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#作詞

【詞】私

【詞】私




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【詞】薔薇

【詞】薔薇

夜を終えて
朝の日とともに
今、サクラが見えた様な
焦燥から早とちりしたのかな、

ブルーな日常も今に薔薇色になるらしい、
きっとね

夜を終えて
身近なところから春を見てみたいかな
テレビのなかで開花予想の話が出ていたり、
そういうところから初めてみたい

一言ずつ、一言ずつ
春に合わせていきたい。

一言ずつ、一言ずつ
春に合わせていきたい。

重ね着もやがて減っていくでしょう。
乾いた季節を

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【詞】雨のマーチ

【詞】雨のマーチ

これだけ冬が吹雪いてしまえば
皆に春はやって来るのでしょう
言葉や紙を整えて、新しい日々を思ったり

閑散とした水溜まり、どうやら外は雨らしい
歌詞が浮かびそう 歌詞が浮かびそう

今テレキャスをただ弾いて
ただ弾いて 雨のマーチに答えるの
俄雨らしいその空気に
ギュインと鳴らして

今テレキャスをただ弾いて
ただ弾いて 雨のマーチを彩るの
自分や皆の若さをその天気に
ギュインと鳴らして

鳴らし

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【詞】ただいま

【詞】ただいま

晩夏の道に麦が笑う
帰り際に会釈する
狗尾草摘んで、いつも手に振る私たちみたいな人と
 
半透明の月と滴る夕景
祠の傍で変わらず眠る猫
同じ街、何れの光景
途端、俄雨 若い雨

 
一夏の終焉と しずかな気楽と
そよいだのは 馴染みの声
繰り返す“ただいま”
 
どこか憂いの漂う外と 翌月へと継ぐ淡い波長
呟く 暮らしの音
鳴らした“ただいま”
 
 
タ凪の様に 心を撫でたなつかしさ
春を急いで

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【詞】Smoke(仮)

【詞】Smoke(仮)

数字が右から左に流れる
幾多流れては迎えを待ってる

僕もまた記号のような会話と
数の水流に慣れた頃

巨樹のように高く聳えた街並み
夜空は柔らかそうで
どんな心地だろう

躰を預けて、
皮肉の茂る世界を
わすれたいんです。

"ほら、またそうやって"と
君の声 過ぎったよ 
目を開ける 雨がしとしとと

現にやるせなくなると君の声を思い出す

"ほら、またそうやって"と
君の声 笑ったよ
目を閉

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【詞】快、

【詞】快、

言葉は浮き沈み
草に風吹く
何かを知っては
また歩き出せるから

君に貰った思い出も
うねったり くねったり
何もかも無くしてしまっても
前を向ける なんて

季節は目眩く
隣が欠けても
石を積み重ねて
わすれかけても

風はまた吹いて
換気していく
新品みたいな姿で佇む

言葉はふいに還り
影でやすまる
色々と分かってゆくよ
流れる会話も慣れていく

君に貰った思い出も
揺らめく夕暮れ
明かりさ

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【詞】オール

自分の先 水平線
遠目にクジラ 歌ってる
笛を吹いて 舟を出すんだ

気もちの奥 時に
貴方が眩しいばかり
旗のようになびいた服や
長い髪を思い出すのさ

夢みたいに遊び合ったと
めくるめく オールを漕いで
記録は水面 海を行くよ
鴎があんなに空をあおぎ

平行する世界で
踊る綿毛のなかに貴方
わすれたりしないと潤う
星みたいな瞳

気もちの淵に掛ける
笑い声がなつかしく
ミルキーウェイ 話そうか

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【詞】僕BIRD

雨雲が 過ぎるとき 僕は海を渡る
その先に答えがあるように思うから

雨雲が 過ぎるとき 僕は海を渡る
その先に答えがあるように思うから

翔んでけ 翔んでけ 僕バード
駆けてけ 駆けてけ 僕バード

島の先に見た 新しい言葉の味

翔んでけ 翔んでけ 僕バード
駆けてけ 駆けてけ 僕バード

うねる汗は 潮の味

翔んでけ 翔んでけ 僕バード
モノクロの空を抜けるまで

日差がやたら寂しくても

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【詞】幻(仮)

【詞】幻(仮)

君は蜃気楼みたいなの
心地よい夢を 刹那な愛を
魅せてくれて 朝になれば 
束の間の楽園だったと..

駱駝と共に旅人たち
映画のなか 行き交ってる
そんなショーウィンドウ見つめて
季節外れの風が吹いて

渦巻く空 鱗雲は群れ
街は衣替えの頃で
僕は、過ぎゆく季節の服の儘
怠けぐせの日々よ

君は蜃気楼みたいなの
心地よい夢を 刹那な愛を
魅せているの 緑の薫る
草原で踊ってみたいの

君は蜃気楼

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【詞】現らつ

遠すぎる空の羽の群れ
言葉に顔が宿る日よ

(仮)の球を受けては
ねえ、答えが曖昧です。

渡り鳥にもなれるし、
鯨にもなれる想像で

理想に餌を与えてる
高鳴ったりする空気

何かを模して暮らしてる
(虫みたいな繊細さ)

想う言葉を飲み干して
(聡明な自分を見たい)

髪になじむ電波をほぐして
上手い具合に付き合っている

鉄塔の束をながめてる
(参観した猫達と)

ネオンの街の道すがら
(透

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【詞】むかし+すこし日記

むかしの徒然を思いだす

僕の周りは緑だった、

夕暮れに向かう1本道

歩く..   歩く..

朝の風が撫でる

柔らかい芝生

気付いたら

過去に壁が出来ていた。

むかしの徒然を想いだす

今の僕は街のなか

夕暮れに向かう長い帰路

歩く.. 歩く..

さよなら むかしの思い出よ

以前投稿した"【詞】アルク/むかし" より
"むかし" を掲載

【日記】

今日、バスに乗っていたら

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【詞】水彩

【詞】水彩

遠い街でも 風は吹いてる
来たる雨は 花を咲かすことでしょう

遠い街でも 夏は過ぎ去り
鈴の音が 次の季節を鳴らす

しずかな日々に 踊る線になる
水彩の糸が 風にゆれてる

しずかな日々に 踊る期待した
繊細な糸は やがて光をつれて

溢る

遠い街にも 風は吹いてる
鉄塔や絵画の 色が褪せても

遠い街にも 夏は過ぎ去り
記憶の束を今
花束に変えて側へ

しずかな日々に 踊る線になる
水彩の

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【詞】夏

【詞】夏

出来ないことだらけで
後悔する季節が来た

ひぐらしの哀しい声と
きらめく月に何とも言えない

朝の海へ行こうか

昼の森に行こうか

夜の山に登ろうか

やりたいことが山積みで

夢をみてる 暑さのなか 心は旅人

理想と現実の狭間で

寝ては醒めては 夜の向こう側

まだまだ知らないワクワク

何から始めようか?

ーー

僕らの季節は何回も巡ってくるけど

それが終わる度 一つは必ず
何かが

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【詞】蝉時雨

【詞】蝉時雨

そうだね 虫の眼で
桃源みたいな街を観る

きらびやかに光っては
やがては醒めていくのでしょう

視野が まだなれないな
だから まだ曖昧です。

あの飛行機雲 模様
もっと先の澄んだ未来

儚いような思い出も 形をもちそう

そんなことを感じる
感じていた日々だって

夢のような街でまた、
いつしか きっと薄れてく

蝉みたく 蝉みたく
一夏の思い出よ

笑い合った思い出も
君のなかで霞んでく

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