げ出さないと言えることが創業メンバーとしての自分の強さです。
そういう想いで、キャディの新卒採用を進めて参ります。

具体的なビジョンまではなくとも、社会のために何かを成し遂げたいという志を持つ学生にたくさん会えることを楽しみにしています。キャディにとって、日本にとって、そういった方の力が必要です!!

代表の加藤より、新卒の方向けのウェビナーを2/14開催します!!
日本から世界を変えようと志す、私の新卒同期でありキャディの社長です。
熱い想いの裏には、数々の努力やドラマがあります。
そんな彼のメッセージは新卒の方にとって必ず参考になるはずです!

新卒の採用サイトはこちら!エントリーお待ちしています!!