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ソフトバンクで孫さんから学んだこと〜人に伝える

私が第二新卒で入社した、当時数十人ほどのソフトバンク(持株会社)での仕事の経験は、今思うと自分にすごく大きな影響を与えてきました。

その中のひとつ、いまだに覚えてるのが、孫社長のプレゼン資料(投資家説明会)のお手伝いです。まだ小所帯だった当時、部署関係なく手分けしており、私も英訳などのお手伝いをしていました。

孫社長と担当者が何度もやり取りしてパワーポイントの資料ができあがるのですが、孫社長が修正をいれてくるのは内容にとどまらず、ビジュアルへの細かな指示もたくさんされるのです!
例えば「なるほど〜」と思ったのが、伸長率を伝えるために棒グラフを細く、長くせよ、という指示。

同じデータですが右の見せ方のほうが「伸びてる!」って感じがしませんか(笑)

携帯電話事業も買収前で、今より小さかったといいつつも、上場企業の社長が、グラフの表示方法にまで細かな指示をだすなんて。そこまでやる上場企業の社長さんってあまりいらっしゃらないのではないでしょうか。
こんな、私が社会に出たたての頃に出会った経験から、

人に伝えるということは、真剣勝負で挑むこと
真剣勝負では、使えるものは全て使うこと


そんな姿勢が自ずと身につきました。
これは、自分が事業を起こす時にもちろん役立っていますが、会社づとめ時代こそ、この姿勢が威力を発揮した気もします。

なぜなら、会社での仕事というと、「ビジネスはロジック(論理)」という思いこみがあるからでしょうか。「プロフェッショナルなきれいな資料」を目指す人はいても、相手の「心を動かす」に真剣勝負を挑む方は(特に社内コミュニケーション)はそう多くなかったように思います。(今はもうちょっと増えているかな?)

最近、『ホワイトカラー消滅』という本が出版されるように、AIが人間のしごとの多くを代わりにやってくれる時代となりつつあります。そんな中でも、「伝えて、人の心を動かす」という仕事は、人間だからこそできる仕事のひとつとして残ることでしょう。
そして、この「伝えて、人の心を動かす」は、単なる目的のための手段ではなく、人と人の心をつなげる、とっても素敵な喜びに満ちた仕事だな〜 と思いながら、このnoteも書かせてもらってます!

実はこの「伝える」私も長年気づかなかったのですが、「伝える」気持ちを10倍以上パワーアップさせてくれる技術があるのです!(それなのになぜかビジネススクールでも教えられないという謎・・)その技術は・・

「デザイン」です!

なんで私ももっと早く学ばなかったんだろう!と思うデザイン。私がデザインの力に気づいたのは5年ほど前。「非デザイナーのためのデザイン基礎講座」というオンラインでのセミナーで学んだことを活かしたおかげで、近畿を代表するビジネスプランコンテストのLED関西(当時、近畿経済産業局の主催)で10人のファイナリストにも選ばれたのです。デザインの技術が私のキャリアの転機を大きく後押ししてくれました!

そして、「なぜデザイン?」という種明かしがあるのです。それは、人間は情報の80%以上を「視覚」から得ているそうです。だから、伝える「内容」も大切ですが、どうやって人の「視覚」に訴えるかの工夫には即効性があるのです!(孫社長はゼロから事業を大きくする経験からきっとご存知だったのだろうな〜)

さらに今の時代、AIを味方に、canvaを使うと鬼に金棒です!(余談ですが、私はプレゼンづくりをパワーポイントからcanvaにのりかえました!)

そんな、多くのホワイトカラーが知らない「デザイン」を味方に「伝える」を実践すると、人の心と心がつながって、ビジネスにも、地域にも、あたたかい世界がひろがるのじゃないかな!(おしまい)

こんな思いで、多忙な子育て世代だからこそ「デザイン」を学び、いかせる機会をつくりました!子連れMBA®ランチタイム講座と課題添削つきで確実にスキルが身につく講座(アーカイブあり)、今ならご参加間に合います!

※子育て世代でない方も思いに共感いただくみなさん参加歓迎です‼️


実はこの講座、「デザイン」を学んで上場メーカー会社員からフリーランスに転身した子連れMBA®メンバーののりこさんが、自らの経験を元に企画してくれたものなのです。(このサムネイルものりこさん作)

私のキャリアの転機を後押ししてくれた「非デザイナーのためのデザイン基礎講座」は、カワッタデザインさんが開講してくれていた神講座だったのですが、今は個人向けにされていなので、この企画が代わりになって、たくさんの人が「伝える」を通じて、相手のことを思いやる気持ちを

写真は、低学年からプロも使うイラストアプリで絵を描く次男。この人の絵や配色をみると、どの分野でも、学ばなくても生まれながらにしてできる人って本当にいるんだなと!
そんな次男も背筋が伸びるのが、セトレ姫路のaeruさんのプロデュースされた、伝統技術で設えたお部屋。思いやデザイン、技術が集結すると、言語を介さずに子どもにも伝わるんですね!

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