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本能寺の変1582 第43話 6光秀と信長 4御父信長 天正十年六月二日、明智光秀が織田信長を討った。その時、秀吉は備中高松で毛利と対峙、徳川家康は堺から京都へ向かっていた。甲斐の武田は消滅した。日本は戦国時代、世界は大航海時代。時は今。歴史の謎。その原因・動機を究明する。『光秀記』

第43話 6光秀と信長 4御父信長 

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重要 ◎目次 

番衆は、義昭の親衛隊。

 将軍直属の軍事組織である。
 一番から、五番まであった。
 幕府軍事力の中核をなした。

 ④詰衆番衆

  (一番)
   曾我上野介曾我兵庫頭助乗。
   馬田彦次郎楢葉若狭守時永。
   中澤玄蕃允本郷下総守信弼。
   朽木左兵衛慰成総。
   竹藤兵部少輔藤兼。
   佐分利玄蕃允。
   本郷治部少輔信能。
   本江又三郎方秀。
   馬田左京進。

  (二番)
   後藤治部少輔廣綱。
   大草三河守公廣。
   安威兵部少輔藤備。
   結城民部大輔貞胤。
   沼田弥七郎統兼。
   沼田勘解由左衛門慰。
   大草與三郎秋長。
   結城又七郎忠達。
   沼田徳松。
   飯川弥四郎忠直。
   安東宮満丸。
   山下。

  (三番)
   杉原與三眞下式部少輔晴英。
   千秋左近将監飯川治部少輔秋共。
   彦部孫三郎輝信。
   矢嶋兵部大輔賢行。
   松田将監頼秀。
   矢嶋中務少輔慶行。
   杉原新兵衛慰吉盛。
   眞下宮内少輔元種。
   飯川幸増丸。
   小林修理亮。
   千秋月齊。

(四番)
   金山常陸介晴実。
   田村刑部大輔。
   松任。
   町野左近大夫。

(五番)
   狩野伊豆守光茂。
   三上兵庫頭輝房。
   小坂次郎左衛門慰章利。
   狩野孫次郎輝茂。
   小田刑部少輔輝長。
   下津屋孫三郎輝信。
   久世弥九郎。
   進士知法師。
   眞木嶋。
   宇治少路。
   岩山與九郎秀信。

⑤奉行衆

   諏方信濃守晴長。
   飯尾加賀守盛就。
   飯尾右馬助貞遥。
   諏方神兵衛慰俊郷
   松田九郎左衛門慰頼長。
   二階堂山城守晴泰。
   波多野彦五郎通秀。
   大館上総介氏虎。
   一色七郎勝貴。
   武田梅松軒。
   耆波宮内大輔國任。後坂田を号す。

◎光秀は、義昭の家臣になった。

◎光秀は、足軽にすぎなかった。

 それも、末席。
 しかも、ただ、「明智」、と有るのみ。
 粗略、付け足しの感あり。
 これが幕臣としてのスタートだった。

⑥足軽衆
  
   山口勘助。
   三上。
   一卜軒。
   移飯。
   澤村。
   野村越中守。
   内山弥五太兵衛慰。
   丹彦十郎。
   長井兵部少輔。
   薬師寺。
   柳澤。
   珍蔵主。
   森坊。
   明智。

⑦奈良御供衆。

   龍雲院
   北坊。
   延寂坊。
   治部卿。
   柏蔵主。
   松井法印。
   同民部卿。
   同少将。
   米田源三郎。
   清水源七郎。
   藤村勘六。
   堀帯刀左衛門慰。
   同孫九郎。
   同孫一。

⑧御小者

   千若。
   梅若。
   鶴若。
   熊若。
   龍若。
    以上。

⑨諸大名御相伴衆以下。

   諏方神四郎。
   飯尾三郎。
   布施弥太郎。
   松田左衛門大夫。
   松田主計允。
   飯尾與左衛門慰。
   松田対馬守。

⑩同朋衆
  
   春阿。
   万阿。
   祐阿。
   歳阿。
   百阿。
   福阿。
   台阿。
   輪阿。

⑪御末男すえのと。

   高橋新九郎。
   疋田弥七郎。
   御倉正実。
   掟運。
               (「永禄六年諸役人附」後半部分2/2)



 ⇒ 次へつづく 第44話 7信長の甲斐侵攻 2信忠、諏訪進出


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