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#読書感想文
綿矢りさ『ウォーク・イン・クローゼット』
こんばんは!
またまたおさぼりモードですみませんでしたm(_ _)m
実は、今月の頭から新しい試みをしていまして…
http://s.ameblo.jp/nrm321nrm
たけしま、アメブロはじめました。
今までnoteで書き溜めてきた読書感想文と通常のブログをセットにして更新しています。
どうしても商品画像を合法で使用したくて、悩んだ末にブログをはじめてみちゃいました。
今の所は毎日
2015年1月〜6月読書まとめ
みなさまこんにちは。
タイトルの通り、このnoteは半年間で読んだ本のまとめです。
ほんとうは6月末にまとめたかったのですがあれこれしている間に7月に入っちゃいました。最近、一ヶ月経つのがあっという間で、自分でもゾッとしています。
備忘録としてnoteを活用していますが、このnoteがみなさまの読書の参考になれば幸いです。
半年間の読書まとめとおまけに自分の読書についての振り返りもしますので、とっ
綿矢りさ『ひらいて』
綿矢りさ『ひらいて』(新潮文庫)
綿矢りさの作品は、深夜のテンションで一気に読了するに限る。深夜のテンションで書く文章は最低だと大学時代の教授に卒業論文時に指導していただいたことがある。現在深夜3:00。自分に酔った文章ほど恥ずかしいものは無く、これを公開したとたんに猛烈に後悔して恥ずかしさに耐えられずすぐに消しちゃうかもしれないが深夜のテンションで読まなければ綿矢りさ『ひらいて』に詰まっている
小野正嗣『九年前の祈り』
小野正嗣『九年前の祈り』(講談社)
第152回芥川賞受賞作。
たたかう読書が続いていました。久しぶりのかわいい読書です。装丁のかわいさは、ぜひ書店でお確かめ下さい(笑)
小野正嗣『九年前の祈り』は、北海道の田舎から出てきたわたしにとってはどこか懐かしい気持ちになりながら読み進めた物語だった。九州地方の海辺の集落を舞台に、東京から幼い息子を連れて出戻りした主人公・さなえの心情が描かれている。
柚木麻子『けむたい後輩』
柚木麻子『けむたい後輩』(幻冬舎文庫)
「「忙しかった」は理由ではなく言い訳」
おかざき真里『サプリ』の名台詞を思い出しながら、わたしの大学時代のぬるい生活を思い出しながら、苦い気持ちで読んだ。
この物語は「ものづくり」の仕事を志す人々の心にチクリと、グサリと突き刺すものがある。0から1を産み出す「ものづくり」という行為は、自由であり無限であり、それ故に必然性がない。しかし仕事においては期限ま