泣き虫 パン子

Instagramで旦那さんと一緒に『ボクの奥さん、摂食障害』という漫画を描いています。 ここではパン子個人の趣味である、物書きをしています。空や花、自然、旅が大好きです。 漫画はこちら→ https://www.instagram.com/nakimushi_panco/

泣き虫 パン子

Instagramで旦那さんと一緒に『ボクの奥さん、摂食障害』という漫画を描いています。 ここではパン子個人の趣味である、物書きをしています。空や花、自然、旅が大好きです。 漫画はこちら→ https://www.instagram.com/nakimushi_panco/

マガジン

  • 摂食障害の人の力になりたい

    摂食障害のあれこれをそれなにり経験したからこそ、「摂食障害に悩む人の力になりたい」とはじめました。誰かの何かになれたら幸いです。摂食障害以外にも、心で疲れている人の力になれますように。 補足:はじめたばかりなので、思いついたことから、試行錯誤しながら、カタチにしていきます。

  • panco diary

    日記のような詩のような、たぶん日記です。

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  • 夫婦の旅diary

  • Letter 〜難しく生きていたあの頃の私へ〜

    ラクに生きれる考え方があったのに、 困難な道の上を歩き続けて 疲れ果ててしまったあの頃の私。 今になって 「あ〜こう考えればよかったんだ!」 と気づくことがたくさんあります。 日常のことはもちろん、仕事、恋愛、家族。 そして病気のこと…。 冷静になると分かることも 悩みの最中にいるとなかなか難しいものです。 そして、 今はラクな生き方ができていたとしても 過去も今もおんなじ私。 また繰り返すかもしれません。 そこで、あの頃の私へ。 少し成長した未来の私から お手紙を書くことにしました。 また、迷ってしまわないように。 もう少しラクに生きていけるように。 「あの頃」の私と 似た状況にいる方にも この手紙が届くと嬉しいです。

最近の記事

  • 固定された記事

30歳、OL摂食障害~苦しい。だけど私、病気になってよかった~

全部がひとつにつながる時がある。 ピタッと 人生の問いが解けたようなあの瞬間。 私のこたえは 『ゼロ』だった。  序章 幸せになりたいのか、 不幸にはなりたくないのか。 お金持ちになりたいのか、 貧乏にはなりたくないのか。 目的はよく分からないけど、 いつもどこか未来が不安だった。 だから、 正体の分からない、 その不安を解消するような 生き方をしてきた。 思い返せば。 私の人生、 ストイックな性格のおかげか、 だいたいなんでも 平均以上になれた。 小学校の

    • 不妊治療と摂食障害、今感じている素直な気持ち。

      4月6日の つぶやき日記です。 今日は 摂食障害を抱えながら 不妊治療をしている、 今の素直な気持ちを 書きたいと思います。 不妊治療専門の病院に行き出して、 半年くらいが経ちました。 私は20代後半から 仕事のストレスで生理が止まり、 30歳で摂食障害になりました。 それまでは産婦人科で 生理がくる薬をもらい、 服用していたんです。 しかし、 摂食障害になって 体重が30kg台に激減。 体の負担を考えて約1年、 薬を飲むのを辞めていました。 そして、31歳で結婚。

      • 老い。

        「夏子さん、全然シワないわよね。 本当若いわ〜。」 「そう?ありがとう。 でも、若いのは顔だけで、 体はガタガタよ〜。」 カフェで本を読んでいると、 二人組の女性の会話が 聞こえてきた。 耳に入る声、 ぼんやり視界に入る 洋服の感じからは、 70代の印象を受けた。 でも、 ご本人も肯定しているくらいだ。 きっとお顔は すごく若く見えるんだろうな。 もしかしたら 50代後半に見えるかも? 凝視したい気持ちを抑え、 背伸びをする振りをして 横目で右の方を見た。 あれ

        • 『30歳、OL摂食障害』があなたに届きますように

          先日投稿した、 「30歳、OL摂食障害 ~苦しい。だけど私、 病気になってよかった~」。 この作品を 誰に向けて書いたのか、 どんな人に 読んで欲しいのか。 その肝心な部分を、 作品の最後の章に 綴っていたので、 春の写真とともに 下記に抜粋します。 ~最後に伝えたいこと~ ―――――――――――――――――――― DEAR 作品に出逢ってくださった皆さまへ note創作大賞関係者の皆さまへ 摂食障害に悩むあなたへ 摂食障害の家族を抱えるあなたへ 摂食障害かもしれない

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        30歳、OL摂食障害~苦しい。だけど私、病気になってよかった~

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        • 摂食障害の人の力になりたい
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        • Letter 〜難しく生きていたあの頃の私へ〜
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        記事

          Valentine Sky

          ふわり、雪。 ふわり、幸。 執筆が終わって、 久しぶりのお出かけは ゆき日和。 空と雪はお似合い。 雲色だからかな。 雪と雲、字も似てる。 水色と白。 好きな色。 朝つくった雪だるま。 翌日。 あら、可愛い。 溶ける姿も可愛く思えた。 溶けても愛を感じた。 溶けても悲しくない。 きっと今、健康だ。 ラーメンを食べた。 餃子もチャーハンも食べた。 私にとっては、健康だ。 太ったけどいいや。 あなたがこんなに笑ってくれるんだもん。 周りになにか言われてもいいや。

          NOTE創作大賞の執筆を終えて〜ありがとう〜

          今の気持ちを忘れないよう、綴ります。 「あなた」を救いたい。 そう思い書きはじめた、 『30歳、OL摂食障害 ~苦しい。だけど私、 病気になってよかった~』。 https://note.com/maindishsky/n/n7b29c4d3f0d8 書き終えた今、1番に思うこと。 それは 自分の書いた言葉で 救われたのは、 何より「自分の心」だということです。 書くとどんどん分かってくるんです。 本当の自分の気持ちが。 書くとどんどん繋がっていくんです。 あの日の

          NOTE創作大賞の執筆を終えて〜ありがとう〜

          花嫁になるあなたへ

          杏子ちゃん、 私はずっと願っていました。 いつか杏子ちゃんに 本当に心を許せる人、 自分をよく見せようと 強がることなく そのままの自分を見せれる人が 現れることを。 そして、純粋で素直なその心を まるごと「可愛い」と 愛してくれる人が現れることを。 覚えていますか? 2020年3月の吉祥寺。 いつも太陽のような笑顔で 私の心を 明るく照らしてくれるあなたが 「自分のことが嫌い」と 何度も口にし、 人生に悲観的になっていましたね。 ひとり東京に来て 10年という月

          花嫁になるあなたへ

          P.S 摂食障害に悩むパートナーやご家族をお持ちの方へ

          あとがきです。 もし、 大切な人が 「死にたい」と口にした時、 それは 「死にたい」 が本音じゃないかもしれません。 「死にたいとまでは 思っていないけど、 生きているのも辛い」 なのかもしれません。 それが上手く言語化できなくて 「死にたい」と 言葉にしているのかもしれません。 だけど 「死にたい」と口にするくらい その心は今、 とってもとっても辛い状態です。 「死にたい」のは 嘘でもないし、本当でもない。 そう思います。 そして、 「死にたい」と同じくらい 「

          P.S 摂食障害に悩むパートナーやご家族をお持ちの方へ

          「死にたい」とまでは思わないけど、生きていたくもない。

          たまに どうしようもなくなる時がある。 どんなに調子が良い日々が 続いていたとしても。 それは突然、やってくる。 上手く食べられなくなる。 お腹が減っているのに食べるのを我慢したり、 お腹がいっぱいなのに食べ続けたり。 自分が嫌いになる。 自分がブスでブタで どうしようもない人間だと思う。 少しずつ身につけてきた 自信が ポロポロとはがれていく。 ついさっきまで ❛このままの私でいいんだ❜ そう思えていたのに。 昨日あんなに楽しかったのに、 あなたとたくさん笑っ

          「死にたい」とまでは思わないけど、生きていたくもない。

          つらつら紅葉の旅日記、day4。あとがき。〜地底探検ミュージアムと旅からのプレゼント〜

          紅葉の旅4日目、最終日(10/24(日) )。 雨→晴れ予報。 紅葉の旅を思う存分楽しんだ三日間。 最終日はもう 紅葉の旅ではありませんが…、 今日は雨を考慮して 「地底探検ミュージアム」へ! しかし。 埼玉県方面は 朝方には小降りになり、 「地底探検ミュージアム」に着くと ピカーン!と晴れました。 「わ〜!晴れた〜!」 「ここちょうど雲がないね。 空の神様、最後まで パン子たちの味方してくれたんだね」 空には小ぶりの可愛い雲。 遠くには小さく富士山が見えます。

          つらつら紅葉の旅日記、day4。あとがき。〜地底探検ミュージアムと旅からのプレゼント〜

          つらつら紅葉の旅日記、day3写真いっぱい五色沼。〜水墨の秋元湖、大幻想の五色沼、雪の吾妻小富士と浄土平〜

          紅葉の旅、3日目(10/25月)。 今日はついに待ちに待った、 五色沼です。 feat.秋元湖、吾妻小富士。 朝5時。 今季一番の寒さ。 まずは 朝日スポット「秋元湖」に向け 車を走らせます。 「霧がすごいね〜」 「ね、結構、濃いね」 視界全体が霧がかっています。 今日は本当、寒そうだなぁ。   ホッカイロを4枚貼り、 あらゆる防寒着を身につけて 朝焼けに備えます。   駐車場に着き車を降りると、 一気に全身に冷たさが巡ります。 「冷えてる〜」 「耐えれるかしら〜」

          つらつら紅葉の旅日記、day3写真いっぱい五色沼。〜水墨の秋元湖、大幻想の五色沼、雪の吾妻小富士と浄土平〜

          つらつら紅葉の旅日記、day2福島磐梯高原。〜朝焼け→猪苗代湖→磐梯山ゴールドライン→まぼろしの滝→ばや池→桧原湖→諸橋近代美術館→磐梯山噴火記念館→中津川橋→あだたら山→奥岳の湯→空の庭〜

          紅葉の旅、2日目(10/24(日) )。 今日は猪苗代・磐梯高原の旅です。 早朝。 山道を越え、福島県の 猪苗代湖まで車を走らせます。   早朝の山道は朝焼けは大好き。 山の間に雲。 雲海が広がり幻想的です。   「すごいねー!嬉しい!」 山を越えると 少しずつ景色に色もついてきて、 雲がピンク色に染まってきました。 「もうすぐ陽が昇りそうだね」 「ちょっと車止めようか」 車を降りると、 ちょうど日の出タイム。 ひらけた景色に オレンジの光が射します。 ほわっとした

          つらつら紅葉の旅日記、day2福島磐梯高原。〜朝焼け→猪苗代湖→磐梯山ゴールドライン→まぼろしの滝→ばや池→桧原湖→諸橋近代美術館→磐梯山噴火記念館→中津川橋→あだたら山→奥岳の湯→空の庭〜

          つらつら紅葉の旅日記、day1那須、旅支度を添えて。〜殺生石→鹿の湯→つつじ吊橋→恋人の聖地で彩雲→駒止の滝→瑞穂蔵→沼ッ原湿原→乙女の滝→WHITE NOTE〜

          エメラルドグリーン・コバルトブルー ターコイズブルー・エメラルドブルー パステルブルー。 自然が作り出したものとは 思えないほど美しく輝く、 神秘の湖沼「五色沼」。 ご存知でしょうか? 1888年、福島県北部にある 磐梯山が噴火。 水蒸気爆発により、 数百もの湖沼が誕生しました。 そのうちの 数十の湖沼群を 「五色沼(湖沼群)」と呼びます。 その美しさは ミシュラン・グリーンガイドの 1つ星に認定される程。 毘沙門沼・赤沼・みどろ沼・竜沼 弁天沼・るり沼・青沼・柳沼な

          つらつら紅葉の旅日記、day1那須、旅支度を添えて。〜殺生石→鹿の湯→つつじ吊橋→恋人の聖地で彩雲→駒止の滝→瑞穂蔵→沼ッ原湿原→乙女の滝→WHITE NOTE〜

          山登りで乗り越えた、「今の自分を認める」という壁 ~摂食障害、心に住むモンスターとの付き合い方~

          たまに。 とてつもない恐怖に 全身が 襲われることがあります。 どんどん 太ってしまうんじゃないかという恐怖 食べるのが止まらない恐怖 私には何もないという恐怖 一人になってしまうんじゃないかという恐怖。 反動、過食、喪失感。 それに伴う、希死念慮…。 自分の心のハンドルを 握れなくなるくらい、 得体も知れない感情が 湧き上がってくるのです。 私は数年前、 摂食障害と診断されました。 ピーク時は30キロ近くまで体重が減り、 骨と皮になっていく身体を 嬉しい、とさえ思って

          山登りで乗り越えた、「今の自分を認める」という壁 ~摂食障害、心に住むモンスターとの付き合い方~

          偶然にしては、運命すぎる旅6【バイバイ群馬編】〜それは尾瀬へのプロローグ、彼岸花と自然と満月〜

          不思議だけど、辿り着いた。 尾瀬のような美しい自然に。 もし。 もし、導かれている、 ということが本当にあるのなら。 そんなロマンチックなことが あるとするのなら。 背中を押して くださったのかもしれない。 「大丈夫。 キミたちなら行けるよ」 神さまが 尾瀬を諦めかけていた私たちに 尾瀬に行く勇気を与えるため、 「覚満淵」に 導いてくださったのかもしれない。 それくらい、 「覚満淵」の景色は 尾瀬に行くパワーを 与えてくれた。 もっともっと ロマンチックな

          偶然にしては、運命すぎる旅6【バイバイ群馬編】〜それは尾瀬へのプロローグ、彼岸花と自然と満月〜

          偶然にしては、運命すぎる旅5【覚満淵編】〜手繰り寄せた景色〜

          「え? ここ尾瀬やない?」 そう。そこには 昨日、本屋で見た 尾瀬の写真のような世界が 広がっていた。 軽く心が震える。 「え、昨日見た写真に すごく似てるんだけど。 尾瀬って何県?」 「いや、 もっと新潟のほうだと思うけど… 似てるね。」 「尾瀬みたいだよね!? 行ったことないけど!(笑)」 「うん。最高やん、ここ」 感動がとまらない。 緑に囲まれた中にある、 木でできた遊歩道。 本当に尾瀬っぽい。 耳男くんの両手がずっと ヒラヒラしている。 「やばい。

          偶然にしては、運命すぎる旅5【覚満淵編】〜手繰り寄せた景色〜