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中飛車対超速2枚銀

自分が後手、戦型は中飛車対超速2枚銀。

図①、41手目▲55銀まで

本譜は△33銀とした。相手の飛車は歩で取りきりたい、と思っていたのでそれまではなるべく駒交換はしない方が良いと思っての指し手だったが、ここは△55同銀~△27銀と飛車を取った方が良かった。

図②、59手目▲37同歩まで

本譜は△45馬としたが、この手自体が次の狙いに乏しいのであまり良くなかった。
ここは△28飛とすべきで、以下▲29歩△同飛成▲95歩△57歩▲68金寄△56桂▲94歩△92歩▲22飛△68桂成▲同金△31金、が一例で後手優勢。

図③、91手目▲54金まで

本譜は△62馬としたが、その後▲53歩から攻められた時に駒の当たりがきつくなってしまった部分があるのであまり良くなかった。
ここは△74馬とした方が良かった。以下、▲53歩△62金▲51龍△61金打▲42龍△68と▲64金△78と▲同金△69銀▲74金△78銀不成▲同玉△28龍▲48歩△74歩、が一例で後手優勢。ただ、一直線で勝つような変化ではないため丁寧な指し手が求められる。

実戦はその後、攻め合いを狙ったが上手くいかず逆転。そのまま負けてしまった。

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