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読書

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読み終えた本を紹介していきます。専門書が多くなるかもしれませんが、小説やラノベなども含めた自分が読んだ本を載せていきたいです。
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【読書】【公認心理師】「エビデンスに基づく認知行動療法スーパービジョン・マニュアル」を読んで

【読書】【公認心理師】「エビデンスに基づく認知行動療法スーパービジョン・マニュアル」を読んで

今日は読んだ本の紹介です。「エビデンスに基づく認知行動療法スーパービジョン・マニュアル」という本。
タイトルの通り、認知行動療法のスーパービジョンについての専門書になります。
認知行動療法やカウンセリングに関する本はたくさん出ていますが、これまでスーパービジョンにしっかりと焦点を当てた本というのはあまりなかったのではないでしょうか(わたしが知らないだけかもしれませんが)。また、「エビデンスに基づく

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【読書】「自分でできる子に育つ最高の言葉かけ」を読んで

【読書】「自分でできる子に育つ最高の言葉かけ」を読んで

今日は読み終わった本の紹介です。「自分でできる子に育つ最高の言葉かけ」という本を読みました。ゆっくりと読み進めて、だいたい10日間くらいで読み終わりました。タイトルの通り、子供に対する言葉のかけ方、子どもとの接し方を中心に書かれていますが、日常生活での会話や営業やクライエントとの会話など、さまざまな場面で応用できそうな内容だと感じました。

この本の中で書かれている会話を「リッチトーク」と読んで、

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【読書】「10歳からのプロジェクトマネジメント」を読んで

【読書】「10歳からのプロジェクトマネジメント」を読んで

今日は読み終わった本の紹介です。
「10歳からのプロジェクトマネジメント」という小学生向けの本で、こっそり本棚に置いて娘にも読んでもらおうと思って購入した本です。

プロジェクトマネジメントという今風の名前で少し小難しそうに感じていましたが、要は計画をどう立てていくのか、どうやって進めていくのかを、いくつかの漫画を通してわかりやすく説明してくれています。

この本のミソとなる部分は漫画と漫画の間に

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【読書】【公認心理師】「学校でフル活用する認知行動療法」を読んで

【読書】【公認心理師】「学校でフル活用する認知行動療法」を読んで

今日は読了した本の紹介です。「学校でフル活用する認知行動療法」と言う本で、神村栄一先生が書かれた本になります。
前回に引き続き、少し専門的な本になりますが、前回のものと違ってかなり読みやすく、専門用語もほとんどない日常生活での言葉で書かれているので、すんなりと頭に入ってきます。

この本はタイトルの通り、学校で認知行動療法を使うとどんな感じになるのか、と言う視点で書かれています。具体的には、教育相

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【読書】【公認心理師】不登校の認知行動療法 セラピストマニュアルを読んで

【読書】【公認心理師】不登校の認知行動療法 セラピストマニュアルを読んで

今日は読み終わった本の感想です。「不登校の認知行動療法 セラピストマニュアル」という本を読み終わりました。
認知行動療法を用いた不登校の子供やその家族に対する支援のマニュアルなので、完全に専門書になります。
保護者の方向けには、「不登校の認知行動療法 保護者向けワークブック」が発売されているので、気になる方はそちらも見ていただけたらいいのかなと思います。

本書の内容は、書いてある通りセラピストへ

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「新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」を読んでみた

「新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」を読んでみた

今日は今まで読んだことのないジャンルの本を読んでみました。マンガになっていますが、マーケティングについての本です。妻が仕事関係の人に紹介された本の一冊で、マンガだからわかりやすいよと貸してくれました。

正直マーケティングなんて、言葉こそ知っているけれど全く何かは知りません。そんな全くの初心者でもすらすらと読むことができました。マーケティングのキモというか、中心というか、肝心な部分はよくわかった気

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カント入門を読んで

カント入門を読んで

年末に倫理の話題が出てからもうすぐひと月が経とうとしていますが、その時結局倫理ってなんだろうという疑問が湧き色々と本を買ってしまいました。その中の一つがこのカント入門です。
これはカント哲学の入門書ですが、この中にカントの倫理学も含まれています。哲学をあまりよくわかっていないので、カント哲学がどのようなものなのかは全体を見通してはわかりませんが、「理性への批判」を様々な形で行っているのがカント哲学

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「バレット博士の脳科学教室71/2章」を読んで

「バレット博士の脳科学教室71/2章」を読んで

今日は読書の感想です。

「バレット博士の脳科学教室71/2章」をやっと読了しました。8月末に買ってずっと積読状態だったのですが、この年末年始に読み進め、とうとう読み終えたのです。

この本で一番興味深かったのは、脳の役割を「身体予算の管理」だととらえているところです。環境との相互作用やコミュニケーション、想像力など、そういったものをこの身体予算の管理と関係づけ説明されているのがすごく興味深かった

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