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2022年10月30日 17:50
今、遠い 遠い 遠い土地のまた、何も 何も ない土地の今、深い 深い 深い空とまた、長い 長い 長い海の味を知る味を知るまるで此処は底のない底のない哀愁 漂ってまるで残像を揺らしてそこに歩く人々がいるまるで此処は底のない底のない哀愁 漂ってまるで残像を揺らして今心踊らす人々がいる今、遠い 遠い 遠い土地のまた、何も 何も ない土地の今、深い 深い
2022年10月29日 17:30
窓の外 同じ景色にほっとしたりする何気ない毎日 変わらぬ儘で在れる様に言うほど欲張りはしないよこの暮らしが続けばいいと浮かぶ月 祈る様にふと一句詠んでみたり灯りが幾つか灯りが幾つとおもかげに似た灯りがゆれては鳴る鼓動 自分の心が過ぎる季節にまた年をとっていく大きすぎる程の楽しみは別に求めてはいないのですほどよいサイズの部屋と何気なく漂う言葉や顔を見てたい
2022年10月29日 16:35
霧雨の草原に 虹が目に映る虹なんてもう見ることはないと思ってた雨雲の歌を書いて 僕は歌ってた晴れ間やネオンの街にやるせない気分で昼間の街はカラスが舵を取ってたけたたましく集っては 電線の上彼らを横目に とっさに駆けてく雨粒が僕を受けとめたわすれないでいてわすれないでいる蒼さがふと蘇る草原で天気雨どこまで続くのだろう雨雲の歌を書いて ふと歌ってた雨雲の歌を書い
2022年10月27日 18:00
傘を出して 傘を開き雨粒の それぞれのリズム雨に濡れたい 雨に触れたい 無邪気なこども 自分の横目傘が並ぶ 街を回る 雨音の それぞれの唄よ雨に濡れたい 雨に触れたい その内 そう想う 視界は雨に溢れている 心は雨には触れている言葉を水に流している それは戯言も掻き消してふりそそぐ世界に しゃら しゃら しゅら しゅら 言葉 河に流しているしゃら しゃら
2022年10月23日 13:00
入道雲が空に咲いては花びらが散るように すがたを変える年はあっという間だと こどもの頃思い出したりした 思い出したりした入道雲に夢を誓ったのは いつだろう空っぽになるまで 青を捲り尽くしてアイス棒齧った自分ジオラマみたいなジオラマみたいな街が現実味を増す堅実になる僕の心内はもうすこし深く炒りないと 炒りないと両の目でもっと確かめたいのは君のことやその歌があまり
2022年10月19日 18:00
雫を求めているんだろうと誰かの優しさから零れる雫を求めているんだと同じ様に歩幅合わせて行ければいいな他人行儀にあなたを見るけどそれも終いにしようとちょうど秋風の便りよ心で描いた手紙を送ってくれないか赤黄色 空に鳥たちがイネが揺れる 窓を開けてあの花の匂いも来るでしょう乾いた天気に祈るでしょう垢抜けたい 自分たちも凪の様に 夕日に揺れるその花を渡すでしょう天気
2022年10月16日 17:00
空気に乗った あるはずのない想像が遠くに浮かぶ空気に乗ったもどかしい行動、言動 遠くに浮かぶ空気の流れ ふと彼方へ大きく伸びた背で あの頃空気のなかで 振り返ってみたちいさな歴史ゆらっゆらっゆらっ からの ふわっふわっふわっ笑ってみても 泣いていてもゆらっゆらっゆらっ からの ふわっふわっふわっ有るのよ空気の流れ ふと彼方へ大きく明けた空に あの頃空気の
2022年10月16日 06:30
心の弦を 弾く日々や時計の砂 積もる昼に開いたドアと君の話し声やかんが沸いて しばらくしずか出来たコロッケ 混ぜるコーヒーしゃれたカラスが 雲の海へと肩を寄せて テレビをながめ呟いたり 感心したり何気ないけど あどけないよ向いた顔に 笑う誓いに続け様は 素朴な匂い干した服に 雨がぽつり夕凪 風の便り暮れる日 微かに胸に響いたり紅葉が増えていく街と目が合う何か言
2022年10月10日 11:10
この空の下火が堂々巡る赤は空虚に添って春を読み返すあの空の下趣のある古さと廻る生き物の縁秋風に載って砂嵐舞う 生き急ぐ素質を確かめる砂埃舞う 生き急ぐ樹木が霞むなか陸で得た愛は水の色叙情的な水彩の色予見を測る 果ては遠い虫の蜜舐めて泳ぐ陸で得た愛は水の色叙情的な水彩の色予見を測る 果ては遠い虫の蜜舐めて泳ぐ君が風に仰いだ 掌の汗の純粋陸を味見し
2022年10月7日 19:32
次の季節色付く、僕は何もかも 刹那に感じるカランと鈴 鳥はさえずるカフェが開くもう1度 葉脈の様に伸びる街の構図を塊にせずに 1つ1つもう1度 葉脈の様に伸びる街の構図を塊にせずに 1つ1つ読み出すのは螺旋なアートの側どこへも続いてない段差螺旋なアートの側どこまでも続いてくダンサー久々の詩です!
2022年10月2日 20:00
その無垢な笑顔が 時になにより綺麗で伝う感情の線の先 捲る季節の穴へそのはじまりの言葉が 時になにより優しく剥がれた自分の幼さは 遠い記憶の方へ行き交う人々の表面しか いつも見ていないどう話してみて 答えようひとつずつ言葉を組みたてるあなたの全面も知りたいどう話してみて 答えようひとつずつ束ねた想い夜の雨の中 試されてる結び目をまぎらわすRainy確かに触れてるよ