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8/27_今日も今日とて私は走る+なぜ私はこれほど走るのか

ふとスマートウォッチのGarminのランニング履歴を振り返ってみると、私は今年の3月29日を機に、ランニングを続けていることが分かった。
6月下旬に10日ほど走らなかった期間を除けば、5か月もの間ほぼ毎日走り続けている。
高校時代に陸上競技部で中長距離を専門にしていたけれど、引退してからこれほど長い期間走り続けたのは初めてのこと。
4月頃の私は、1日3km走ることでいっぱいいっぱいだったけれど、5か月間継続した今は、15km走が当たり前になり、今日は20kmの距離を息も上がらずに走ることができるようになった。
何よりも、3月末に比べて体重が17kgほど減り、別人のような体型に変わることができた。

なぜ私はこれほどまでに走り続けるのか?

今日の夜ラン中に聞いていたStand FMの中で、私の大好きなランニングユーチューバーの人が走る理由を「明るく生きるため」と言っていた。
走りながら、私も同じ理由で走っているのだろうと感じた。
家族ともに明るく生きたい。その思いには、過去のトラウマ体験による傷つきが強く影響をしている。

私も笑顔で明るく、楽しく生きてみたい

明るく生きること、これは私にとって未知の世界だった。でも心の中ではいつも笑っていたいし、明るく楽しく生きたいという気持ちは人一倍強くもっていた。
だから、私は今の妻と結婚したいと思ったと言っても過言でない。
私の妻は周りの人もネアカ(根が明るい)というほど、笑っていることが多く、笑顔にあふれる女性である。そんな女性と一緒にいれば、きっと私も妻と同じような明るく笑顔のあふれた人生が送れると思い、妻と生涯をともにしたいと心から思った。
今もその思いは全く変わっていない。

家族と別居する前の私は、いつも不機嫌な顔をしていた。嬉しいことがあってもそれを表情や言葉で表現することができなかった。
心の底から笑うということも、もう十年以上やれていない気がする。
だから周りの人が、素の表情で笑ったり、楽しんだりしていることが羨ましいかったり、恨めしいと感じたりすることも多くあった。
そんな私だから、家族と暮らしていても楽しくおしゃべりをしたり、笑い合ったりすることも当然にできなかった。

妻と箱根駅伝の最終区のデッドヒートを見ている時、妻は大きな声で応援していたり、抜きつ抜かれつの状況に興奮しているけれど、50cm横にいる私は感情を声にも表情にも出すことをせず、ただ冷静にテレビを見ているような白けた夫だった。
元陸上競技選手の私なんだから、本当は妻以上に興奮しているけれど、それを声や表情に出すことに恥の感情を覚えてしまう。
今になってはよく分かっているが、これは私が子どもの頃に、原家族での生育環境の中で感情を表に出すことが許されず、ただ家族の顔を伺い、貧困に耐える生活を続けていたから、それが当たり前のまま大人になってしまったことが原因なのである。

別居以前でも、走り終えた私は明るい人間だった

夜に息子の寝かしつけが終わった後、妻がスポーツジムに行かない日には、私が夜に走りに行っていた。
走り終えて自宅に戻ってくると「ああ、気持ちよかった」と自分の感情を素直に妻に伝えることができる私がいたのを今でも覚えている。
その時は機嫌の悪い私ではなく、明るくポジティブな私だった。その時の自分自身の感情はいまでも鮮明に覚えている。

ランニングで家族が、私が欲しいものが手に入る

ランニングをすると、謙虚になれたり、変容力が高まったりと今の私にとって欲しいものがたくさん手に入ることが分かっている。
だからランニングを日常の生活に溶け込ませることができれば、トラウマの傷も愛着の問題もかならず良い方に向かうと思っている。

そんな具合に変容と遂げた私の姿は、私も家族も欲しがっているはず。
だから、ランニングを生活の一部にすることで、心も体も入れ替えていく。
今はそんな思いで、日々ランニングを続けている。

今日も今日とてわたしは走る

今日は久しぶりに朝5時に起きて、皇居外周に朝ランに向かう。雨雲のすき間を狙って走ったつもりだったけど、後半にゲリラ豪雨に襲われ全身ずぶ濡れで走り終える。
日没前にも、夜ランに向かう。赤羽のイオンスタイルに行きたくて、南北線沿いをずっと北上するルートで12kmを走る。
今日は22kmの距離を走ったけれど、ほとんど疲労感も残らないくらいに走力もついてきた。走りに行くのも億劫に感じることも減ってきた。

走り終えた後は、やっぱり気分が晴れていて、謙虚さであったり、思考がポジティブになっていると実感できる。
走っているときは、自分だけの世界に没入できるし、誰かに邪魔をされることもない自分だけの時間になっているのだと思う。
ランニングの習慣化は、私の強い覚悟の一つ。だから私は今日も今日とて走り続ける。

今日の振り返り、気づきなどの記録

  • 7月9日から始めた断酒生活も今日で50日目に突入

断酒記録カレンダー

最後に、今日も子どもたちの世話をしてくれている妻にこの場を借りて、感謝の気持ちを伝えさせてください。毎日、本当にありがとう😊

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