情弱潮流―微課金の戦士
あんスタの記事タイトルが毎回ジョジョ絡みなのはなんとなくだ。
ええ大人になってから始めたリズムゲーム「あんさんぶるスターズ!!」でソシャゲ疲れを起こしている……という随分大人気ない記事を以前投稿したが、よくよく考えるとこれってSNS疲れでは?とストレスの原因を洗い直してみた。
(余談ながら中高年のゲーム依存もスマホの普及に伴って増えているそうで。確かに隙間時間とスマホさえあればすぐやれるので、主婦が家事の合間に、勤め人なら通勤電車内で、プレイしている姿が容易に想像できてしまう)
私がゲームに苛立ち始めたのは、実はプロデューサー仲間からマウンティングされ出した時期なのだ。
完凸までガチャを回したとか、私の推しをすり抜けで引いた等のガチャマウントが一番堪えたかもしれない。
推しの為に七万円課金するのが当たり前の価値観がまかり通り(天井交換の300連にかかる金額はだいたい六~七万とされている)疑問や不満を口にすれば「ソシャゲってそういうもんでしょ」と返される事に流石に戦慄を覚え、同じゲームで繋がっていたSNSの相互フォローをかなり整理した……
で、それから少しずつではあるが、ゲームの方はまた楽しいと感じる事が増えてきて(プレイ中にSNSでの出来事を思い出して不快になる場合もあるが)穏やかなゲームライフを取り戻した感がある。
プレイヤー同士の情報交換や様々な考察は有意義だったし、その知識は実際ゲーム攻略に役立っている。
しかしそれ以上に嫌な思いも沢山してきて、結局自分はSNSに不向きであると再確認した。前述のマウント行為も私がそう受け取っただけで、当人たちが無自覚の場合がほとんどで、要するに自分のメンタルが脆弱だったのだ。
もし私と同じようにSNS疲れをソシャゲ疲れと誤認している人がいたら、フレンドを切る事から始めてみてはどうだろうか?
レッドオーシャンを知らずに井戸の中にいた方が幸福な場合だってあるのだ。
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