【詞】快、
言葉は浮き沈み
草に風吹く
何かを知っては
また歩き出せるから
君に貰った思い出も
うねったり くねったり
何もかも無くしてしまっても
前を向ける なんて
季節は目眩く
隣が欠けても
石を積み重ねて
わすれかけても
風はまた吹いて
換気していく
新品みたいな姿で佇む
言葉はふいに還り
影でやすまる
色々と分かってゆくよ
流れる会話も慣れていく
君に貰った思い出も
揺らめく夕暮れ
明かりさえも消えた世界で
また笑い合えるかな
季節は目眩く
隣が欠けても
石を積み重ねて
わすれかけても
風はやがて吹いて
躰を換気する
新品みたいな景色を眺めてる
この世は何だろう
世界は何だろう
時に心配がこぼれそうになる
羽を伸ばすほど
遊べるほど
時に心配になってくる
君の世界 あの世界
人それぞれ変わる世界
風がまた吹いてゆけば
自分の窓を開けるのです
何もかも無くした後でも
この詞を読みかえしていると
なぜか河原の光景を想像するんですよね