【詞】キンモクセイ
雫を求めているんだろうと
誰かの優しさから零れる
雫を求めているんだと
同じ様に
歩幅合わせて行ければいいな
他人行儀にあなたを見るけど
それも終いにしようと
ちょうど秋風の便りよ
心で描いた手紙を送ってくれないか
赤黄色 空に鳥たちが
イネが揺れる 窓を開けて
あの花の匂いも来るでしょう
乾いた天気に祈るでしょう
垢抜けたい 自分たちも
凪の様に 夕日に揺れる
その花を渡すでしょう
天気雨も祝うでしょう
かげろうを駆けていく
あの夏に捧ぐ 若さのすべて
きらきら燦く水際
ふと銀河のことを思ったり
アキアカネの祭りが開けた
朗らかな畦に
そして今日日の空を1人
遡っていく
他人行儀にあなたを見るけど
それも終いにしようと
あのさ夏風の便りに
手紙は間に合わず
歩く後の影と揺れる 金木犀の季節
赤黄色 空の鳥たちよ
イネが揺れる いっぱいの手に
その花の束を抱くでしょう
乾いた天気も笑えたら
垢抜けた 自分たちも
凪の様に 夕日に揺れる
その花を渡すでしょう
あなたの瞳に見とれながら
誰かの優しさから零れる
雫を求めているんだと
同じ様に
歩幅合わせて行ければいいな
金木犀と言えば!
すきな曲です。
フジファブリックの歌詞のようにしてみたいな
と今回の詩が出来ました。
叙情的な歌詞っていいですよね