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日本でのコロナ治療薬の開発と認可は着々と進んでいる
塩野義製薬のコロナ治療薬「ゾコーバ」の治験が上手くいってきていて緊急承認もあり得ると厚労省が発表しました。
今のところアメリカの薬に頼っているコロナ治療薬ですが、国産での開発が最終段階に進み国産の飲み薬でのコロナ治療薬として認可される可能性が高そうです。
ゾコーバは当然ながらコロナウィルスへの治療効果…特にオミクロン株に特徴的な症状5つを消失させる効果があります。
ウィルスの増加を防ぐ効果があるとされています。
なので軽症・中等症の人にとても大きな効果を発揮してくれるでしょう。
体内に入ったウィルスが「これから増えるぞー!」ってところに戦士(ゾコーバ)を送り込んで7日前後 戦って全滅させるイメージですね。
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5つの症状とは
咳、喉の痛み、鼻水・鼻づまり、けん怠感、発熱・熱っぽさ
のこと。
治験では1日1回5日間の投与だったそうです。
すでに国内1800人の軽・中等症の治験データを得ていて効果が確認されているとの事。
※1800人には偽薬内服も含んでいます。
偽薬とは恐らくビタミン剤など身体に害がない栄養剤か何かです。あえて偽薬服用を織り交ぜることでより正確なデータが取れることは医学界では常識です。
このことから厚労省も認可の動きを加速させるつもりのようです。
投与を始めて4日目の段階でウイルスの量が大きく減少したほか、重篤な副作用はなかったとしています。
3日くらいで戦士(ゾコーバ)が優勢になり4日目からどんどん敵(コロナウィルス)の数を減らしていったということですね。
ただ気になるのは重篤な副作用はなかったという言い方です。
副作用がないとは言っていません。
※副作用は副反応とは全くの別物です。副作用は薬のデメリット。副反応はワクチンによる抗体(コロナから身体を守る盾役の防御型戦士)を育成している状態のことを指します。
妊娠している女性の胎児に影響が出る可能性なども示唆されています。
さすがによほどの事情がない限り妊娠女性が治験をする訳にはいかないですからね。
また他の薬のとの飲み合わせも新薬の承認を遅らせる大きな原因の1つです。
ゾコーバ自体を身体に投与することに問題がなくとも、飲み合わせが悪い薬、他のとある薬との相性が悪くゾコーバの効果自体が薄れてしまう可能性など一つ一つ検証していかなければならないので大変です。
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ですが先月上記のような懸念点が提出され今月になって厚労省の緊急承認の流れになったということは大分マイナス要素が薄れてきて実用化すべきとの流れになったことなのでしょう。
それ自体はとても良いことです。
ワクチンも薬も実用化されて実際に服用されてから気づくことも出てきます。
それはもう仕方のないことです。
最初の一歩を踏み出さなければ何も進みません。
いずれワクチンにも副反応は少ないけれど効果は高いという より良質の物が出てくるでしょうし、内服薬の効果が出るまでの時間も早くなっていくでしょう。
コロナ治療薬の国産化、ぜひ成功させてほしいものですね。
今回はこんなところでノシ
メルカ
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