不特定さん

ゆるやかに、加速、減速、を繰り返すうさぎ

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ゆるやかに、加速、減速、を繰り返すうさぎ

最近の記事

朝の憂鬱を飛ばしていこう

なんだかんだ毎朝文章を書いている 多分なにかの足しになるのでしばらく続けるかも(その日の気分によりけり) 最近の私の改革として、朝聞く音楽を変えた、というのがある 私はしんみりした曲とか、暗い曲をよく聞いて毎朝の通学時間を過ごしていたが今更それが良くない気がしてきた なので最近は銀杏BOYZを先ず聞いてから、でんぱ組、嵐あたりを聞いて、とにかく気分が引っ張られないようにしている だいたいこんな感じ↓ エンジェルベイビー 銀杏BOYZ ファンファーレは僕らのために でんぱ組

    • 私は

      サンボマスターで好きな歌詞がある 悲しい魔法を 僕らかけられても 自由になれるさ 必ず 「輝き出して走り出していく」サンボマスターより 私は鬱になることばかりだ 色々原因はあるけど、いつも病んでる 大抵病んでいる 病気である 薬は上手く効かなくて、全てを悲観していて、本当の自分はどんな風だったか思い出せない 周りの人にも、そして自分にも申し訳なくなる いつも負けそうになって死にそうになって、その度に周りの人に助けられて、自分は生きている 自分の良いところはどこだろう

      • 寝すぎた日

        寝坊した いつもより2時間も遅い電車 間に合わない一限のことを頭の隅において、緩やかに低下していく自己肯定感の泥に沈んでいく ぱちぱち弾けるアイドルソングを聴きながら考えた 私の髪がロングだったら良いのに 毛束の少ないハーフツインを揺らして、フリルの服を着て、街を歩く 私のハーフツインは短くて、シャギーカットの影響で毛先が外に跳ねていた これはこれで良いかと思ったが、やはり理想と違った 自分が、これ以上最低にならないためにかわいくなる 今日は友達が買ってくれたサンリオコ

        • 作品を作る上での話 (朝の電車 頭の中に流れたラジオ)

          作品の評価について、ぼーっと朝の電車で考えていた 取り留めもない思考をここに残しておく 予備校に通っていた頃、作品の評価がそのまま受験の合否につながっていた頃の話 良い作品は予備校の先生、大学の教授が決めるものだった 生徒同士でこの作品は良いだの、問題の意図がわかってないだの、言い合うことはあったものの、最終的に評価を決めるのは先生だった 私たち生徒の評価は、あくまで一意見の範疇 作品の、それを作った個人の人生を揺るがすものでは無かった 大学に入ってそれは著しく変化した

          自己を手放しに愛す

          私は一人で生きていきたいと考えている それは他者との繋がりを無くす、という意味ではなく精神的な自立を示す 私は他者から与えられる物に自己肯定感等を託してしまっている それは家庭環境とか、色んな理由があるんだろうけど、私は他者という媒体無しに、自分を手放しに愛せない 他者が私の話を聞いてくれて、私のことで笑顔になってくれて、言葉を伝えてくれて、はじめて自分を肯定できる それじゃあそんな優しい他者と触れ合えない時、私はどうなるのか 大いに病むのです 私は必要がないのだと、そもそ

          自己を手放しに愛す

          小学生の私はテイラーと共に

          疲労が溜まりすぎて、うつの波が来ていてまずい、この頃 お金は足りないし時間も足りないし余裕も足りない 小学生の頃、自分を守るために聞いていたテイラー・スウィフトを久しぶりに流す 昔は理解できなかった歌詞の意味 理解出来る今より、昔の方がまっすぐテイラー・スウィフトを聞けていた気がする 星マークのついた子供用のヘッドフォンをつけながら、流れる景色を眺めていた テイラーは、両親の喧嘩から、息苦しい車内から、私を救ってくれた 音楽が大好きだ ただ無心で聞いて、全てを忘れる 聞い

          小学生の私はテイラーと共に

          表現する

          死ぬのは案外早いかもしれない 明日は来ないと思いながら生きたいと、ふと思う 私の創作活動は生きるための手段であったが、最近そうでもなくて、普通の生活で案外生きていけてしまう 普通に幸せな時もあって、そりゃまあ、躁鬱にやられる時もあるけど、特に大きな不満もなく。ただ漠然とした不安感みたいなのはあって、それをうまく創作活動に結び付けられたら良いのだが、中々そうはいかない 創作と言っても何をしたら良いのだろう?文章?音楽?写真?映像?絵? あらかたやってみても、どれもしっくりこな

          優しさに音があるなら

          「じゃあゆうきちゃんは、その白い粉がないと生きていけないのね」 真顔でそう放った小林さんのおでこは、西日に照らされている。じわりと汗が滲む、まぶたを伝う。 私は手の中に握っているそれを見た。小さなジップロックに入れられたそれ。白い粉。普通、食卓に並ぶはずのそれは、小分けにされることで異様に見えた。 「ゆうきちゃんのお母さんは病気なの?」 汗が目に入ったのか、彼女は少し顔を顰めた。まぶたを指先で抑える。私はそれを見つめて、黙りこくる。 私の母は優しい。優しいけれど、その出力の仕

          優しさに音があるなら

          自己 ぼく わたし あなた

          僕なのか私なのかなんてものは 最初からどうでも良くて 今日も少し伸びた髪の先がはねている それだけの事実が、自己を決めている 髪の先があること 金髪の時は、うすく消えていて 抜け落ちても 床に散らばるそれに気が付かない 昨日はどこを向いたらあるのか 10年後は? 18の夏、18と言い張る19 私は27の冬に憧れて 少し大人になりたい 19未満 僕は13の時、 手を繋いでいた女の子を忘れられない 僕の中は 駅前であの子を見た時の、吐き出しそうなリアルさと、 下を向いた自分の、愛

          自己 ぼく わたし あなた

          かわいい い

          グロテスクな女の子がすき かわいさを全面に、こちらにぶつけてくるような、痛々しさのある女の子 私を見て、と主張してるのに、内心では必死に守ろうとしている、いじらしさ 私は主張できなかった女の子 怖かった かわいさを許すこと かっこいいと言われることを好んだ 男の子みたいな着こなし 髪型 ウルフカットはマストで、襟足が金髪だった そのうち全部脱色した 痛めつけるようにセルフカラー、セルフブリーチを繰り返した 高校をやめて、バイトをしてみたくて黒に染めた かわいい、かわいい

          じわり、と落ちていく

          最近は特に書くことが思いつかず、noteを開かなかった 私の筆が進む時は大抵、私が辛い時だ 私が鬱の最中にいる時、私は文章を書かなければならない そうしないと心が真っ黒な水(ベタベタしている)で氾濫してしまう 最近は、漠然とした不安に襲われながらも、それは決定打に欠けるので文章に表すことはしなかった この漠然とした不安が厄介である 死にたくなる訳では無いが、何をする気も起こらない 一日中ぼーっと寝てる 生きている実感がない 楽しいはずの予定もただ疲労感だけを覚えている 自分の

          じわり、と落ちていく

          最近出会ったもの

          ・謎の民謡をご機嫌で歌いながらさんぽするおばあちゃん ・証明写真機の前で飼い主を待つ大人しい犬 ・行きつけのたこ焼き屋の近くのベンチ ・村上春樹の小説に出てくる駅 ・乗車したことを証明する紙(切符ではない) ・コーヒーの美味しさ ・某チェーン店のオムライスの美味しさ ・卒展 ・早朝の川のせせらぎ ・タバコの自販機 ・幼い頃好きだったクマのケーキが実は小さかったこと

          最近出会ったもの

          新年

          あけましておめでとうございます。今年も一年よろしくお願いします。 私は元日から親の怒鳴り声に心痛し、一眼レフ片手に行くあてもなく家を出ました。そこで初詣に行こうと思い、急遽電車に飛び乗りました。しかし去年の倍ほど混んでおり参拝もせずすぐ神社を後にしました。 私はおみくじで凶でも出してとことん悲しい気持ちに浸ろうと思っていました。しかしそれも叶わず私はやりきれない気持ちのまままた電車に乗りました。 家には帰りたくなかったので、適当に降りたことの無い駅に降りてみました。降り

          薬を飲み忘れた

          また薬を飲み忘れた 私はいつも夕方の薬を飲み忘れる いつの間にか鬱がやってきてそこではじめて忘れたことに気がつく 感情が嫌な思いに囚われてしまうから薬は必ず飲まなきゃいけない それが億劫だった 飲まなきゃいけない薬があるのは、しかもその薬が鬱病の薬であることは、普通の生活からは程遠い気がした 私の人生の目標は普通に生きること 普通に生きてそれなりの幸せを感じること 傲慢なのは分かっているがそれくらいは望ませて欲しい 私は今まで幸せになるにはやらなきゃいけないことがあると思って

          薬を飲み忘れた

          死んだら

          眠れないので思いついたまま適当に書く 私はいつだって月のそばにいた 私は空を飛べたし光を見ることが出来たし世界を知っていた 夜眠ることの美しさとか意味もわからないまま呟く洋楽の、私を違う世界に連れていってくれる感覚を覚えている 私は生きていくうちにそれらをみんな死に結び付けてしまうようになった 根底にどうしても拭えない社会との不和があった 鬱が心の奥底にいる ありきたりな表現だがそうなのだ 悲しくて目の奥から溢れる つらつらと涙を零しながら言った 自分は将来死ぬと思う それ

          鬱について

          1日何もしてない、夜眠れないが合わさるととんでもない鬱がやってくる 鬱はじわじわ私を襲ってくる いきなりどーんと現れるのではなく予兆があるのだ 黒くしめったもやが足先から伸びてきて、私の心臓を鷲掴みにしてしまう すると私はもうダメになってしまう すごく寂しくて苦しいのに気持ちの吐き出す場所は見当たらないし、呻きながら長い夜を過ごすしかなくなる 睡眠薬を飲むために起き上がるのも面倒でどうしようもない、情けない気持ちに苛まれる 誰かに無性に話をしたくなるが大抵上手く話せない 話そ