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くそったれの世界

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過去にパニック障害とうつ病を併発し、7年間苦しみました。原因となった家族関係や、そのときの経験など、少しずつ書いていこうと思います。
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#虐待

被害者の順位~虐待が生みだす負の連鎖~

被害者の順位~虐待が生みだす負の連鎖~

別にそんな壮絶な虐待をされていたわけではない。

ただ強制的に勉強させられて、したくないと駄々をこねると怒鳴り散らすから、その恐怖から言うことを聞いて勉強するしかなかった。それ以外にも、日常生活のなかで父の思い通りに動かないことがあると、怒鳴られ、時に平手打ちをくらった。10代後半の姉たちはもっと殴られ、蹴られたりしていたそうだ。あまりの殺意に包丁を向けたこともあると話していた。

そんなことが日

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夢にあらわれる父。そしていま安心な場所へ。

夢にあらわれる父。そしていま安心な場所へ。

私が9才のとき、両親は別居を始めた。
別居することを知ったときは、本当に心の底から嬉しくて、正直これまで母にしてもらったことの中で1番嬉しかったんじゃないかと思うくらい。そのくらい私にとっては大きな出来事だった。

離れて暮らし始めてからしばらくは、まだ家が同じ町内にあり、そして相変わらず勉強はしなければならなかったため、ほぼ毎日父の家に通い勉強を教わっていた。しかしそれもふとした事がきっかけで行

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死際

死際

父について語ることは容易ではない。あまりに思うことがありすぎる。

普段の生活のなかで父のことを思い出すことはほぼないが、ふとした瞬間に思い出したときの、あの苦々しいような重苦しいような、そんな気持ちはたぶん一生消えないのだろう。

私が9歳のとき両親は別居。10歳のとき離婚。父と最後に面と向かって会ったのは12歳。その後、19歳のときに一度電話で話すも、そこからは一切連絡を取ることもなく、私が2

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安心な場所

安心な場所

この世に生まれて初めて接する大人の男性。それが父親だ。

私の父は、自分が絶対の人だった。そこに歯向かう人は、彼にとって悪で、必要のない者だった。

7つと6つ年の離れた姉たちがちょうど反抗期に入り自分の思いどおりにならなくなった頃、私はまだ6才で、親の言うことになんの疑問も持たずに生きていた。そんな私を見て、父のターゲットは姉たちから私に移ったのであった。

父の理想の子供というのは、どうやらよ

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