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観たよ備忘録 
好きという感情の伝え方は人それぞれなわけで、私ならトヨエツくらいストレートでありたい。でも、藤井くんの不器用さもかわいい。

観たよ備忘録🚶🏻‍♀️
創作活動をする人に、全力で寄り添った作品。
右向きの人物が描けず、漫画家を早々に諦めた過去があるのだけど、諦めなければ違う未来があったのかなあ

(ハル) いつの時代も、出会いたい私たち

(ハル) いつの時代も、出会いたい私たち

はじめに
(ハル)1996年公開
主演 深津絵里 内野聖陽

オンラインで知り合った男女の恋愛ストーリー。
東京で営業の仕事をしているハル(内野聖陽)と、盛岡で職を転々としているほし(深津絵里)。ネットがなければ出会わないふたりが、パソコン通信を通じて仲を深めていく。
パソコン通信の会話を字幕で表現し、本作品の半分は字幕で物語が進んでいく、当時かなり挑戦的な演出・脚本だったに違いない。
画面いっぱ

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観たよ備忘録🫡
(ハル)
盛岡と東京、それぞれ暮らしている男女が、インターネットを通して交流を深めるお話。
1996年上映。約30年でネットを取り巻く環境はガラリと変わったけど、これからどう進化するのかな、、、でも根本的なものは変わらないんじゃないかな、と思わせてくれる作品。

ダメージを喰らいたい

ダメージを喰らいたい

毎月1本は映画を鑑賞するようにしている。
今月は、原作が直木賞を受賞したことでも話題になった「私の男」を鑑賞した。
浅野忠信と、当時18歳(!)だった二階堂ふみが主演で、二階堂ふみは中学時代から成人したOL時代まで見事に演じきっている。正直、この役は二階堂ふみしかできないんじゃないかなあ、と思う。

あらすじからして、非常に衝撃的である。10歳の時に震災に遭い、家族を失ってしまった花(二階堂ふみ)

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ちょっと思い出しただけ 一生に一度忘れられない恋ができれば良い

ちょっと思い出しただけ 一生に一度忘れられない恋ができれば良い

最近、映画館で映画を観ることが少なくなってきている。サブスクの襲来によるものか。このご時世柄、というのも大きい。

月に一度のペースだったのだが、前回映画館に足を運んだのが、昨年ゴールデンウィークに上映していたミッドナイトスワン。半年以上も前である!

今日はたまたま仕事が休み。しかも、レディースデー!
この作品を、今日観ないと後悔する。私にはその未来が見えていた!

※ここからはネタバレ含みます

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恋する惑星 無期限の美しさ

恋する惑星 無期限の美しさ

今じゃネトフリやらアマプラやら、映画を手軽に楽しめる世の中になったものの、旧作はやはりレンタル様々であることを改めて感じる。
仕事終わり、TSUTAYAに寄ったのは、『恋する惑星』をレンタルするため。POPEYEの特集に掲載されているのを見て、昨年からずっと気になっていた映画をようやく鑑賞することができる!
無事在庫はあり、レンタル完了。お目当てのものが見つけられた感覚は、やっぱりいいもんだ。どう

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恋する惑星 待つことの美しさ

恋する惑星 待つことの美しさ

後編の感想です。

前編とは別の警官と、惣菜屋の新人店員との物語。

↑前編の感想はこちら

警官に一目惚れした店員フェイは、警官がCAの女性と別れたことを知る。思わぬ形で家の鍵を手に入れ、住所を聞き出したフェイは、警官の家を掃除したり、水槽の魚を増やしたり、ぬいぐるみを替えたり、模様替えをしたりする。
フェイはかなり大胆な行動をするものの、警官は部屋の変化に気づかない。それどころか、出て行った元

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ブルーバレンタイン ※元気なときに観てください

ブルーバレンタイン ※元気なときに観てください

数年前、レンタルした映画を再度見返したくなる、ということは、それほど素晴らしい作品だった、ってわけだ。

男女の始まりから終わりまでを追った物語。
ライアンかっこいいー!っと浅はかな理由でこの作品に手を出してはいけない。精神状態が安定している時でないと、この映画は見てはいけない。私と約束してください。それほど、ブルーバレンタインってのは、しんどいストーリーなのだ。

医学生のシンディーは複雑な家庭

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ノッティングヒルの恋人 天秤にはかけられない幸せ

ノッティングヒルの恋人 天秤にはかけられない幸せ

こちらも、1月号のPOPEYEを読んで気になっていた作品。

歩きながら話す、という恋愛映画において重要なシーン。
カフェでお互い向かい合わせでもなく、車内で密室の中でもなく、公共の場で、しかし、2人並んで歩くことで、特別な空間が生まれる。歩きながら話す、ということは、恋が生まれるきっかけになる。夜は、特に。
このシーン観たさに、ネトフリで視聴した、といっても過言ではない。

※ここから、ネタバレ

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ビューティーインサイド 見た目と中身、大切なのはどちらか

ビューティーインサイド 見た目と中身、大切なのはどちらか

映画館で本作を観、先日2度目の鑑賞。ネトフリのいいところは、昔出会った作品と簡単に再会できる点にある。
朝目覚めると姿が変わってしまう男性と、美しい女性との、恋愛物語。
主人公ウジンは、18歳から毎日違う姿の自分と共に生活をしている。性別、国籍、年齢は、様々。イケメンになったり、威厳のあるおじさんになったり、美女になったり、子どもになったり。
そんな彼が、家具店のスタッフ、イスに一目惚れする、、、

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