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相中飛車

自分が後手、戦型は相中飛車。

図①、53手目▲14歩まで

端から仕掛けることが出来、図①の局面は後手がペースを握っている。
本譜は△25飛としたが、素直に▲同飛△同桂▲21飛と対応されていたら本譜と比べて香が攻めに参加していないため難解な形勢だった。
ここは△14同香とすべきで、以下▲15歩△73桂▲13角成△85桂▲22馬△87飛▲79金△67飛成▲14歩△66龍▲13歩成△56龍、が一例で後手有利。
対局中は手順中の△73桂が何故か見えず、この順に踏み込めなかった。

図②、83手目▲36玉まで

本譜は自玉に詰みなしと読んで△58飛成としたが、それは間違いで負けになっていた。
手順としては▲72歩成△同玉▲73歩△同銀▲61銀△82玉▲73桂成△同玉▲72金△64玉▲65香△53玉▲52銀成△同玉▲41銀△42玉▲52金△33玉▲25桂、まで。
ここは△73桂と手を戻せば、自玉は安泰で相手玉は受けても1手1手なので勝ちだった。

図③、95手目▲25玉まで

本譜は△47龍としたが、相手玉の詰みを全く読まずにノータイムで指してよい手ではなかった。
ここは当然△36角から詰ましに行くべきで、以下▲24玉△33銀▲23玉△22金▲同飛成△同銀▲34玉△33歩▲24玉△23飛、まで。

実戦はその後、相手の王手に対して逃げ間違って自玉が詰んでしまい負けてしまった。
とはいえ、2回自玉の詰みを、1回相手玉の詰みを読めていないのだから負けて当然。この対局を戒めとして、終盤力の向上に努めていきたい。

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