毒親とか貧困とか精神疾患とか、人生の何もかもが嫌になって逃げ出した先のドミトリーで、不思議な漫画に出逢った。 このドミトリー漫泊(https://mangaarthotel.com/)は共有スペースにスタッフのセレクトした漫画が大量に置かれており、宿泊者が自由に読んでいいのが売りで、決め手はそこではなく、男女で宿泊フロアが分かれてたところなんだが(笑)結果的に本好きとしては棚ぼただった。 その作品は土田完『終わりの国のトワ』。 こんな絶望的な状況でも本を手に取らずにいられない
しばらく何の投稿もしていなかったが、別段リアルが充実していたとかではなく、最大のトピックがあんスタで最推しのpt報酬星5カードを完凸させたくらいで、特筆すべきことが何も無かったからだ。 有名無名のクリエイターたちが鎬を削るnoteに自分なんかが投稿しても埋没していくだけだしなぁ……という諦観もある。 そしてこんな誰が見てるかわからない記事でも、できうる限り調べ物をして引用元やリンク先も明記するようにしている。 ……それが面倒で投稿が滞っている自覚はある。 しかし面白くても嘘や
※この記事には批判めいた愚痴が含まれますがすべて運営への愚痴でキャラクターをdisる意図はありません。キャラと中の人に罪は無い。 めっきりあんさんぶるスターズ!!のP仲間()と交流しなくなったので独りで考察ばかりしている。 丁度一年前のこの時期にDouble Faceのお披露目があり、こはくPとしてとても喜んだ覚えがある。好きなキャラと好きなキャラがユニットを組むのも嬉しかったし、軍服風の衣装もMVも何もかもが楽しみで仕方なかった。 始めてダイヤを砕いて走って星5カードを入手
このところ「あんスタ<半角スペース>ネガティブワード」でググってばかりいた。 Musicリリース時から、ネガティブな意見を見たら落ち込む、モチベが下がる、と確信し意識して避けていたのに。 しかし、一年以上経過し、メインもイベントもスカウトも解放可能なストーリーすべてを読んだ上でどうしても好きになれないキャラクターがいて、アンチスレを見て溜飲を下げたくなったのだ。 それだけで済ませればよかったのに、キャラの総合アンチスレまで見に行ってしまった。 自分の推しのユニットやキャラがd
あんスタの記事タイトルが毎回ジョジョ絡みなのはなんとなくだ。 ええ大人になってから始めたリズムゲーム「あんさんぶるスターズ!!」でソシャゲ疲れを起こしている……という随分大人気ない記事を以前投稿したが、よくよく考えるとこれってSNS疲れでは?とストレスの原因を洗い直してみた。 (余談ながら中高年のゲーム依存もスマホの普及に伴って増えているそうで。確かに隙間時間とスマホさえあればすぐやれるので、主婦が家事の合間に、勤め人なら通勤電車内で、プレイしている姿が容易に想像できてしま
私は一年が三六五日あれば三六六日「はやく死にたい」と思っているクチだが、今のところ自死を選ぶつもりはない。 借りてる部屋を事故物件にしたくないからだ。 事故物件、汚部屋、特殊清掃……ここら辺のワードはここ数年のトレンドと言ってよく、関連書籍もたくさん出ている。 その一冊でも読んだら、とても室内で死を選ぶ気にはなれない。 大抵死を希求する人間は「自分に生きる価値はない。生きていると他人に迷惑がかかる」と思っているが、誤りだ。 死んだ方がより迷惑をかける。 賃貸なら大家や管理会社
またもや「あんさんぶるスターズ!!」ネタで恐縮だが、予想通り推しの誕生日と推しの箱イベがモロ被りの地獄だったので、それについて語らせて欲しい。 経済力の無さ、デッキの総合値の低さ、特効スカウトのガチャ運の無さ、を補って余りある時間を有する無職の利点を活かして(?)走りに走りまくった。 ただ、ガチ走りするにしても、健康を害しては元も子もないので、今回きちんとマイルールを設定した。 ソシャゲは好きだがあまりお金をかけられない無課金&無職のユーザーは参考にされたし。 まず、夜は必ず
また『あんさんぶるスターズ!!』の話で恐縮だが、まずは「プロデューサーさん、ツアーイベントお疲れ様です」。 お前はあんスタとヒプマイにしか興味ないのかよと思われそうだが、実際その通りだ。 ADHDのプロデューサーさんに是非とも訊いてみたかったのが「ツアイベのミッション、一度ですんなりクリアできますか?」だ。 不注意優勢型で、ゲームに限らず日常生活でのミスが多い私は、下一桁やフルコン以前にメンバー配置やパフォーマーの選択を誤って、結構な頻度で同じ公演を周回している。 三項目ある
前回の記事( https://note.com/mizuya0/n/n23638255ff3a )で取り上げたソーシャルゲーム、伏せる必要もないのでタイトルを明かすが「あんさんぶるスターズ!!Music」(以下Music)の事だ。 リリースから一周年を迎え、大幅アップデートがあり、フレンド機能やオフィス訪問機能等が追加された。 最初に思った。 「余計なことすんな。」 私はリリース日からゲームを始めたのでプロデューサー歴(あんスタではプレイヤーの肩書がプロデューサーである)も丁
このところ投稿が滞っていたのは、ソシャゲのガチャでドブって主にメンタルがそれどころでは無かったからだ。 ただですら生活全般へのモチベーションが低いのに、趣味娯楽に対してまでやる気を損ない、いよいよ不味い事になった。 今更説明するまでもないと思うが、ソーシャルゲーム略してソシャゲには大概キャラクターの誕生日限定のガチャが存在する。 二月が最推しの誕生日かつ高レアのカード未所持だった私は珍しく課金してガチャを回しまくった。 結果は大爆死で、81連して「これはもう出ないな……」と撤
ヒプノシスマイク(通称ヒプマイ)がバトルシーズンを迎え、Fling Posse推しの私は麻天狼推しから接触されただけで「もしかして喧嘩を売られてる……?」とピリピリする毎日だ。 キャラを推す「推し活」はいかにも近年になって流行ってきた現代的なムーブに思われがちだが、既に千年前から存在した。 かの有名な清少納言の「枕草子」の中にも物語の登場人物の優劣を巡って意見を競わせるエピソードが出てくる。 議題にあがったのは「宇津保物語」。 恥ずかしながら通読したことはないが、あらす
私自身HSPの自覚はあるのだが、HSPを「繊細さん」などと呼称するには抵抗がある。 「自分のこと繊細とか自称する奴に限って鈍感で自己中だよねww」という非HSPのディスが聞こえてくるではないか。 HSPも「ひきこもり」とか「子供部屋おじさん」とか、自称すなわち自虐になるくらいの呼び方であって欲しい。 弱さを悪と見倣す世界で生きていくのはつらい。 強くて健やかな「普通の人間」に生まれたかった。 発達障害の診断が下った時も「自分はどう足掻いても普通にはなれない」という落
孤独を好ましいと感じたことはないが、結果的に孤独に陥っているので、そういう運命なのだろう。 運命と言うと大袈裟だけど、要するに一人掛けの椅子やシングルベッドと同じで、複数人での使用を想定しない家具みたいなものだ。 私は一人で生き、一人で死ぬ、単身者用の人間なわけだ。 昔から仲間はずれが死ぬほど怖かった。でも周囲にうまく溶け込めない。いじめられる。足手まといになる。 そういう失敗の繰り返しが「もともと独りが好きなんですよ。平気ですよ」というポーズを私に取らせるようになった。
森茉莉の作品を読もうと幾度か挑戦したものの、その度に挫折している。 腐女子の端くれとしては、偉大なる先達の「恋人たちの森」と「枯葉の寝床」くらい履修しとかないとモグリだろう、との思いは常にあるのだが、後ろめたさを抱きつつも未読のままだ。 小説が駄目ならエッセイを……と思って有名な「贅沢貧乏」を手にとったが、内容をまったく覚えていないので、おそらく最後まで読んでいない。 強烈なナルシシズムや癖の強い文体が合わないのだと思うが、決定的に受けつけないのは彼女の重度のファザコン
去年、とてもつらい事があって気持ちがヒリヒリと余裕がない時期にアーシュラ・K.ル=グウィンの「ゲド戦記」を読んでいた。 十代の頃、当時刊行されていた四巻までは読んでいたが、その後出た短編集と最終巻は気になりつつも未読であったので、全巻通読しようと思ったのだ。 若い頃には主人公のゲドも含め、登場人物たちが暴力的な目に遭うのがかなり衝撃だった。 バイオレンスな作品を読まないわけではなかったけど、本作が児童書のカテゴリーで出版されていたので、油断していた。 齢を重ね、多少の耐
はじめまして。水夜0(みずやれい)と申します。 簡単に自己紹介すると発達障害当事者で、HSPで、ひきこもりのおたくです。 きらびやかな肩書きが何一つない自己紹介ですが、事実を盛って詐称したところでいずれボロが出るので、ここでは正直に。 noteを始めたきっかけは、悩んだ時や落ち込んだ時、検索をかけるとけっこうな頻度でnoteの記事に行き当たるので、ここなら水が合うのではないかと思ったからです。 本の感想と自分の経験を絡めた記事を主に書いていく予定です。 自分が今現在成功