346日目 進捗管理(スケジュール、コスト)のあり方
進捗管理で管理する指標は2つです。
スケジュールとコストです。
コストの管理は何かしらの社内システムを使っているので、それらのデータを引っ張ってくれば、状況は把握できます。
スケジュール管理は、社内のシステムもバラバラで、管理方法も定まっていないため、「プロジェクトが遅れるかどうかは、そのプロジェクトのリーダー次第」となっています。
ちょっとも問題と感じているのは、スケジュールに遅れはなく、問題なくプロジェクトが終了しているにも関わらず、スケジュールを管理した記録が残っていないことです。
メールや電話を全て記録しておけば、何かしらの管理をしていて、「依頼した人にスケジュール通り進んでいるか確認」したりしているはずです。
問題なくプロジェクトが終わっているので、良いではないかと思われるかも知れませんが、別のリーダーが同じプロジェクトを担当した場合、遅れる可能性があります。
そのため、うまく進んでいるプロジェクトは、うまく進んでいないプロジェクトの手本になるため、管理された記録が重要となります。
スケジュール管理方法を定めて、標準化して、どのようにカスタマイズ(テーラリング)したのか記録する必要があります。
また、定めた計画をどのように計画通り進んでいるのかを確認する方法、頻度を定めておく必要があります。