【詞】雨に本音
傘を出して 傘を開き
雨粒の それぞれのリズム
雨に濡れたい 雨に触れたい
無邪気なこども 自分の横目
傘が並ぶ 街を回る
雨音の それぞれの唄よ
雨に濡れたい 雨に触れたい
その内 そう想う
視界は雨に溢れている 心は雨には触れている
言葉を水に流している それは戯言も掻き消して
ふりそそぐ世界に
しゃら しゃら しゅら しゅら
言葉 河に流している
しゃら しゃら しゅら しゅら
言いたい放題
しゃら しゃら しゅら しゅら
冗談も口遊んでは
固くなりすぎずに ああ笑い出してる
本音口含んでは それも軽く流している
気持ち重くなればさ 雨が優しく撫でていく
きちんとすればするほど 本音強く隠している
そんな日々にさ
ああ笑いがとまらぬギャグを
傘から傘へ伝わらせて いっそ馬鹿馬鹿しくなってもいいよ
雨は晴れ 雲抜く日が 照らす笑みを
しゃら しゃら しゅら しゅら
言葉 河に流しても
しゃら しゃら しゅら しゅら
言っていいでしょ
傘が並ぶ 街を回る雨音と それぞれの笑みを
言ってみようよ それぞれの言葉
雨飴