自分が先手、戦型は中飛車対向かい飛車の相振り。 本譜は▲44銀と攻めていったが、△同銀▲同歩△同飛▲45歩△24飛と進んでいたらこちらも攻めの継続が難しかった。 ここは落ち着いて▲46銀とすべきで、以下△26飛▲27歩△22飛▲65歩△同歩▲35銀△66歩▲57飛△67歩成▲同飛△64歩▲65歩、が一例で先手有利。 本譜は▲74歩△84金▲85桂と進んだが、銀を取っても相手玉がすぐに寄るわけではなく、更に相手に駒を渡しているのであまり良くなかった。 ここは▲63銀とすべき
自分が後手、戦型はダイレクト向かい飛車。 本譜は△24歩から逆棒銀の仕掛けをしたが、▲37桂~▲88角とされて銀がスムーズにさばける展開ではなくなってしまい、良くなかった。 ここは△44角とすべきで、以下▲88角△94歩▲96歩△74歩▲37桂△64歩▲68金△63金▲44角△同銀▲45歩△33銀▲48金△73桂、が一例で形勢は互角。 実戦はその後、がむしゃらに攻めていったものの的確に対応されたのち反撃を決められて負け。
自分が後手、戦型は中飛車対▲47銀型2枚銀急戦。 最近この形指していなかったので、若干定跡が怪しいがだいたいこんな感じだったと思う。 本譜は△22角と角を先逃げしたが、▲56銀とされて歩損が確定してしまいあまり良くなかった。 ここは△53銀とすべきで、以下▲34銀△22角▲25歩△64銀▲24歩△同歩▲23歩△31角▲68銀△33歩▲45銀△23金、が一例で難解な形勢。 本譜は△51飛としたが、▲66銀から駒組が続いてみると主導権が相手にありこちらは待ちの展開になってしま
自分が後手、戦型は中飛車対向かい飛車の相振り。 本譜は△85同歩としたが、そこで▲17香と手を戻されていたら相手からもいつでも▲85桂から攻め合える形なので少し相手ペースだったかもしれない。 ここは△15香とすべきで、以下▲84歩△18歩成▲同香△17歩▲同香△同香成▲同桂△88歩▲同飛△16歩▲83香△92玉、が一例で後手微有利。 本譜は△28と、とした。と金を捨てるのは惜しいが、攻めをスピードアップさせて攻め合い勝ちを目指したつもりだった。 だが、29の桂が残っている
自分が後手、戦型は相中飛車。 端から仕掛けることが出来、図①の局面は後手がペースを握っている。 本譜は△25飛としたが、素直に▲同飛△同桂▲21飛と対応されていたら本譜と比べて香が攻めに参加していないため難解な形勢だった。 ここは△14同香とすべきで、以下▲15歩△73桂▲13角成△85桂▲22馬△87飛▲79金△67飛成▲14歩△66龍▲13歩成△56龍、が一例で後手有利。 対局中は手順中の△73桂が何故か見えず、この順に踏み込めなかった。 本譜は自玉に詰みなしと読んで
自分が先手、戦型は中飛車対中住まい。 ここまでは互角の形勢。 本譜は▲44歩としたが、△55歩▲67銀△41飛と進められたらこちらの駒が抑え込まれ気味であまり良くなかった。 ここは▲55歩とすべきで、以下△45銀▲同銀△同桂▲46歩△57歩▲68金△58銀▲同金上△同歩成▲同金△49金▲36銀打、が一例で難解な形勢。 少し形勢を損ねてしまっていたが、実戦の順は44の歩が残る展開になりこちらも攻める形が出来たので勝負形になった。 本譜は▲36飛としたが、そこで△34香と打た
自分が後手、戦型は中飛車対居飛車5筋対抗形。 本譜は△25飛から大駒総交換になったが、相手の囲いもしっかりしているため、駒損している分不利な分かれになってしまった。 ここは△56歩とすべきで、以下▲46銀△25飛▲同飛△77角成▲同桂△25歩▲21歩成△38角▲23角△51金左▲34角成△47角成、が一例で難解な形勢。 本譜は△74角と合わせたが、▲同角△同歩▲86桂と進み、伸ばした歩を狙われてあまり良くなかった。 ここは△19龍とすべきで、以下▲11飛成には△74香があ
自分が後手、戦型は中飛車対超速2枚銀。 本譜は単に△38飛としたが、▲33歩成と桂を取る猶予を与えているのであまり良くなかった。 ここは△58歩とすべきで、以下▲31と△同金▲57銀△59歩成▲同金△39飛▲48銀打△56歩、が一例で後手有利。 歩切れの相手に歩を渡すので指しづらいと思ったが、底歩を打ってくれたらまた歩切れだし、先手で攻め続けることで手番を握れるのも大きい。 本譜は△65歩▲同銀△66歩としたが、そこで▲56歩と我慢されていたら、なかなか簡単に攻めを継続さ
自分が先手、戦型は中飛車対後手超速持久戦。 本譜は▲93角成としたが、△86飛とぶつけられてみるとあまり1手としての価値がなく、あまり良くなかった。 ここは▲15歩とすべきで、以下△同歩▲18香打△14香▲25銀△13銀▲14銀△同銀▲17香打、が一例で先手微有利。 実戦はその後、端攻めを狙っていったのだが、先ほどの手順に比べて自陣に飛車を打ち込まれた状態であったため相手からの反撃もきつくなってしまった。 最後は王手に対する玉の逃げ方の二択で間違ってしまい、負けてしまった
自分が後手、戦型は中飛車対超速2枚銀。 本譜は△33銀とした。相手の飛車は歩で取りきりたい、と思っていたのでそれまではなるべく駒交換はしない方が良いと思っての指し手だったが、ここは△55同銀~△27銀と飛車を取った方が良かった。 本譜は△45馬としたが、この手自体が次の狙いに乏しいのであまり良くなかった。 ここは△28飛とすべきで、以下▲29歩△同飛成▲95歩△57歩▲68金寄△56桂▲94歩△92歩▲22飛△68桂成▲同金△31金、が一例で後手優勢。 本譜は△62馬と
自分が後手、戦型はダイレクト向かい飛車からの逆棒銀。 本譜は△25銀としたが、▲33角成△同桂の形にされて将来的に桂頭から反撃される形にされてしまいあまり良くなかった。 ここは△66角と先にとっておいた方が良かった。 これは、桂頭が狙われないというのに加え、▲65歩の1手を指さないと再び▲77角から飛車のコビンを攻めることが出来ない、というのも大きい。 本譜は△44角としたが、そこで▲23歩△同飛▲44角△同歩▲41角とされていたらこちらが苦しい展開だった。 ここは強く△
自分が先手、戦型は相中飛車。 本譜は▲85歩としたが、この瞬間が少し甘く、相手に△56歩と反撃のチャンスを与えてしまっているため、あまり良くなかった。 ここは▲93同香成とすべきで、以下△同桂▲56歩△同銀▲94歩△85桂▲33角成△同桂▲84銀△87歩▲98飛△97歩▲83歩△71玉▲58飛△57歩▲48飛△94香▲75歩△67銀不成▲74歩△同歩▲82歩成△同玉▲93角△92玉▲73歩、が一例で先手有利。 先手の攻め駒の数的に結構ギリギリの攻めではあるが、どこかのタイミ
自分が後手、戦型はダイレクト向かい飛車。 序盤相手がこちらの逆棒銀を警戒する駒組をしてきたので、じっくりした展開に。 本譜は△61金としたが、後に木村美濃に組み替えたことを考えると金引きは1手パスになってしまった。 本譜は△62金左としたが、少し大人しすぎたし、その後の金冠への組み換えをした手がかなり危険な手だったためそこで将棋が終わっていてもおかしくなかった。 ここは△24歩とすべきで、以下▲95歩△同歩▲24歩△同飛▲94歩△33桂▲95香△92歩▲27歩△35歩、が
自分が先手、戦型は中飛車対超速持久戦。 この局面、直感的には▲54飛から▲43銀で良さそうだと思ったが、△23玉▲54銀成△36歩の時に何を指していいかわからず踏み込めなかった。 しかし、やはり直感は正しく、踏み込むべきだった。 先ほどの手順の△36歩の時に▲43金と絡んでいくのが良い手。 以下、△37歩成▲同金△35歩▲44成銀△同金▲同金△34銀▲36歩、が一例で先手有利。 本譜の▲53歩でもまだ勝ちではあったが、玉を上に逃がす攻めなのでミスが起こる可能性が上がってし
自分が後手、戦型は中飛車対超速2枚銀。 ここまではまずまずの展開。 本譜は△74歩とした。これは次に△73桂としてから△84桂の設置を狙ったものだが、少し手数がかかってしまいその間に相手に動かれてしまったのであまり良くなかった。 ここは△84桂とすべきで、以下▲85銀△74銀▲84銀△同歩▲75桂△65歩▲63桂成△同銀上▲77銀△64桂、が一例で後手有利。 本譜は角が間接的に飛車に睨まれている状況が嫌で、△26角としてしまったが、完全に1手パスだし、意味のない手だった。
自分が先手、戦型は相振り飛車で、中飛車→▲66角型向かい飛車対三間飛車→向かい飛車。 本譜は▲68金としたが、ここは桂を持ち駒にしたことを活かして▲84歩から攻めた方が良かった。 以下、△同歩▲96桂△61玉▲94歩△64香▲93歩成△同桂▲48角△54歩▲84桂△83歩▲94歩、が一例で先手微有利。 難しい局面が続いていたが、この局面は実はチャンスを迎えていた。 チャンスを逃さない1手が▲83歩成。以下、△61玉▲19香△25龍▲92と△46歩▲同角△55歩▲89飛、が