死んだら
眠れないので思いついたまま適当に書く
私はいつだって月のそばにいた
私は空を飛べたし光を見ることが出来たし世界を知っていた 夜眠ることの美しさとか意味もわからないまま呟く洋楽の、私を違う世界に連れていってくれる感覚を覚えている
私は生きていくうちにそれらをみんな死に結び付けてしまうようになった
根底にどうしても拭えない社会との不和があった 鬱が心の奥底にいる ありきたりな表現だがそうなのだ 悲しくて目の奥から溢れる つらつらと涙を零しながら言った 自分は将来死ぬと思う
それは当たり前のことだ 誰しもいつか死ぬ
だけどこの死はきっと近いものなのだと思ってしまう 数年後とか
数年私はただ絶望に向かうのだろうか そう考えると情けなかった 悔しかった 私は頑張りたい でも頑張れない 頑張ると私が壊れてしまう
休むことが怖かった 私には自分の夢に責任があると思っていた それは何の責任なんだ?
きっとそれは過去の自分に対してなのだ 苦しんだ自分 死にたくてたまらないけどなんとか生きた自分 未来は変わると信じて その自分が責め立てる 号泣してそしてどこか諦めた顔で、なんでだよ、と 変わるって言ったじゃないか!
私は苦しい ずっと苦しい
生まれたくなかった けど私は冒頭の喜びを知ってしまった あの時の全てが動き出す世界が私の中にいる
世界は美しかった 残酷だった 残酷なモノの見方しかできなかった いつも私は綺麗では無い、発展途上で泥臭い何かばかりを大切にしている
普通になりたかった 普通の幸せがあるのなら私には何もいらない モノを書くなんてことはしない
だけどその普通がどれだけ難しいことか 私はモノを書くことで生きる それ以外の方法がまだわからない
泣きたいような気持ちだ 眠たいのに眠れない
眠るのが怖い 何もせず目を瞑るのが怖い 思考は私を死へと導く
死にたい 死にたくない 死にたくない
泣きたい 号泣したい 泣いて誰かに慰めて欲しかった でもそれは知らない誰かじゃないとダメだった 私は卑屈な人間だから知り合いの言葉を心から信じることが出来なかった だから私は孤独だった
仲の良い子がいた その子を最近見かけない 私はその子に生きていてほしい エゴだ どうしようもないエゴ その子が生きていれば全てが良いような気がする 私の生をその子に託してしまっているのかもしれない
死んだらきっと無に帰る
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