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#生き方
ボクは幼稚なおもちゃで遊びたい、ペルソナとシャドウ
その人は幼い頃、好きな物を否定されました。
大好きなヒーローのおもちゃが欲しい、と言った時父親は、
「そんな幼稚な物が欲しいだなんて、恥ずかしい。」と言い、
その後延々と、ヒーローのおもちゃがどんなに幼稚で、どんなに役にたたない物か、
それを欲しいと思うことが、どれ程恥ずかしい事か、
嫌と言うほど、聞かされました。
聞かされた、と言うよりも、なじられました。
父親は何も買ってくれない訳ではあり
君は恥ずかしい存在なんかじゃない
もう15年程前になります。
私は当時、東京に住んでおり、事業に失敗して経済的にも精神的にも、どん底の状態にありました。
結果としては、この時のいわゆる、底打ち体験、があったから、自分と向き合うことが出来、
長く背負って歩いた、生きづらさ、を背中から降ろすことが出来た、と今は思っていますが、
当時は、苦しさの最中に在りました。
そんな時、同じく苦しみの最中でもがいている一人の男性と出会いま
負の連鎖を断つことでは無く、生きづらさを手放すことが主眼
機能不全家庭の親は、心の中に、確かな【自分】という意識、が育っていません。
自己不在なのです。
確かな【自分】という意識は、幼少期に親から、肯定的に受け入れられることで育ちます。
自己不在の親は、かつて親から否定、拒絶されながら育った経緯があります。
だから、【自分】が育たなかったのです。
【自分】は、心の核であり、その人の人生の主役です。
心の核が満足に育っていないのですから、情緒は
孤独を恐れ誰かにしがみつくことで、もっと寂しくなっていないか
「人は一人では生きて行けない」
この言葉は、レイモンド・チャンドラー作のハードボイルド小説に出てくる私立探偵”フィリップ・マーロウ”のセリフです。
色んな人が引用した言葉で、もはや一度も耳にしたことが無い人はいないのではないか、と思うぐらいです。
色んな人に、色んな解釈で、色んな使われ方をするうちに、言葉はひとり歩きする様になります。
使い方も、解釈も、十人十色、人それぞれで構わないと思いま
この世の矛盾を嘆く人
眩い光が何かを照らせば、そこには必ず深い影が現れます。
光と影は表裏一体です。
母ライオンは子ライオンに狩りの仕方を教えるそうです。
母ライオンが自分で狩りをすれば、たちどころに仕留める事が出来る子鹿を見つけると、母ライオンは手を出さず、子ライオンに狩りをさせます。
子ライオンに狩りの訓練をさせる訳です。
ライオンに光りを当てると、子ライオンが大自然で生き抜く為の手ほどきをする母ライオン