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これまで投稿した日記が見れます
自分の作った詞になります
これまで投稿した日記のなかで 音楽の話をしているものをまとめています
これまでnoteに投稿した詩集です
夜行性の森が 羊を連れて 夢を隠した そこに佇み 空を濡らした彗星は 昔を呼ぶ 昔を呼ぶ 繭を割ったワンルーム 扉を開けて 瓜二つの 自分に似た 怪獣が 怪獣が 怪獣が来る 怪獣が 怪獣が 怪獣が来る 夜を息吹く蛾の姿になって 思うほど 思うほど 遠のく眠り 月に揺蕩う 月に揺蕩う 繭を割ったワンルーム 向こう側の 向かい側の 隣り合わせの 自分に似た 怪獣が 怪獣が 怪獣が来る 怪獣が 怪獣が 怪獣が来る 寝入りばなに羽を開いて すぐに飛んでいく
今回は、panpanyaさんの単行本「魚社会」から2つのエピソードを選び、その感想を書いた記事になります 一部、話のネタバレを含みます 秘密 あらすじ この作品では、一見してどこにも入り口がない家という、気になる違和感が描かれていて、その謎を残したまま、話は想像の膨らむ終わり方をします この話を読んで、入口がない家までは行かないですが、実は近い体験を自分もしたことがあります 幼少期に、家族で出かける際、よく通る山道があって、そこを走っている時に、窓から周辺の家を眺
昨日、noteに投稿した後、寝ようと思ったら ストーブの灯油が切れていたので、補充しに玄関に行く 外は雨だったので、雨音を聴きながら、満タンになるのを待っていた しかし、家の中の静けさがなんか怖くて、音を増やそうとリビングのテレビをつけた 直前に、怖いと分かりながらホラー系のチャンネルを見ていたこともあり、謎に緊張していた 見なければいいのに見てしまうのが、ホラーあるあるだと思う 結局、ホラーと関係なく眠れなかったので、YouTubeを見ながらノートを読み返したり、
そうだった 物語の初めの原動力は 独りだったことに由来していたんだ 感情で出来た山をいくら登り詰めても 最初から最後まで独りで居たかったんだ ノートの行間に宿る 凍てつく言葉を 繰り返し 繰り返し なぞり そこに浮かべる 僕の舟 朝焼けが髪に馴染む 静かな 静かな 冒険譚を 胸に秘め 胸に秘め 生きる 遠くに釣り糸を投げる そして ずっと鳴いてる鳥が居たから 話をしたんだ 世界のあらゆるを見尽くして やがて此処に帰ってくるんだ 初まりも終わりも無いほど 展開す
そんなに折れるものが多いわけではないが、折り紙が好きだ 手順通りに紙を折っていけば、動物やキャラクターを平面的や立体的に表現できるのが素敵だなと感じる 昔はドラゴンやくす玉の作り方をYouTubeで見ながら真似していた くす玉は、折り紙を何枚か重ねて球体にしていくのだが、枚数が多かったのか、形がいびつになることがあったし、 他の折り紙も、完成しても同じようで違う姿になっていることもしばしばだった その一方、1枚の折り紙をギリギリ切れないように四分割にして、分けた紙をそ
通学路の水性を 歩く 夢のブランコが揺れる 遊具が染まる 茜の色 似たもの同士だろう 夕月の光るダンスと めぐる 時間に滲む 影 ブランコを漕いではゆらり 空に届くはずもないのに 見えない心の畔 きっと誰かが居るらしい 似たもの同士だろう 夕月の光るダンスと めぐる 時間に滲む 影 Bye Bye 詞の新作です すごく儚い感じの詞を書いてみたくて作りました 水性は、絵の具で絵を描く時に、筆先に含んだ水分が紙に滲むみたいなイメージです ブランコは、ずっと漕いでる
今回は、以前投稿した日記「夢の話」の続編になります 夢の中でよくゲームセンターが出てくる そこそこ広いゲーセンで、場所はイオンみたいな建物の中にあることが多い しかし、最近見た夢では、ゲーセンが謎の場所に配置してあって、 ロボットアニメで操縦室に向かう時にある、球体の自動ドアみたいな場所を進んでいき、 その先は、少年ジャンプへの入り口でもあり、ゲーセンだと言うのだ 多分、少年ジャンプ系の景品が沢山あるということだと思うが、何故、少年ジャンプなのかは分からない しか
遠い向こうの川の向こうの魚の鰭として または嘘として逃げたい 震えるのは窓の風が 化け物の声に聞こえるから 海の底の水母の足の一つとして または闇として逃げたい 震えるのは爪の影が やけに鋭利に映るから 引っ掻いて 冬の寡黙を 繕って 撫でる夜空を 遠い向こうの 川の向こうの 山の向こうの 海の向こうの 人の向こうの ヒトの向こうの ヒトノムコウノ 君 詞の新作です 実験的な文章になりました 今日投稿した「結局」という詞の見出し画像と 白
明るく降る雪を 白い世界を 小さい挨拶より大きく生きてみたい 飲み干した空き缶を潰して 何を思う 見慣れた部屋の天井 寝転んでいても 剥がれないよ 後ろ向き いつものことさ はっきりした声で返せば変わるだろうか すべてが終わるその日まで どこかに行くにも 剥がれないよ 後ろ向き いつものことさ はっきりした声で返せば変わるだろうか すべてが終わるその日まで 明るく降る雪を 白い世界を 小さい挨拶より大きく生きてみたい 朝になれば 新しい日がまたはじ
自分の好きな話になるのですが、 今は見れなくなった映像作品を紹介する動画にハマっています 制作側の都合で見れなくなった作品もあれば、古すぎてビデオテープ等に保存されている可能性の低い作品など 理由は様々なのですが、放送されていたという事実は確かにあるのに、年月の変化で希少な存在になっていく というのが不思議だな〜 と思います 自分の好きなアーティストの作品などにも、そうした現象は起きていて 例えば、星野源さんのシングルの初回限定盤なども、ネット上で高額出品されていたこ
ノートが砂のようにざらついている頃 食わず嫌いしていた明日の背骨が来る 魔物のように炎を吐いて 新雪の陰影を 溶かして 塒を巻いているんだ 使い古した頁の余白の結露をぬぐい 書き起こせば 十代のゆらぎが今も部屋を流れる キッチンに沈むリンゴも きっと鏡を担うだろう 見惚れた図鑑の言葉の意味を 此処でいっぱい受け止める 無色 透明 になりたい 無色 透明 になりたい ノートが砂のようにざらついている頃 食わず嫌いしていた明日の背骨が来る 魔物のよう
嫌なことは夜の雨の向こう 車道も人もぽつりぽつり きっと魚は飛行船 嶺の上の夢を見る 砂のようなマドロミを飲み干す月が いつもより早く通り過ぎる 星や雲のあいだを 街は街でそのままで どこまでも循環している 翡翠色の夜景のあらゆるを回す 鳩時計が飛び出すと そう思うと ベッドから0時の底に落ちていくよう 嫌なことは夜の雨の向こう 車道も人もぽつりぽつり きっとイルカの潜水は 月の中の海にいる 想像上の友達が 星や雲のあいだを 跳ねては通り過ぎる 跳ねてはどこまでも行
※歌詞の解説は、個人的な解釈です 復活後、最初の新曲であり、NHKで放送されている チ。 -地球の運動について- の主題歌になっている サカナクションの「怪獣」 TVサイズのノンクレジットオープニングが現在YouTubeで視聴できるのだが、再生回数が300万回を越えていて反響がすごい 自分も視聴したが、良い意味で、ものすごくゾワァ...と来る楽曲で、 活動休止期間を終え、さらにサカナクションが進化している! と感じた 今回は、衝撃を受けた「怪獣」の現時点で公開されてい
外から帰ってきたら我が家でストーブが稼働していた 洗濯物を乾かすためだったのだが、ストーブの姿を見ると、冬が迫ってきているのだと感じる 自分の住んでいる地域は雪国のため、とにかく冬は寒い 朝起きたら、リビングにタタタと向かい、真っ先にストーブを点けて暖まるのがルーティンになったりする 子どもの頃は、外で雪が降っていると はしゃいでいたけれど、 今は歩いていると「ええい!💢」と雪に対して思ってしまうことも多い 同じく子どもの頃、家の屋根からつららが伸びているのを眺める
panpanyaさんのマンガに「枕魚」という話があるのですが、この話で驚いたことがあって、 作中で、マクラウオという魚が昔、枕の代わりとして重宝されてきた → その質感を基に枕が作られるようになった と回想するシーンがあり、 最初、本当の話だと思っていたんですよね マクラウオという魚も実在すると思っていました ある日、マクラウオと調べてみると、こちらのpanpanyaさんの単行本の情報が並んでいて、「あ!フィクションだったの!」とビックリしました 話の中で、マクラウオ
冬の朝に冷たくなった本を開く 頁の一枚一枚が結露するよう 空に雲を刺繍する頃 マフラーを巻いて 旅をするように 本は進む 木々のように佇む誰かが 結露の先に見える 浮かぶものに惹かれる 劇場のドアの奥で 世界は より 世界だ 結露の先で 今日がすぐそこまで来てる 詞の新作です 以前、早朝に起きた際、本を手に取ったところ、ひんやりとしていたので、そこからイメージしました 一足早く 冬 をテーマにしています 最近投稿した詞はこちらから!