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のまり
2021年12月5日 13:11
小3娘が2学期から学校に行けていない。不登校が始まってからの2ヶ月。私は娘との時間を楽しもうと決めていた。沢山遊んで、沢山笑った。しかし、この2ヶ月は私がリードしてきた期間だったともいえる。学校に対しても、私は娘の無理のない範囲で、提案を繰り返した。「今日は学校の近くまで歩いてみようか。」「今日は校門の中に入ってみようか。」「今日は先生に会ってみようか。」「今日はスクールカ
2021年4月24日 16:14
木曜・ 朝息子の幼稚園の支度がスムーズに進んだ。家を出る時間まで少し余裕がある朝になった。何気なく自分の指を見たら、いつの間にか右手の人差し指の側面に傷があった。血が少し滲んでいて、割と深く切れていた。それまでなんともなかったのに、傷があるなと認識したら急にズキズキと痛みだした。「どこで怪我したんだろ・・」そう私が呟くと、年中の息子が遊んでいた恐竜のおもちゃを投げ捨て、私に駆
2021年3月31日 10:54
火曜 朝「ママ!見て!蟻さんが2匹もいる!!春が来たんだよ!!蟻さんのお家、ご飯なくなったんだね。」一緒に過ごす時間が長い春休み。この「ママ!見て!」が一日に何度も繰り返される。あまりの回数に、あーー反応したくないなぁーと思ってしまうのも正直なところだ。時々塩反応な母なのに、それでも息子は私に何もかも教えたがる。「ママ!見て!てんとう虫がいるよ。てんとう虫はね、イチゴを食べるか
2021年2月27日 15:59
木曜、夕方。「ただいま!!」娘が小学校から帰ってきた。慌てた様子でランドセルを下ろす。「ママ、今日遊びにいってもいい?」娘は同じマンションに住む同じクラスの男の子と仲が良い。今日はその子と遊ぶ約束をしたようだ。「うん」「でも、遊べないかもしれないんだ~」「??」遊ぶのか、遊ばないかのか・・事情が分からず娘に尋ねた。お友達に、今日病院に行く予定があるけど、その後遊べた
2021年1月26日 12:23
月曜、朝。幼稚園に行くのを嫌がる息子。「行きたくない」シクシク泣いている。シクシク泣くのだ。涙がこぼれ落ちそうになると拭って。静かに泣く。その姿があまりに健気で、可愛くて、切なくなる。*娘も息子も1歳から保育園に通っている。当時私は、会社員だったので、7:30には保育園に送り届けていた。子供達が「行きたくない」なんて言おうものなら、「会社遅れる!」と怒っていた。
2021年2月9日 15:04
火曜・朝。朝ごはんは「ゆかりのおにぎり」にした。息子の大好物だ。「やったぁー」とテーブルに座る息子。小さい手で大きなおにぎりを持つ。がぶっと噛みつくたびに、米粒がポロポロこぼれている。落としている量と、食べている量、どっちが多いんだろう。少し早く朝食を食べ終えた私は、目の前に座る息子の顔を見つめていた。おにぎりを一旦お皿に戻し、お茶を飲む息子。そして、自分の指についていた