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個別最適な学びについて考える(100)ー棚橋俊介, 西久保真弥(2021)GIGAスクールはじめて日記Chromebookと子どもと先生の4カ月ーから

お疲れ様です.本日も元気にアウトプットをしていきましょう!
ついにきました!
100記事です!本当にここまでようやくって感じです!
問題はここからです!続けて頑張れるか,いや本は買ってしまったので頑張ります!

そんな100を何にしようかと迷った結果,少し遅くなりました.
GIGAスクール構想が始まって迷った時のこの一冊かなと思いまして,今回はこの本にしてみました.

本日は「棚橋俊介, 西久保真弥(2021)GIGAスクールはじめて日記Chromebookと子どもと先生の4カ月.さくら社,東京」です。では,早速読んでいきましょう!

最初は一緒にやってみる
 社会の「歴史を生かしたまちづくり」の単元では、「歴史を生かしたまちづくりポスターを作ろう」というパフォーマンス課題を出した。
 調べてポスターにまとめるまでの作業を子どもたちがすべて行うことができることを目標にし、授業を組み立てた。具体的には、全員で同じまちのポスターを作ってから、個別学習へとつなげた。
 まず、ポスターを作るためには評価基準が必要なため、ルーブリックを作成した。
 この評価基準を満たすためには情報を整理する必要があった。そこで、ポートフォリオに学習計画を立て、思考ツールを使って情報を整理した。次にポスターの作り方を指導した。スライドを活用してポスターにまとめることや、ポスターには必ず「タイトル」「キャッチコピー」「まちづくりの工夫」「写真」が必要なことを確認した。これらを学習した後、思考ツールで整理した情報をまとめてポスターにした。

棚橋俊介, 西久保真弥(2021)GIGAスクールはじめて日記Chromebookと子どもと先生の4カ月.
さくら社,東京

最初は一緒にやってみましたが,その後からは自分たちでやってみるという構成がとてもいいですね。

子どもたちが気づいたら勝手に動くようにするためには何が必要なのかということをよく考えるとそういう構成になるのかもしれません。
いずれにせよ単元構成をしっかり考え、評価基準を示すことが大切なのかも知れませんね。

学び方の多様化
 子どもたちは、これまでの学習経験を生かして、様々な思考ツールを活用して情報をまとめるようになった。例えば、調べ学習の流れをフローチャートにまとめて見通しをもったり、一番伝えたいことはなにかピラミッドチャートにまとめて情報を絞ったりする様子が見られた。
 子どもたちの学びは初期に比べて多様化していることがわかった。

棚橋俊介, 西久保真弥(2021)GIGAスクールはじめて日記Chromebookと子どもと先生の4カ月.
さくら社,東京

自分達で工夫をしだす状況にどうしたらなれるのか,その経験を1学期までに積んで来ることができているのか,できているのであれば可能になるのかもしれません.

そこまでの学級経営も含めて,日々指導を続けていき,同じような学習環境が作れるのではないかなと感じました.

本日はここまで!また次回の記事でお会いしましょう!

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nanjolno
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