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P.S 摂食障害に悩むパートナーやご家族をお持ちの方へ

あとがきです。

もし、
大切な人が
「死にたい」と口にした時、
それは
「死にたい」
が本音じゃないかもしれません。

「死にたいとまでは
思っていないけど、
生きているのも辛い」
なのかもしれません。

それが上手く言語化できなくて
「死にたい」と
言葉にしているのかもしれません。

だけど
「死にたい」と口にするくらい
その心は今、
とってもとっても辛い状態です。

「死にたい」のは
嘘でもないし、本当でもない。
そう思います。

そして、
「死にたい」と同じくらい
「普通に生きたい」と
願っています。

食べたら太ってしまうと
怯えることなく、
太ったら価値がなくなってしまうと
怯えることなく、
普通にランチのセットを完食したり、
ご飯を茶碗一杯食べたり、
食べたいものを素直に選んで、
好きなものを食べれるようになりたいと。

みんなにとっては
悩みになることすらない、
平凡で当たり前のことかもしれません。
何を悩むんだ?
と思うかもしれません。

だけど、
この当たり前のことが
私たちには難しいことです。

上手くやりたいと思うほど
上手くできない。

昔は
当たり前にできてたことでした。
だからこそ
余計に歯痒く
辛いのかもしれません。


だけど、それ以上に
当たり前にできた時の
幸せを知っています。

普通に食べれただけで
とっても嬉しくて
幸せなのです。

変なことを言う時もありますが、
「普通に生きる」ことができたら、
それだけで幸せです。
普通に食べられるようになったら
とっても幸せです。

「死にたい」は
「普通に生きたい」という叫び。
「楽しく生きていたい」
「幸せに生きたい」という願いです。

どうか、諦めず
辛い気持ちに
寄り添ってあげてください。
勇気を与えてあげてください。

「死にたい」と
口にできるということは
あなたを
信じているということだから。
あなたを
愛しているということだから。


泣き虫 パン子

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