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#雨

【詞】メルシング

【詞】メルシング

頬を伝う水 涙らしい

庭を見ていた

雨の海は微かに閉ざす

栞の中の言葉遊び

青くない海の青さと

名前の無い蕾は縮む

煙と絡む空の雲やら

遥か先の未来も小さく

溢れる模様の庭を見ていた

扉を閉める

栞は落ちる

読んでいると、庭先に小雨がポツポツ降っている光景が浮かんできます

全体的に抽象的な文章になっているので、色々想像が膨らみます

最近投稿した詞はこちらから!

【詞】靄

【詞】靄

靄の中の小雨 朝になれば染まる

同じように歩く 闇を掴んで変わる

鉄は 草木のように笑う

思っている以上に 本音が零れるのなら

向こう側の晴天も 通り沿いの人も

嘘のつき方も 泣きそうに 泣きそうになる

時代が 僕の方に来る

歩いていくほど もっと話したい

深く話したい

靄の中の小雨 朝になれば染まる

同じように歩く 闇を掴んで変わる

鉄は 草木のように笑う

思っている以上

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【詞】疑問

【詞】疑問

自分は何になれるだろう
点滅する夜の明かりに
優しく 息を吸ってみたい
ぼやけて映る街の何もかも考えていたい

炎は 心騒ぐんだ
朝の露は休むんだ
舟のように違う世界を見てみたい

煮詰める 気持ちになって
ビルは孤高に佇んで
夜中の歌の糸を垂らす
もう少しだけ

自分は何になれるだろう
外の光を見つめるほどに
見えない地平線が来る

詞の新作です!

こちらの詞は、夜中に窓辺で頬杖をついている人

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【詞】雨の轍

【詞】雨の轍

雨の轍消えた此処で
かの日の紅
忘れられないくらいの銀世界の虹
思い出した
君の話一つ聞かせて
嘘でもいいから
君の顔浮かび出した
アスファルトに立つ

ごめんね、そこで言葉の渦に
僕は回って夜な夜などこか
遠くの朝の踊る薫り
そこに居るからそこに居るから
カーテンの前で蹲る僕が重なる地平
君の話一つおしえて
日常の朝

雨の轍消えた此処で
かの日の儚い
忘れられないくらいの空を
思い出した
僕の

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【詞】12月の独り言

【詞】12月の独り言

歩く先の石に名前を付けた
雨露に濡れ、そこで雨宿りした
そんな少しの話を持ち寄って
君の元へ帰れればいいのにね

吐く息は彼方に
ぼんやりとくっきりと
青い周りに浮かんでゆく
そんな僅かな話を頭に入れて
君の元へ帰れればいいのにね、過去へ

12月の独り言
形を変えて雨でさえ
通り過ぎたら
遠い記憶の肩ゆらす
街灯だけ
君の輪郭を照らして
笑い合ったね

そうだったね

ゆっくりと水の中のように

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【詞】この雨の

【詞】この雨の

暗いです

この雨のせいです
この、雨のせいです
明日の空が光で満ち溢れているように

この雨のせいです
この、雨のせいです
僕の心も曇天で泳ぐ

解像度、高くなって、街の影がくっきり見える
君の街の灯火が雨の中でぶれている
解像度、高くなって、走り抜けた景観に
灯火と同じように僕の輪郭もぶれていく

この雨のせいです
この、雨のせいです
闇を絵筆で塗りたくるみたく深まった夜の色彩に
まったくの空

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【詞】雷雨(仮)

冷たい雨はアスファルトを寒そうな顔にします
猫の背みたいに柔らかな草も寒そうな顔をします
混ざりに混ざって灰色、
季節の固まった毛並みも解れやしないのです

日常が傾いたら なかなか戻らないもので、
焦燥の荷はいつ下ろせるの
ひたすら心は揺られてしまって

突然の稲光にハっとしたのさ
溜め息ばかりの世界に今日も居ようと思ったのに

真っ白い虚無にすべて消える時、
図太い音を鳴らして 鳥も雨も歌って

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【詞】雨のマーチ

【詞】雨のマーチ

これだけ冬が吹雪いてしまえば
皆に春はやって来るのでしょう
言葉や紙を整えて、新しい日々を思ったり

閑散とした水溜まり、どうやら外は雨らしい
歌詞が浮かびそう 歌詞が浮かびそう

今テレキャスをただ弾いて
ただ弾いて 雨のマーチに答えるの
俄雨らしいその空気に
ギュインと鳴らして

今テレキャスをただ弾いて
ただ弾いて 雨のマーチを彩るの
自分や皆の若さをその天気に
ギュインと鳴らして

鳴らし

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【詞】相合傘

七色の あの曲線にさ

貴方はどんな夢を描くの?

愛に近い純粋が芽を出して

蔓になった

今そんな風に 重ねた言葉は
永遠の様で 一瞬みたいな魂みたい



.


.


相合傘したよ 春の継ぎの雨のなか

街角の野良猫 獣の肌 毛先濡らし

瞳の奥に 何を感じる

鉄筋の海にたたずみ思わず

そんな風に 呟く嘘は
絵空の様で 現実みたいな存在みたい



.


.

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【詞】 Rainy Emotion

その無垢な笑顔が 時になにより綺麗で
伝う感情の線の先 捲る季節の穴へ

そのはじまりの言葉が 時になにより優しく
剥がれた自分の幼さは 遠い記憶の方へ

行き交う人々の表面しか いつも見ていない
どう話してみて 答えよう
ひとつずつ言葉を組みたてる

あなたの全面も知りたい
どう話してみて 答えよう
ひとつずつ束ねた想い

夜の雨の中 試されてる
結び目をまぎらわすRainy

確かに触れてるよ

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【詞】傘

【詞】傘

今回も昔の詞を載せてみます!
暗い感じではありますが、
気に入っていただけたらうれしいです!



雨がぽつぽつ 髪に染み渡る
足元には 街を映す水たまり
爛々と 雨を楽しむ子供たち
ちいさな傘を差して踊る

僕もまた、幼気な気もちになりそう
いっそのこと 彼らに紛れたいよ

同じ水たまりの上を歩いているけど
僕と彼らじゃ 其処に映る街並みは
大きく違って見えるんだろう..

その青い傘は 薄い

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